過去問演習を進める上で知っておくべき過去問の意義3ヵ条

大学受験生のみなさんこんにちは。イクスタスタッフのエースです。

「基礎は完成した。あとは過去問だけだ。」と思っている受験生のみなさん。そもそも何のために過去問を解くのでしょうか?

「それは形式になれるためでしょ!」「量とか時間配分とか確認するためです。」

あながち間違ってはいません。しかし、難関大合格者の多くは以下のポイントで過去問演習を行っています。もう過去問を始めている受験生も、これから過去問を始める予定の受験生も、そもそもなぜ過去問を解くのかをもう一度確認していきましょう。過去問演習には3つの意味があります。

①各大学や学部の各教科の傾向を知る

センター試験が終わった後の個別試験ではみなさんご存知のように大学ごとに問題を作成しています。つまりは大学ごと、さらには学部ごとに問題の傾向が変わる

ということです。A大学のあの学部の日本史は近代史がよく出る、B大学のあの学部の英語は長文問題が多いなどさまざまです。まずは志望校の傾向を頭にたたきこみしょう。一番大事なのは自分で実際に問題を解いて傾向をつかむことですが、赤本や青本にも大学や学部の特徴が解説されている場合がありますので参考にしてみてください。ただ、難関大学に合格するには赤本や青本の解説以上に詳しい傾向を自分で研究し、対策を行う必要があります。

②どの設問にどれくらい時間をかけるのかを整理する

試験において時間は一番の敵といっても過言ではありません。東大京大や東工大などの最難関国公立大学や早慶での特に英語や数学、国語では試験時間が余ることはほとんどなく、ギリギリの試験時間の中で少しでも得点できるようにやりくりする必要があります。

限られた時間の中で自分の最大限の力を発揮するためには、時間配分が大切です。どの設問にどれくらい時間をかけるのか、を前もって計画しておく必要があります。特に二次試験は得点配分を公表していない大学がほとんどなので時間の戦略がポイントになっていきます。

大まかな傾向として国公立はじっくりと考えさせる問題、私立はいかに早く情報を処理するかを問われる問題が出題される傾向があります。

国公立対策では、いかに「解けない」問題を見抜くか、部分点を稼げる設問を見つけて時間をかけるかが重要です。全ての設問にじっくり取り組んで全て綺麗な解答を出せるのは相当な猛者なので、大問ごとのテーマを分析し、どの大問にどの程度時間をかけるのかを5分単位で計画しておく必要があります。

私立大学の場合には、処理しなければいけない情報が多すぎて気付いたら試験終了間際だった、ということが起こりやすいです。ただ、国公立と違ってじっくり思考させる問題は出にくいので、大問1つあたりにかける時間を前もって計画しておく必要があります。

ただ、計画をしっかり立てても自分が受ける年の試験は前年までとは全く違うものだった、ということはよく起こることなので、試験が始まったらまず全設問をチェックして自分が計画した通りの時間配分で進めても大丈夫かを確認してください。もし出題傾向が変わって計画通りに進めることが難しそうな場合、焦らずに落ち着いて、少しでも得点できるような計画を立ててください。
すぐに問題を解き始めたい気持ちもわかりますが、ここで計画をしっかり立て直した方が結果的に良い得点を取れることになるでしょう。最低でも2分くらいは計画を立て直すのに使ってください。

③合格点数を取る感覚をつかむ

これは意外かもしれません。もちろん一度出た問題がもう一度出ることは少ないですが、合格点数を取る=成功体験を得るはとても重要です。成功体験は自信を生みます。自信を持って試験に臨むのと、一度も合格点を取っていない中で試験に臨むのでどちらがいい結果につながるでしょうか。もちろん自信を持って臨んだほうがいい結果が生まれやすいですね。

一般的に「第一志望合格に適切な過去問の量」は、10年分×2周です。

「そんなにやるの?」と思う受験生も多いでしょう。しかし上記の3つを満たすためには必要であると分かっていただけると思います。とくに③を達成するためには1周目で合格点数を出すのは難しいでしょう。つまり、2周目は合格点数をとるために過去問をやるといっても過言ではありません。過去問は適切な量でポイントを押さえて行うようにしましょう。

学校や予備校で言われているから過去問をやっている、という受験生も多いかと思いますが、過去問を進めているそもそもの意味を再確認してください。志望校に合格できる可能性を少しでも上げるために、過去問をどう使うべきなのかを自分の中でしっかりと考えてくださいね。

過去問の進め方や使い方などはこれまでもイクスタのスタッフが紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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