中学校を卒業したばかりのあなたへ
中学校、ご卒業おめでとうございます。
まずはお顔の見えないあなたへこの言葉を。
そして次に、この言葉を。“イクスタディエへようこそ。”
ここは頑張る大学受験生を応援するためのサイトです
今回は、4月から新高1となる皆さんへ、ちょっとしたエールを送れたらなあと思っています。まだまだ卒業したばかりのみなさん、大学受験のことなんて考えたくないと思っているかもしれませんが少しお付き合いくださいね。そんな私は4月から新大学3年生になる、もしかしたらあなた方の先輩かもしれない大学生です。どうぞお見知りおきを!
さあ、自己紹介も済んだところで本題です。
新しく1年生として入学するあなたへ、高校1年生としての1年間を通して心の片隅に置いてほしい3つの意識をお送りします。キーワードは「夏」。
私がお送りしたい3つの意識、それはコレ。
夏までは遊びなさい
夏を感じ始めたら自分を見つめなさい
夏が過ぎたら出来ることに専念を
夏・夏・夏……。では、これらはいったいどういうことか紹介していきますね。
①夏までは遊びなさい
長い長い高校受験を経たあなた。もしくは中学部から高等部に進学した中高一貫校のあなた。新1年生それぞれが様々な条件を経て、4月から「高校生」になろうとしているはずです。条件は違うけれど、自分が置かれたその条件の中で、入試だったり卒業研究だったり学校ならではの課題だったりと、一人一人が頑張ってきたはずです。
だから、高校生になったらまず、遊びなさい。夏までは思う存分。何よりものご褒美として。何で夏なのかは簡単です。4月に入学して3か月と少し、やっと慣れてきたころにきっと待ちに待つはずの夏休みが来るから。きっととても時間を速く感じるはずです。毎日が新しいはずです。だから、その一番新鮮な時期は、新しいお友達や部活の先輩との時間、そしてあなた自身が「あっという間の時間だった!!」と思える時間を楽しんでほしいなあと思います。まずこれが一つ目。
②夏を感じ始めたら自分を見つめなさい
あなたはどうやって夏を感じますか?日差しがまぶしくなったら?木々が青々としたら?蝉の声が聞こえたら?半袖を着たくなったら…なんていうのもあるでしょうね。
あなたがもし「あ、もう夏じゃん早いなあ~」と思う瞬間があったら、自分自身を見つめなさい。頑張った自分へのご褒美として遊べるだけ遊んで、新たな環境になじんで、時々懐かしさを感じてそして「あっという間の夏の香り」を感じたあなた、きっと入学した時と何かが違うはずです。それに気づくのが、次のお仕事。どんな大学でどんな勉強をしたいかも、漠然と考えてみるのもいいかもしれませんね。ちょうど夏休みの時期は大学でオープンキャンパスが頻繁に行われる時期。先輩たちに交じって一度、大学に行ってみるのもよい刺激だと思います。自分を見つめられると、それだけでとっても世界が広がったりするんです。覚えておいてくださいね。
③夏が過ぎたら出来ることに専念を!
夏休みが終わったら、また長い高校生活です。入学前からこんなこと考えちゃったらちょっと窮屈かもしれないけどちょっと我慢してくださいね。自分を見つめられたあなたには絶対に必要なことだからちょっと意地悪します。ごめんなさい。
さて、どうして「夏までは遊んで」→「夏になったら自分を見直して」→『夏が過ぎたら出来ることに専念』なのか。それは、夏の間に見つけられた新しい自分をより成長させるためには、今のあなたを未来につなげていかなくてはならないからです。じゃあ高校1年生の間にどうやって今の自分を未来につなげていけばいいのか?目の前の宿題や課題、特に予習復習をクリアしていくことです。受験では高1の内容が超大事!そうした積み重ねを通して基礎をいかにマスターできるかが、あなたの夢を叶えるための一歩になるんです。だから夏の間、あなたが見つけた夢や目標を一歩でも近いところから追いかけられるように、学校の勉強など、与えられて出来ることから努力していく癖をつけちゃいましょうね。
以上が、新入生のあなたにお送りしたい意識でした。
キーワードは夏。しつこいようですが夏が節目です。
夏までは遊びなさい
夏を感じ始めたら自分を見つめなさい
夏が過ぎたら出来ることに専念を
頑張った皆さんが、さらに大きく自己実現をしていくためのお手伝いを、これからもしていけたらと思います。素敵な4月を迎えてくださいね。