【倫理入門】もし早大生社会学専攻が、センター倫理の勉強を教えたら 

僕は高校生時代に倫理という科目は受けたことがありません。しかし、大学で「社会学」の勉強をするうちに倫理に触れ、学んできました。そんな中で、倫理という科目がいかなるものなのか、どういう風に勉強していけばいいのか、何を使えばラクに勉強できるのか、という高校生のみなさんが気になりそうな(笑)ことを書いていきます。 
 

人生ってロクでもねぇ

 倫理のスタートは「人生ってロクでもねぇ」 「人間ってなんなんだよ・・・」といったものからです。人生ってロクでもないから、この人生について調べたくなったり、人間がよくわからないから、人間について考察してみたりするわけです。そもそもそういう気持ちがなければ、勉強する気にはなりません。「人生サイコーッ!てかクラブいかね?」というような感じの人が、プラトンのイデア論に興味があるかっていったら興味ないでしょう。彼らは「今存在するように見えている現実が絶対に存在する」と思っているので、人生や社会の存在そもそもを疑う必要がないはずです。だって今楽しいのは事実だもん!
 映画「MATRIX」はそんないまある現実社会はどこかコンピューターに制御されている我々が見ている夢なのでは?という問いから始まります。「こんな社会は本当の社会ではない!」「本当の社会とは・・・!」というそのような世界観の中で、倫理というものが始まります。どう?面白くない?社会学を学ぶものはこういうところにワクワクするわけです(笑)
 

倫理を使う受験スタイル


 そんな倫理を使う受験スタイルは正直にいうとレアケースです。なぜなら倫理はセンター試験でしか使えないためです。
(筑波大学や中央大学の文学部などは一般試験でも受験可能)ですので、基本的には、高校倫理の勉強とは「センター試験の倫理を攻略する」ことが基本になってきます。 また倫理はセンター試験の平均点も高いため、高得点をとることが大切です。
 倫理の勉強におけるバイブル的存在「センター試験 倫理の点数が面白いほど取れる本」を使いながらお話ししていきます。 これ結構読みやすい(笑)大学生の僕でも、ちょっと勉強するときはコレ使ってます。
 倫理の点数が面白いほどとれる本

 

倫理の点数が面白いほど取れる本の特徴


 この本の特徴は3点です。
 ①問題を解くために知っておかなければならない基本事項をとことん整理
 ②基本事項だけでな、センター試験で高得点をねらうために身につけておくべき、ポイントや実践的内容までカバー
 ③センター試験の過去問のうち極上の良問を多数掲載 

とありますが、ようはこれどの参考書にも必要な条件ですね(笑) ただそれを踏まえても本当の講義を受けているかのような語り口はとても読みやすいです。 

 

勉強にするにあたって必要なポイント


 センター倫理の出題のされ方は大体決まっているようです。以下に問題文の例を示します。
 「プラトンのいう『愛(エロース)の説明』として最も適当なものを、次の①~④から1つ選べ。」
 「ヘーゲルの思想として最も適当なものを、次の①~④から1つ選べ。」
 「最澄による仏性の理解として最も適当なものを、次の①~④から1つ選べ。」・・・・・
 とありますように、「人物」+「思想」という2つの柱の組み合わせで正しいものを聞いているのです。つまり、「プラトン」と「愛(エロース)」であり、「最澄」と「仏性」なのであります。 これは世界史とは違って、世界史には「時代」と「地域」と計4つの軸で問題文が構成されるのとは大きな違いです。
ということは、勉強の際も、「誰が何をしたのか」 「誰がどんなことを言ったのか」という「人物」と「思想」の2つの柱を確認しながら勉強していけばいいということです。

 

問題集は必ず用意せよ!!


 この参考書における「良問」とは、「この著者が説明してきたことだけで解ける問題」しか載っていないので、問題には限界があります。本番の試験は、このテキストを中心に作られるわけではありませんから、問題演習を通してより深く理解できるはずです。いわゆる「赤本」センター試験過去問集を使いながら勉強していきましょう。黒本は解説があまり詳しくはありませんが、その詳しくない解説を自分で詳しく書き加えてやる気もちでやりましょう!高得点を取るならそれくらいやろう!
間違えた問題は、テキストやノートにまとめておくことで復習もしやすくなります(^◇^)

思想家ごとに出題頻度を分析!と書いてあるように、付録でこれはかなり使える!!
 

まとめ


 「センター試験 倫理の点数が面白いほど取れる本がわかりやすい!
 「人物」+「思想」という2つの柱の組み合わせで覚えよう!
 問題集は必ず用意せよ!

 

倫理に興味がある人はぜひ読んでみて!面白い本たち


・喪男の哲学史 本田透 
 偉大な思想はもてない男たちが作り出した!ブッダ、イエス、ソクラテス、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、キルケゴール、ニーチェ・・・・・・。思想史に輝く巨人たち、彼らもみんな喪男だった! 
ちょっと妄想がかかった感じですが、大まかな倫理の流れを俯瞰することができます。哲学ってなんかむつかしそ~というイメージがなくなります!とにかく笑える!

・もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら 架神恭介 
シド・ヴィシャスの生まれ変わりと囁かれる新進気鋭のパンクロッカーまなぶ。彼の前に立ちふさがる謎の宗教思想「仏教」!その教えにリアルパンクロックを見たまなぶは、恐るべき腕力を誇る老僧に導かれ、仏の道へと足を踏み入れる…。吹き荒れる暴力と悟りの果てに青年は何を見るのか。本邦初、ヴァイオレンス仏教解説!シャル・ウィ・ニルヴァーナ!!
 パンクロッカーと老僧の語りは全て読まなくていいです(笑) それ以外の仏教に関しての説明は面白く、仏教ってどんなことガクモンなんだろう?という最初の本にはいいと思います!

 

 

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