センターから2次標準レベルの数学で勝負するなら!黄色チャートの特徴や使い方

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 最終更新日 2016年12月17日
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こんにちは。一橋大学三年の笠原です。
今回は黄チャートという参考書について、黄チャートの特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
※実際に黄チャートを使った人にインタービューをして、情報をまとめました。

◇目次◇

「黄チャート」の基本情報

黄色チャート 数学IA

新課程チャート式解法と演習数学1+A

黄色チャート 数学IIB

チャート式解法と演習数学2+B

黄色チャート 数学III

チャート式解法と演習数学3―新課程

出版社
数研出版

値段

数1+A:1,858円
数2+B:2,084円
数3:1,922円

難易度
★☆☆☆☆~★★★★☆

「黄チャート」はどんな参考書か

チャートシリーズは高校生が使う数学の参考書の大半を占めるのではないかというくらい認知度の高い参考書シリーズです。チャートシリーズは用途の幅が広く、学校の授業の予習・復習、定期テスト対策、入試対策などに使うことができます。

センター数学対策について点数の取りやすい問題の解き方や勉強法を知りたい受験生は以下の記事を参考にしてみてください。

 

「黄チャート」のレベル

 

 

センターレベルが勝負になる受験生にこそ威力を発揮します

センター試験の結果で合否が大きく左右される大学を受験する方におすすめします。国公立大学やセンター利用で私立大学を受ける人も含めて、「センターが勝負!!」と考えている受験生にはぜひ黄チャートを使ってもらいたいです。

数学の基礎を固めたい受験生におすすめ

黄色チャートはどんな受験生にもおすすめできる優れた参考書です。

数学が苦手な人であれば教科書の内容が理解でき、数学が得意な人であれば基本事項の確認をして学力を伸ばす土台を作ることができます。

東大などの難関大対策には少し易しい

黄色チャートは東大や一橋、早慶などの難関大の対策には少し簡単すぎます。基本的な問題が多く、単純に公式を使って解く問題や掲載問題などが数多く載っています。

難関大の入試はもう一歩難しい、複数の公式を使わなければ解けない問題や公式を証明するような問題が出題されるので、黄チャートではカバーしきれないでしょう。

難関私立や上位国公立を受験する受験生は青チャートや赤チャートがおすすめです。

青チャートや赤チャートとの違い

チャート式の参考書はレベル別に色分けされていて、レベルの高い順から「赤>青>黄>白」となっています。黄チャートは2番目に易しい参考書ですが、扱われている問題のレベルは教科書レベルのものから入試問題と多岐にわたるので、全ての問題が易しいわけではなく、段階を踏んで学力を伸ばすことができます。

「黄チャート」の特徴

 

最大の特徴は圧倒的な問題数!

黄チャートの最大の特徴と言えば、その問題数です!他の問題集と比べても厚みがすごく、分野別で問題を網羅的に勉強することができます。

また分野別に分かれているので、自分な苦手な分野を徹底的に勉強できるのもポイントです!以下で詳細に特徴を見ていきましょう!

各章トビラにSELECTSTUDYと例題・コラム一覧がある

SELECTSTUDYでは下記の3つのコースが用意されています。

スタンダードコース:教科書の例題を解けるようにする
パーフェクトコース:教科書の内容を完全に理解する
センター試験コース:センター試験で出題率50%以上の問題を解く

授業の予習であればスタンダードコースを、授業の復習や定期テスト対策であればパーフェクトコースを…というような使い分けができますね。

センター試験コースはセンターで頻出されている問題だけを集めているので、センター数学の対策にもなります。また、先ほども言いましたが、黄チャート全体のレベルとしてもセンター数学を対策する上ではちょうどいいので、センター対策用の参考書としてもおすすめです。

センター数学について点数が取れるようになるための勉強法や参考書の使い方を知りたい受験生は以下の記事がおすすめです。センター対策用の参考書を黄チャート以外にも紹介していますよ!

過去問演習が大切!センター数学を対策する上で知っておきたい勉強法や参考書

例題一覧には例題の種類(3種類)とレベル(5段階)が載っています。

例題の種類は3種類

基本例題:教科書レベルの問題
重要例題:教科書であまり扱いのない問題や代表的な入試問題
補充例題:入試準備に不可欠な問題

基本問題と補充問題の間には結構レベルの差があるので、基礎が固まっていない受験生や数学が苦手な受験生はまずは無理をせずに基本例題から解いて、理解していきましょう。

例題のレベルは5段階

難易度①:教科書の例
難易度②:教科書の例題
難易度③:教科書の章末問題
難易度④:入試の基本~標準
難易度⑤:入試の標準~やや難

難易度が細かく分けられているので、自分の学力がどれくらいのものかを図るものさしにもなり、現在の学力に合わせて問題を選ぶこともできます。

コラムのページには教科書で扱われていない内容や定理・公式の使い分けといったお役立ち情報が載っているのでプラスアルファの力をつけることができます。

別冊の解答集にも必ず目を通そう!

別冊の解答集には例題の類題にあたるPRACTICEと、章末問題にあたるEXERCISEの「問題文+解答」が載っています。もちろん丁寧な解説が載っており、また必要に応じて別解や補足事項・注意事項が載っているため、しっかり読み込むことで学力が確かなものになります。

解説が少しわかりにくいのが欠点

黄チャートの欠点としては一部解説がわかりにくい部分があることです。問題数がとても多いため、解説がカバーしきれていない問題があります。黄チャートと一緒に教科書など何か公式や定理などを確認できるものを横に置いといた方がいいかもしれません。

「黄チャート」の使い方や勉強法

 

必ず「反復学習」をすること!

入試は時間との戦いです。

本番で問題を見て、解答への足掛かりをいち早く見つけ出す力を培うためには「反復学習」は欠かせません。反復学習をしないことには公式・定理や解法がしっかり身につかないので、本番で力を発揮することができません。入試本番で試験時間を1秒たりとも無駄にせず戦い抜くために、必ず「反復学習」をして公式・定理や解法を身につけてください。

1周目はPRACTICE&EXERCISEは解かずに、例題のみを解く

先ほども述べましたが、PRACTICEは例題の類題に、EXERCISEは章末問題にあたります。つまり、例題で得た知識を活用して解く問題ということです。

1周目ですることは、多くの公式・定理や解法に触れ、理解すること。この段階においては、類題や章末問題を解くことよりも、次の例題へ進んで新たな解法を学習することに注力した方が効率的です。分からない例題が出てきても固執し過ぎず、次々例題をこなしていきましょう。

2周目以降はPRACTICEにも挑戦し、例題で得た知識を活用できるか確認する

PRACTICE(類題)が解けない…となればそれは例題が理解できていないから。その場合は例題に戻る必要があります。もし、数学に対して極度の苦手意識を持っていてなかなか黄チャートを進めることができない人がいたら、「初めから始める数学(マセマ出版社)」シリーズで数学を1から理解し、数学に対する苦手意識を少しでも払拭してから取り掛かってください。苦手意識でガチガチに構えていたときには見えなかったものが見えてきます。

数学わからん、やべえ、でもセンター8割取らなきゃならこの参考書をやれ

完璧主義は捨てて、まずは進む

PRACTICEが十分に理解できたらEXERCISEにも取り組んでもらいたいですが、中には非常に難しい問題も含まれているため、解説を読んでも分からない…という事態に陥ってしまったらチェックを入れておいて一旦その問題から距離を置きましょう。

そのまま理解できない問題にかじりついていても解答への突破口が開ける確率は低いですし、貴重な時間を浪費してしまいます。後日学校や塾の先生に聞くなりしましょう。

完璧主義でいると受験勉強は辛くて苦しいばかりです。解けない問題があって当たり前。それを解けるようになれば良いに越したことはないですが、受験生にはやることがたくさんありますので、1つのことに割ける時間は限られています。

視野が狭くならないように全体を見渡し、受験生みんなに平等に与えられている時間を有効に使い、あまり気負わずに受験勉強に励んでもらえたらと思います。

センター試験や志望大学の過去問に取り組み、黄チャートで習得した知識をフル活用する!

入試本番で力を発揮するためには「実践演習」も欠かせません。時間を計りながら、黄チャートで習得した知識を総動員して問題に取り組みましょう。

模試を受けることも大いにおすすめしますが、その際には本番を想定して緊張感を持って受けに行きましょう。「模試だから…」と気軽な気持ちで受けてしまうと、せっかくの模試を有効活用できません。

試験中の時間配分など試験に関することはもちろん、持ち物・服装・会場での過ごし方などについても、本番を想定して試行錯誤をしてもらえたらと思います。

黄チャートの次に使いたい参考書

以下では黄チャートを一通り終わらせた受験生におすすめしたい参考書を紹介していきます。難関大を目指す受験生や数学を得意科目にしたい受験生は必見ですよ。

文系数学の良問プラチカ

文系数学の良問プラチカ

難関大を受験する文系は持っておきたい参考書。黄チャートを終えて基礎が固まった受験生が応用問題を勉強するのにもってこいの参考書です。入試の過去問から問題が載っていて、入試で頻出の問題だけを集めています。とても質の高い問題だけが集まっているので、応用問題に対応する力が付きますよ!

文系数学の良問プラチカに関してもっと詳しく特徴や難易度、使い方を知りたい受験生は以下の記事を読みましょう!

難関大を目指す文系の受験生におすすめの「文系数学の良問プラチカ」

大学への数学 1対1対応の演習 数Ⅲ

大学への数学 1対1対応の演習

理系の受験生はこの参考書がおすすめ!数学Ⅰ・A、Ⅱ・B、Ⅲ・Cの計6冊に分かれており、二次試験対策の参考書としておすすめです。問題数は30問ぐらいと少なめですが、数学の応用力をつけることが出来ます!

まとめ

黄チャートについて知ることが出来ましたか?

黄チャートは使い方次第ではどんな受験生にでもおすすめできる参考書なので、ぜひ受験勉強で使ってみましょう。

 

 

*この記事は数学参考書特集の記事です*

 

 

数学特集では数学を勉強する上でおすすめしたい参考書をいくつか紹介しています。

数学参考書特集の詳細はこちら >


     最終更新日 2016年12月17日20:22
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