出願複雑すぎ...はじめての"出願校管理シート"を使った併願校の決め方
10月-11月は出願校を本格的に絞り始めるシーズンです。
「第一志望以外はどこを受験しよう。たくさんあって決められないし、どこを出すか迷ってしまう」
となっている受験生は多いはず。
イクスタコーチではこのような複雑な併願校の管理を、オリジナルの出願校管理シートで管理します。
百聞は一見にしかずということでまずはご覧ください。過去の受験生のものをご紹介します。
出願校管理シート1
出願校管理シート2
出願校管理シート3
出願校管理シート4
出願校管理シート5
大学受験で併願校を決める上で大事なポイント
大学受験で併願校を決める上で大事なポイントは以下の3つです。これらのポイントを押さえながら、自分の将来を左右する出願を9月下旬から毎週過去問を解いて採点結果と見比べながら決め始めます。
◯ 併願校の被りを避ける
◯ 予算に合わせる
◯ 浪人を避けつつ、できるだけ難しいところに合格する
まずは対象を出来るだけ広げて、あとで絞る
受験校を絞る際には、まず対象の範囲を広げてみてから、あとで絞っていきます。
学部系統や学部のテーマ、立地や難易度などを考えて、受けてもいいかもなという学部をまずはたくさんリストアップしてみます。
最終的にどことどこを組み合わせて出願するかは、過去問を解いた際の得点率によって決める必要があります。出願校を絞って確定するのは12月20日-1月10日前後でいいでしょう。
多彩な受験方式のどれを受けるかも戦略の一つ
今は1つの学部でも3−4つほどの受験形式があります。
例えば立教大学の文学部であれば、2月6日、8日、9日、12日、13日の5回の全学部統一試験、2月11日の文学部個別試験、共通テスト利用入試の7回受験が可能です。一方でこの7回全てを受験するわけにはいかないので、どの日程で文学部を受験するかは、志望度が高い他の学部と被らない日程を考慮しながら決めることになります。
このように、「一応候補になるな」という学部、日程、方式をまずは考えられるだけリストアップしてから、優先度合いと過去問での得点率をふまえて、浪人を避けつつ出来るだけ難易度の高い大学に合格できるように組み合わせていきます。
蛍雪時代11月号の付録
ご紹介してきた画像の通り、2月1日から17日ほどに集まっている日程のどこで受験するかを決めるためには、そもそもどの学部が2月何日に試験を実施するのかを把握しておく必要があります。
「大学名+入試要項」で調べれば各大学の公式の入試要項から調べることができますが、一つずつ調べるのは大変です。そこで、螢雪時代という大学受験に関する月刊誌の11月の付録としてついてくる"私立大学入試日程カレンダー"に私立大学の入試日程が地域ごとに一覧として掲載されています。
併願校をどこにするかまだ決まっていなくて私立大学を5日程以上受験することを考えているようであればこれらを利用してリストアップしていくと手間が省けて良いです。
ここまで、"出願校管理シート"をご紹介してきました。
Google Spreadsheetで作成した出願校管理シートを無料配布しているので、ご自身のSpreadsheetを作成後にコピーしてご利用ください。
出願校管理シート イクスタコーチ無料配布 .231031 - Google Spreadsheet