女子大に通う現役女子大生が教える!女子大のここがすごい
現役女子大生のあやかです!
私は東京家政大学という女子大学でキャンパスライフを楽しんでいますが、高校生の皆さんは、女子大学についてどのようなイメージを持っているでしょうか?
私が高校生の頃は、女子大学が共学とどう違って、どんなメリットがあるのか全く分かりませんでした。しかし、私は実際に女子大学に入って、大学を選ぶ上で受験生に絶対知っていてほしい、大事なメリットをたくさん見つけました。
この記事では、共学の大学より女子大学に入るメリット、女子大学の特徴などを、私が実際に通っている女子大のリアルな実例から紹介していきます!
今回は他の女子大に通っている高校の頃からの友達にインタビューも行ったので、私たちと一緒に女子大への知見を深めていきましょう!
女子大へのイメージ、不安だったこと
私は小学校から高校まで公立の共学校に通っていたので、女子校に通うということは異空間に飛び込むくらいの気持ちがありました。さらに、昔の漫画や小説では、女子校でいじめが発生するシーンがあるものが多かったので(現在ではインターネットが普及し、実際に女子校に通う人が発言することによって、そのようなステレオタイプがなくなってきていると感じます。いじめは結局どこでも起こりうるものです…。)、女子校は少しでも弱いところを見せると取って食われるような怖いイメージを少しは持っていた気がします。しかし、だからと言って女子校に通っている人を怖いと思ったことはなかったし、そもそも近くに女子校に通っている人がいなかったので、私の人生では本当に無縁な場所でした。
女子大に行こうと思ったきっかけ
では、なぜそんな私は大学から女子校に行きたいと思ったのでしょうか。
そもそも、私が受験生の時に、大学については学部を重視して考えていました。中学生の時から心理学を学びたいと考えていましたし、しかし人気学部なので、少し諦める気持ちもありました。母が小学校の教師をしていたので、自分も教員免許の取れる学部(国語が好きで得意だったので、文学部とか)に行って教師になることも考えました。
しかし、私より一足先に推薦で女子大学に合格していた友達がいたので、その時に女子大に興味を持ちました。その友達は高校から女子校に通っていたので、ずっと気になっていた女子校についての話を聞きました。女子しかいない少し特殊な環境だけど、だからこそ友達と仲良くなれるし、逆に共学よりも過ごしやすいと感じることが多かった、と話してくれました。
その話で安心した私は、女子大のパンフレットを何校か取り寄せて、きれいな環境と、就職率の高さに惹かれ、共学よりも安心して学生生活を送れそうだと考えるようになりました。そして何より、行きたいと思っていた学部は学力的にも悪くなかったので、国立大学も併願の私立大学も、全て行きたいと思える環境の女子大学で、行きたい学部のある大学に絞りました。
この時点では、実際に女子大のメリットなどを知っているわけでは無かったので、やっぱり共学の有名私立大学とかを受験すればよかったかな…。と後悔しかけたりしました。
女子大に入って期待していたこと
就職への対策、サポートについて
学校が様々な情報をメールなどで送ってくれるので、嫌でも入学した初めのころから就職を意識できるし、就職などについての講義を受けると単位を取得できるシステムなどもあるので、サポートがすごく手厚いです。
女子大の中で、2023年の就職率が一位だったので、実績も着実につけていっています!先輩方の体験談が豊富ということもあって、安心して学校に頼ることができます。(結局自分の力で頑張らないといけないけれど、学校のサポートがあると安心して就職活動や普段の勉強に取り組めます。)
面倒見の良さについて
学生支援課の人たちが優しいし、授業を行ってくださる先生方と直接連絡が取れるシステムがあります!入学してすぐにコロナにかかってしまった時、学生支援課の人に質問したいことがあったので、電話を掛けたことがあります。管轄が違うところに電話をかけてしまったのですが、丁寧に電話をおつなぎして下さって、体調の心配までしてくださいました。その優しさが、精神的に不安だらけだった私には安心材料になり、この大学に入学して良かったなと思わせるきっかけになりました。
保健室や、婦人科のお医者さんに相談できる時間が設けられていることも女子大の特徴だと思います。精神科の先生がいる大学は多いかもしれないけれど、月経の悩みなどを無料で相談できるのはすごいことです!女子しかいないからとても相談しやすい環境です。
履修登録の時も、学生に冊子(他の学校にあるのかは分からないけど)が配られて、履修登録サポートデスクなどもやってくださって、友達のいない大学生なりたての頃にすごく安心しました。
東京家政の強み
就職率がすごいと思っています。サポート体制がしっかりしているから、学生が早いうちにやりたい仕事を見つけて、インターンシップ等に参加しやすくなっています。私も、夏季休業中に行われるインターンシップの情報で興味のあるものを見つけたので、参加したいと考えています。授業中に先生がアドバイスしてくれることもありがたいです。先生方は実際に現場で働きながら授業をして下さっている人ばかりなので、現場が欲しがっている人材や、学生のうちにやっておいたほうが良いことを教えてくださいます。
様々な学部がそろっているのも大きいです。色んな趣味や興味を持った人が学内で交流できるから、新しい知識や刺激を受けられます。一年生で行う「スタートアップセミナー自主自律」では、全学部の人が入り混じってグループワークを行います。そこでは他の学部がどんな授業をしているのか知ることができたり、同じ趣味の友達を作ることができました。
全学部に必要な施設(栄養学部なら調理室とか、服飾学部なら裁縫室とか)が整っているし、授業で色んな事が体験できます。実習の授業も学校がサポートしてくれるので、安心して実習ができます。
東京家政について詳しく知りたい方はこちら↓
東京家政ってどんな大学?心カってどんな学科?学生だからわかる視点で掘り下げるよ!!‐イクスタ
日本女子大学に通う友達へのインタビュー
女子大の魅力をさらに伝えるために、日本女子大学に通っている高校の頃からの友達であるKちゃんにいくつか質問をしました!
あ…あやか、K…Kちゃん
あ:日本女子大学に実際に通ってみて、自分の学校の強みで見つけたことはある?
K:まず、一年生の時から参加できる就職に関する講義がたくさんあることかな。学修支援課とか、学生支援課とか、学生のサポートをしてくれる場所もあるし、ボランティアや留学のサポートもしてくれるよ。あとはOGの話を聞ける授業もあるのが嬉しいな。お金を払えば英会話や公務員講座とかも追加で受けられるようになっているよ。
あ:うちの学校は公務員講座を無料でやってくれるけど、学校によってそういうのは違ったりするんだね。OGの話を聞ける機会があるのはうらやましいな。
じゃあ次の質問!高校の時、女子大にはどんなイメージをもっていた?
K:通ってる人がかわいくて、おしゃれな感じだと思ってたよ。実際に女子大に行ってみて、そのイメージはあまり変わらなかったけど、みんな好きな格好で登校してるから、自分も自分の好きな格好で行ってるよ。
男子の目を気にしなくていいのはすごく楽っていうイメージもあって、それは本当だった!女子しかいない状況だけど、友達とギスギスすることもなく、みんな仲が良いよ。
あ:わかる!いろんなタイプの子がいるけど、みんながのびのびと過ごしてる感じがあって、自分もすごく過ごしやすいよね。
質問に答えてくれてありがとう!大学頑張ろうね!
今回話を聞いた限りでは、日本女子と東京家政では学生のサポート面などが似ていると感じました。また、学生がのびのびと過ごせる環境が整っていて(受験生の時に日本女子に行ったことはあるのですが、すごくきれいなキャンパスでした!)、良いキャンパスライフが送れると感じています。
学生第一のあたたかな環境
女子大では、実感として、学生第一に考えて下さっていると感じる部分が多いです。私の友達で、高校の時は友達ができなくてつらかったけれど、大学に入ってから友達が増えて、とても楽しくなったと言っている子がいます。今ではバイトや日々の勉強に一生懸命で、そんな彼女から私もパワーをもらって生活しています。きっと、一年生の最初の方から交流を深められるような行事(入学してすぐのころにみんなでちょっとした小旅行に行きました!)や、授業を設けてくださったから友達を作りやすかったのだと思います。
また、体調不良などで学校を休みがちになりそうで不安な人もいると思います。私もそうでした。しかし、学校で保健センターなどの存在もあるし、最初の健康診断で心と体の不調については把握しておいてくださるので、普段の生活は安心できると思います。学校を休んでしまっても、休んだ分は連絡すると代わりの課題などを出してくださる先生ばかりなので、5回くらいなら休めます。なので、少しでも学びたいという意欲があれば、女子大はあなたの強い味方になってくれると思います!
この記事で少しでも女子大に興味を持ってくださったら、ぜひオープンキャンパスに行ってみてくださいね。