早稲田は何も教えてくれない。でも、やりたいことがあれば何でもできるところだ
求めるものには与えられる、それが早稲田の良さです。もちろん、早稲田は放任だけではありません。叩けば手の届くところに門はあります。私が早稲田に入学を決めた理由として、先輩からこんなことを言われたのが今でも頭に残っています。
「早稲田は待っていても何も教えてくれない。でも、叩けば自分のやりたいことが何でもできる環境がそこにはそろっているよ」というものでした。四年間、私の中でこの言葉が曲げられたことはありませんでした。
たとえば、友人で起業をしたいからといって、インキュベーションセンターの門を叩いた人もいます。ビジネスコンテストに参加した人もいます。世界一周がしたいから!といって休学をした人もいます。なんかよくわからないけど、気付いたら6年生になっていました、そんな人もいます。それだけ自由です。ただ単位はとらないと卒業できないです。こればっかりは、マイルストーンという教授の成績表のような雑誌が発売されていますが、それを読んで自分で履修を考えるほか道はないでしょう。
年々、単位を取るのは難しくなってきている気がしますが、そういう意味でも「学の独立」なのでしょう。何してもいいよ、でも単位はとらないと卒業はできないよ、と。
大学の校風、雰囲気




