模試の偏差値がすべてじゃない!大学受験の必勝法は偏差値との付き合い方にあった

大学受験を意識し始めると、よく耳にしたり目にしたりする「偏差値」。自分が通う高校の偏差値、行きたい大学の偏差値、模試やテストで出される自分の偏差値などなど、そろそろ気になってくる人も多いと思います。悩まされている人も少なくないと思います。

しかし、その「偏差値」というのは本当に“ずっと考えていたほうがいいほど大切”なものなのでしょうか。今回は大学受験に向けた意識を持っているみなさんに、「偏差値」と上手に付き合うための5つのお話をしていきたいと思います!


1.偏差値って、そもそも何?

【「偏差値」から自分の立ち位置を知る】

 「偏差値」は簡単にいうと“全体の中での自分の位置を示す数字”のことです。50という数字を平均として、自分はそれよりも上か下かを見ていきます。

具体的にお話ししてみましょう。例えば、100点満点中80点をとって「偏差値50」ならば、その試験の平均点は80点ということです。そう考えると、「今回は試験が簡単だったんだな」ということが言えますね。

 逆に、100点満点中40点しかとれなかったとします。ちょっと焦りますよね。でも、その点数で「偏差値60」だったとしたら、その試験の平均点は40点よりも低く、難しかったことがわかるのです。

このように偏差値は、その試験の平均と自分の位置を把握させてくれる数字なのです。

2.模試の偏差値は気にしたほうがいいの?

【模試で出される偏差値は、「合格」に直結する数字ではない】

 模試の偏差値は“絶対に気にしたほうがいいもの”ではありません。模試で出される偏差値は、「合格」に直結する数字ではないからです。

 また、受ける模試の種類や受ける時期、受けた人数によって左右されることがあることには気を付けなければいけません。人数が多い分には問題ないと思うのですが、人数が少ない場合は平均値に正確性が見込めないのです。ほかにもいくつか理由がありますが、このことに関しては、イクスタ・文系メンターのエースさんの記事を参考にしてみてくださいね!

参考:偏差値なんて気にするな。大学受験では偏差値より大事なものがあった。

 とはいえ「偏差値」は自分の位置を示してくれるもの。自分の実力を人と比べてみたいという気持ちもあると思います。よりリアルな実力試しをしたい場合は、河合塾・東進ハイスクール・駿台予備校・代々木ゼミナールなどの大手予備校が行っているも全国的な母体数のある模試を受けましょう。

3.上手な「偏差値」との付き合い方

【“どうしても気になる数字”から課題解決力を身につける】

 繰り返しますが「偏差値」はあくまでも“全体の中での自分の位置を示す数字”。目安であることを覚えておいてください。そして平均的な成績を表すのが「偏差値50」というワードです。

 この偏差値と上手に付き合うには、まず自分のとった点数を把握することが大切です。そのうえで偏差値と向き合い、「このレベルの試験なら目標点は●●点だ」と、次回へ活かす癖付けができるようになると、自分をよい方向に導けると思います。

 点数や偏差値といった数字ばかりに目を向けて一喜一憂するだけではなく、その“どうしても気になる数字”を受けて「次にどうするかを考えられる力」を身につけましょう!

4.自分の偏差値と大学の偏差値の捉え方

【大切なのは「本番でいかに得点できるか」】

 様々な大学情報サイト、大学情報誌には大学の偏差値ランキングが載っています。低いところだと30前後、高い所だと70以上あるものが一般的ではないでしょうか。

 こうしたランキングを初めて目にしたときに、なにか一気に憧れや希望や不安や現実などなど様々の感情がこみ上げてきたりしますよね。

 しかし、ここに載っている偏差値と、試験を受けて出た自分の偏差値を単純に比べるのは、やめましょう。なぜなら、大切なのは「本番でいかに得点できるか」だからです。そのランキングに載っている偏差値に達したから合格できるわけでも、その偏差値を超えないと受験できないわけでもありません。偏差値が30だろうと、本番で合格点をとれれば合格できるのです。

 あくまでも、「偏差値」が示すものは「現在の立ち位置」。今を知るためには参考になりますが、未来を予想するための数字にはなりません。今の立ち位置に不安があるのなら、諦める前にもうひと頑張りしてみましょう。

5.自分の軸を忘れずに!

【大学選びの基準は「偏差値」だけではない! 】

 模試などの試験でみたら、「偏差値」というのは自分の立ち位置になります。しかし、「大学の偏差値」というと、どうしても“頭の良さ”といったイメージのほうが強くなってしまうものです。

 “頭の良さ”と考えると「偏差値の高い学校に行こう! 」と当然思いたくもなりますよね。それは日本が長年にわたって学歴重視の教育を行ってきたからです。一昔前は「良い大学をでて、よい会社に入って、幸せな人生を歩む」、これが決まり文句でした。

 しかし、今は決してこの文句が正解ではありません。もちろん、学歴重視の社会はまだ残っていますが、「自分がその環境でどれだけ何をするか」が人生を決めるチャンスのある時代です。ですから基準は「数字」ではなく「数字では測れない実力」になってきています。大学選びの基準は「偏差値」だけではありませんね。

 実際に、学問の分野によっては「偏差値は高くないけれど、この大学でしか勉強できない分野」が存在していたり、理系では「研究室を重視した大学選び」が推奨されています。大学受験、大学選びで大切なことは「自分が何を学びたいか」をよく知ることです。


以上、「偏差値」についてのお話でした! 「偏差値」によって自分の立ち位置を知り、自分を磨くヒントにしてください。そして、大学選びはおいては、「偏差値」に悩まされることはないことも覚えておきましょうね。

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