偏差値70を取った私がおすすめする現代文の参考書:早稲田上智に合格する
現代文は、成果が出るまでに一番時間がかかる科目です。できるだけ早く、苦手ならば一番はじめに手を付けてほしい科目です。私は、受験科目の中で現代文で一番苦労をしました。
最終的には独学で偏差値70は取ることができ、大学受験では早稲田大学教育学部、文化構想学部、上智大学に合格し、早稲田大学の教育学部社会学科に入学しましたが、はじめて受けた模試では偏差値35くらいだったと思います。
現代文には、①読解力、②速読力、③知識の3つが問われます。
③知識はすぐに学ぶことができますが、
①読解力と②速読力は多くの文章を読み込む必要があります。
共通テスト現代文、もしくは共通テスト国語で目標点に届かず困っている受験生はこちらの記事も役に立つと思います。
共通テスト国語にあまり時間をかけられない受験生はとにかく過去問や模試を多く解いて共通テスト形式になれる必要があります。具体的な演習の方法をご説明します。
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> 現代文はセンスじゃない!共通テスト現代文で読み方、解き方のコツを知って合格点に近付く方法
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土井万智(どいまさと)イクスタコーチ 逆転合格したい受験生専用のコンサルタント
この記事を書いた茶漉しくんは僕と早稲田大学教育学部の大学のクラスが同じで、有志の読書会をしていた雑談中にイクスタを立ち上げる話が生まれました。彼は今このイクスタのサイトを作るエンジニアをしてくれています。
早稲田の現代文で合格点を取るためには漢字・キーワードなど知識、読み方の型、さまざまなテーマの論説文の慣れが必須です。
イクスタコーチ受講生の文系の全員がこれらの教材を使ってMARCH受験者はMARCH以上に合格することができました。現代文は伸びるまで時間がかかるため、苦手な場合には死活問題になります。8月末には共通テスト・センターレベルで最低でも70%以上を取っていてください。
1.現代文の基礎知識と重要性 | 現代文の読解力、速読力、知識が問われる | 早稲田大学教育学部や上智大学に合格するための基本的な現代文のスキルが必要 | 現代文の偏差値を上げるためには、背景知識の習得が重要 | 具体的な勉強法や参考書の選び方が解説されている |
2.現代文の入門レベルの参考書 | 基礎的な読解問題の参考書が紹介されている | 入試現代文へのアクセス 基本編や田村のやさしく語る現代文が推奨 | これらの参考書を使うことで、現代文の基本をしっかりと学ぶ | 苦手な場合は、両方の参考書を使用する |
3.実践レベルの参考書と勉強法 | 入試現代文へのアクセス 発展編や現代文読解力の開発講座 | 記述問題への対応力を強化 | 実際の受験勉強の体験談や、参考書の効果的な使い方 |
本が好きな受験生は、現代文は得意な傾向があります。
いままで読んだ文章の量が、本が嫌いな受験生とは段違いに多いからです。
しかし本が嫌いな受験生は、いままでに読んだ文章の量が足りていません。
まあ、月並みな話ではありますね。
小学校から高校卒業まで国語は必須科目ですので、それなりに文を読む機会はあったはずです。
しかし、私もそのうちの一人だったのですが、学校の教科書をはじめ、ドリルなどの問題も全く解かずに大学受験まで来てしまった人もいます。
私のように読解量に不安がある受験生は、たとえ塾に通っていても、塾の教材だけではとても間に合いません。
実際に大手塾でも、早稲田に受かりたいのであれば参考書5冊分の問題は解けと言っているそうです。
(慶應は現代文がないので、私立大学の現代文で一番難しいのは早稲田になります。)
ですので、早稲田に行きたいのであれば、これから紹介する参考書を少なくとも5冊は手を付けてください。
GMARCHレベルでも、問題集3冊は仕上げたほうが良いのではないかと思います。
東大などは早稲田より難しいので、より多くの参考書をこなすよう意識して下さい。
私は試行錯誤しながら独学でやったので、参考書を8冊くらいやり込んだのではないかと思います。
背景知識を得るための現代文の参考書
まず、文章を理解するには背景知識が欠かせません。
文章題を解く前に、この3冊の参考書のうち1冊どれかを一読しておくと良いと思います。
現代文には独特の言い回しが出てきます。「形而上学」「パラドックス」などです。これら頻出の単語の意味を読み間違えてしまうだけで本文の流れがわからなくなることがあります。そのような事態を防ぐ必要があります。
「現代文キーワード読解」
「ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 」
「教養としての大学受験国語 (ちくま新書) 」
> 教養としての大学受験国語 (ちくま新書)(Amazon)
なお、「教養としての大学受験国語」の著者である石原千秋さんは、早稲田大学教育学部国語国文科の名物教授です。
早稲田大学の問題制作に関わっていると言われていますので、著書は新書の割に分量が多いですが、早稲田大学受験の際には一読しておくことをお勧めします。
現代文の読解問題入門レベルの参考書
次に、基礎レベルの簡単な読解問題の参考書を紹介します。
あまりにも現代文が苦手な場合は、2冊の参考書のうち両方やってください。
そうでもない場合はどちらか1冊を。
現代文は苦手ではないという場合はこれら入門の参考書は飛ばしてしまって大丈夫です。
「入試現代文へのアクセス 基本編 」
「田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式」
現代文の読解問題実践レベルの参考書
最後に、実践レベルの問題集を紹介します。
上にある参考書ほど簡単で、下にあるほど難しくなります。
一番下の「得点奪取現代文記述・論述対策 3訂版」は記述対策専用の問題集です。
私立大学はあまり記述問題がでませんので、大学の過去問で記述問題がでるか確認の上、取り組むかを決めてください。
「入試現代文へのアクセス 発展編 」
「現代文読解力の開発講座 」
「入試精選問題集 7 現代文」
「現代文と格闘する」
「得点奪取現代文記述・論述対策 」
> 入試精選問題集 7 現代文(河合塾シリーズ- Amazon
> 得点奪取現代文記述・論述対策 (河合塾シリーズ) - Amazon
ちなみに、私は高校2年生の8月の河合模試で、現代文の偏差値は35ほどでした。
その後に参考書に取り組み、高校3年の8月の河合模試では、偏差値70ほどでした。
現代文の勉強は、なかなか偏差値という数字に表れないし安定しないので、本当にこの勉強で良いのだろうかと不安になることがあります。
しかし、少なくとも私は、紹介した参考書のおかげで偏差値がぐっと伸びるようになりました。何か相談にのれることがあれば協力するので、コメントをお願いしますね。
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現代文から古文に困っている受験生が次に読んでほしい記事
現代文と並んで大学受験の国語として勉強が必要なのが古文です。早稲田に合格するために使ったおすすめの古文の参考書に関してのノウハウです。
参考:偏差値50だった僕が早稲田の政経に受かるために使った古文の参考書と勉強法- イクスタ
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