漢文が苦手でも語呂合わせで楽しく基礎をマスター!「漢文ゴロゴ」の使い方
こんにちは。イクスタ編集部です。
今回は漢文ゴロゴについて特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
※実際に漢文ゴロゴを使った人にインタービューをして、情報をまとめました。
◇目次◇
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1. 漢文ゴロゴの基本情報
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2. 漢文ゴロゴのレベル
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3. 漢文ゴロゴの特徴
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6. 漢文ゴロゴに対する疑問
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7. 最後に
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漢文ゴロゴの基本情報
出版社:スタディーカンパニー
¥972
難易度:★★★★☆
漢文ゴロゴとは?
共通テストで問われる漢文向けの参考書です。漢文の句法・ルールをはじめとした漢詩・重要漢字・語句を、"語呂合わせ"で学ぶことができます。
また、参考書に記載されているパスワードをゴロゴ.net(漢文ゴロゴのホームページ)へ入力することで、著者である板野博行先生の講義や音声をスマホからダウンロードすることが可能です。
漢文ゴロゴのレベル
漢文初心者から難関大を目指す受験生まで!
漢文初心者〜難関私立・国公立大学を狙う受験生向けの参考書です。ゴロゴ"という名からも分かるようにたくさんの語呂合わせが載っているので、初心者でも取り組みやすいと思います。
この1冊を完璧にこなすことが出来れば、大学入試における漢文知識に関しては問題ないと言えます。しかし逆を返せば、難関私立・国公立大学を狙っていない受験生には必要のない知識もあるので、自分のレベルに合わせて学習しましょう。
『漢文ゴロゴ』自体で難易度のレベル分けがされているので、自分に必要な知識を見極めて学習すれば問題ないですね!
特に共通テスト対策には最適!
漢文ゴロゴは楽しく基礎的な漢文知識を覚えられるので、漢文に苦手意識のある受験生でも楽々漢文を覚えることができます。共通テストのように基礎知識が問われる入試問題には漢文ゴロゴが最適と言えるでしょう。
共通テスト漢文対策をする上で他のおすすめ参考書や勉強法を知りたい受験生には以下の記事がおすすめです!
早稲田志望におすすめしたい参考書
漢文ゴロゴは問題演習をする参考書としては向いていません。
早稲田のような記述問題が出題される入試には漢文ゴロゴだけでなく、他の参考書で勉強する必要があります。早稲田志望の学生のために、早稲田対策になるような参考書を紹介します!
得点奪取漢文
古文が試験に出るということは、高確率で漢文が出ると思います。漢文の記述は簡単に見えて、漢文自体の読み違いや解答でトンチンカンなことを答えてしまうということがありますので、しっかりとこの参考書で練習してください。
漢文ゴロゴの特徴
続いて、漢文ゴロゴの詳しい特徴について述べていきたいと思います。
語呂合わせで楽しく学べる
これは『漢文ゴロゴ』の一番の売りですね。
句法や語句が語呂合わせで暗記できるようにイラスト付きで記載されていて、初心者にも取っ付きやすいのです。他の参考書では文章ばかりで勉強するのに飽きたり、やる気が出ないという方におすすめです。
たまに、無理矢理で覚えにくい語呂合わせもあるので自分で語呂合わせを作るのもありだと思います(笑)
短期間で学習できる仕様になっている
板野先生自身が「漢文は50時間で仕上げろ」と仰っています。その通りに『漢文ゴロゴ』は短時間で学習できるように構成されています。
板野先生の音声・映像講義が視聴できる
先程も書きましたが、参考書に記載されているパスワードをゴロゴ.net(漢文ゴロゴのホームページ)へ入力することで、著者である板野博行先生の講義や音声をスマホからダウンロードすることが可能です。
先生の講義まで付属されているなんて、こんなお得なことはないですね!
レベル分けがされている
受験する大学によって、勉強する範囲・レベルは変わってきますよね。自分に必要のないレベルを勉強しても時間が勿体ないですし、だったら他の勉強をした方が効率がいいです。
漢文ゴロゴは難易度別に分けられているので、自分のレベルに合わせて勉強することができます。
漢文ゴロゴの使い方や勉強法
次に漢文ゴロゴの使い方について紹介していきます。
"漢文ゴロゴ"は
第1章:句法編
第2章:基礎編
第3章:漢詩編
センター漢文「虎の巻」
と大きく4つに分かれています。
①自分のレベルのところまでを熟読し理解する
暗記するのにもどういうことか理解しなけれぱ覚えにくいと思います。まずは熟読しましょう。どうしてもしっくりこない・分からないところは付属されている板野先生の講義をオンラインで聴きましょう。
②他の参考書と並行して勉強する
この"漢文ゴロゴ"はあくまで暗記用なので、他の漢文問題集や過去問を並行して使うことをおすすめします。併用する参考書としておすすめなのが「漢文道場」という参考書です。以下で詳しく紹介していきます。
③音読する
問題集で間違えた句法・語句にチェックをつけ、音読して暗記しましょう。
音読というのは英語だけでなく漢文などの他の科目でも非常に効率のいい勉強法です。音読することによって耳から句法や語法を覚えることができるので、ただ見て覚えるよりも頭に残りやすく暗記がしやすいです。
漢文ゴロゴと一緒に使いたい参考書
最後に漢文ゴロゴと一緒に使ったら漢文がより勉強しやすい参考書を紹介します。
漢文道場 入門から実践まで
基礎編、錬成編、実践編の3部で構成されています。基礎編では、漢文を読解するに当たって必要となる基本的な知識の解説と練習問題、錬成編ではオリジナル問題、実践編ではよく出る入試問題が掲載されています。
特徴としては解答解説がとても親切にわかりやすく載っているため、復習がしやすいです。また、書き下ろし文、全訳も記載されています。
東進 共通テスト実戦問題集 国語〔漢文〕(東進ブックス)
出題形式別に徹底演習し、解法のポイントを身につけ、実践力を伸ばし得点を上げることができます。
解答編は、上段=解答・解説、下段=問題を解くのに必要な知識の2段組で重要項目が一目で分かります。
頻出度の高いものをたくさん演習できるので、入試直前にもってこいです。
漢文ゴロゴに対する疑問
"漢文ゴロゴ1冊で漢文完璧になるの?"
漢文ゴロゴは漢文の句法や語句を暗記することがメインに作られています。知識だけ詰め込んでも演習しなければ、実践でなかなか点数になりませんよね。
必ず他に問題集を解いて演習する必要があります。
インプットだけではなく、アウトプットをすることで知識を定着させましょう。
"漢文って高3から勉強すればいいんだよね?"
他の科目の出来具合にもよるため、それは人それぞれです。ただ基本的に50時間でマスターできるとされているので、高3から勉強しても間に合います。ただ、ほかの科目がその分安定していないといけないのは言うまでもありませんね!
最後に
漢文は、勉強すれば着実に得点源になります。
だからといって、時間のかけすぎは禁物です。
50時間を目安して計画的に学習しましょう!
高得点を目指してかんばってください!!
大学受験生で漢文を使う受験生におすすめの記事
*この記事は古文・漢文参考書特集の記事です*
古文・漢文参考書特集では古文・漢文を勉強する上でおすすめしたい参考書をいくつか紹介しています。