【コラム】高3の時、私が席替えで1年中センター中央を懇願した理由
席替えって、ちょっと楽しみですよね。誰の隣になるのか、だれと同じ班になるのか、いかに気になる子と近くに座れるかなどなど、人によってドキドキするポイントも違うことでしょう。そんな席替え、私にとってもだいぶ大事でした! とくに高3生の時はなおさら。
なぜなら、
とにかく一番前の席がよかったから
です!(笑) だって一番前の席って、受験生にはいいことしかないんですよ? 今回は、多くの人が嫌がる“一番前の席”を私がずっと懇願した理由をお話しします!
理由その1:他の人が気にならない
受験期になると、どうしても焦りや不安で自分がいっぱいいっぱいになってしまうもの。そうすると、人によってはなぜか自分以外が気になってしまうんです。私はそのタイプでした。
視野のギリギリで動くページをめくる姿、ウトウトしている友達、ペンの落ちていく過程…などなど、とにかく気になって仕方ないんですよね。「自分はこんなに必死なのに…」なんて思い出すと、苦しいばかりでまったく集中できません。
けれども一番前だとそれがない! 驚くほどないんです、強いていうなら左右のお友達の動きくらい。でも、気になるとはいえ一番前の席ですから、大きなアクションを取っている人は少ないでしょう。ですから自分の世界やペースを保つちやすい環境になります。
理由その2:先生の目が常にある
「先生が常に前にいる」というのが多くの人が一番前の席を嫌がる理由。しかしそれを逆手に取ると、自分の甘えを戒めることができるのです。
疲れてウトウトしたくなったとき、問題が難しすぎて集中が切れたとき、つい勉強から心が離れますが、目の前には先生。「おーい○○、そんなんじゃ落ちるぞ」なんて万が一言われては心が持ちません。そんなプレッシャーがあったのか、私はだいぶ集中して授業を受けられました。
また、質問したいときにすぐに先生に声をかけられるというのもメリットです。これは大きな声を出したくない人や、恥ずかしがり屋さんにはおすすめ。授業終わりにさっと聞けちゃうのもポイントです。
理由その3:単純に目が悪かった
私の場合、目が悪かったのでとくにデメリットを考えず、いさぎよく一番前の真ん中の席を懇願できたんです(笑)
人間の記憶は、目が悪くなると衰えるそうです。ですから、後ろのほうで黒板が見えないと、いろいろ気になるわ、記憶は定着しないわで良いこと無し。
だったらはじめから、いさぎよく一番前に! それを止める人もいませんし、記憶力もカバーできたうえで自分の環境も作れるため、一石二鳥だったのです。
以上が私がセンター中央を懇願した理由です。
物好きだなあ…、と思われた方もいるかもしれませんが、受験期の高校3年生の1年間は、どうか毎日自分のために生きてください(笑) 自分で環境を掴み、自分のコーチングを行ってあげられる余裕を持ってくださいね。そのために勉強のための環境づくりとして、席替えは大きなチャンス。ぜひ次回の席替えから挑戦してみてくださいね!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。

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