センター対策と二次試験の過去問を始める時期はいつ?時期別スケジュール

こんにちは、エースです。

今回はセンターの過去問を解き始める時期、二次対策を始める時期、基礎を固める時期など、大学受験における全体の概観とスケジュールをご紹介します。

受験本番から逆算をして考え、どの時期にどういった勉強をしていけばいいのかを示していきます。

● 受験直前~本番(12月~2月)

▼過去問を解きながら穴を埋める

いわゆる受験期と呼ばれる時期です。この時期の勉強はひたすら「復習」を意識しましょう。受験期になると不安が大きくなりいろいろなものに手を出しがちになります。しかしこの2か月で完成することは不可能です。

直前はひたすらセンターや志望校の過去問を解くのと、今まで使ってきた参考書や単語帳の穴を埋める「復習」に重点を置いて勉強しましょう。穴が埋まることで自分に自信が出ます。

*過去問の復習の際に意識すべきこと

復習の際、知らない単語や熟語や語句・構文をピックアップはしっかりやりましょう。ただ、全訳などしようとしている人はあまり意味がないのでオススメできません。というのも、同じ文章が入試に出てくる確率は極めて低いですし、そもそも全訳というもの自体英語学習に効果的ではないからです。全訳に力を使うなら、なぜ間違えたのか分析したり、他の問題を解くほうに力を捧げた方が良いと思います。

直前期のセンター試験対策と二次対策の割合

過去問演習で意識する点は、センター試験と国立二次・私大一般試験の比重の重さです。12月の前半(2週目)までは二次試験10割の勢いで大丈夫です。ここまでに第一志望の過去問10年分をやりきりましょう。

そしてセンター試験1か月前から、具体的には12月の中旬からは徐々にセンター対策の割合を増やします。センター試験の重要度によってはすべての時間をセンター対策に使います。

*私大志望だがセンター利用を狙いたい人へ

基本的に私大志望の人は直前期にセンター過去問を追い込んでやる必要はないと思います。ただセンター利用ですべり止めの大学を押さえたい人も多いと思うので、年明けにはセンター対策を10割にしてもいいと思います。その代り年内には私大の過去問をしっかり第一志望は10年分、それ以下もできるだけたくさん(僕は第二志望8年分、第三第四第五志望は5年分、あと4大学で3年分は年内にやりました。)

センターの過去問を解いた点数を見ながら弱点の補強をしていき、センター試験の時間にも慣れるように対策します。センター試験本番に向けて最終調整の期間です。

国立志望か私立志望かで変わりますが、この時期には目安はセンター対策の割合を8割以上にしましょう。センター試験を受けなければやらなくて大丈夫ですが、基本的に受験すると思うので、あとはセンター試験の位置付けによって変えていきます。

国公立志望の場合にはセンター試験は必須で、合格にとって重要です。センター過去問は手に入る限り解き切ります。またセンター過去問を全て解き終わってしまった場合には予備校から出版されているセンター実践問題集で演習を重ねます。

センター過去問の赤本

センター試験実践問題集

センター試験 予想問題集 河合塾

センター試験予想問題 Z会

● 二次対策期(9月~11月)

▼国立私大過去問演習

夏休みを終え、センター試験での目標点に到達したらこの時期は二次対策が大きな軸になります。「もうこの時期にやるの?」と思う方もいるかもしれませんが、第一志望の過去問演習量の目安は10年分×2周です。つまり私立志望でも20年分×3教科をやらなければなりません。

第二志望以降の大学の対策もしていくわけですから10月からは過去問に取り掛かる必要があるわけです。過去問はやるだけでも時間がかかりますし、復習にも力をいれていく必要があるので1日の勉強が過去問で終わることも多くなります。早め早めの対策を心がけましょう。

9月は二次対策に時間をかける

では9月は何をやればいいのか?簡単に言えば二次対策の対策です。二次試験はセンター試験と違い、記述式の問題が出題されます。また各大学で全く異なる問題が出題されます。9月はその傾向の違いに対応するために記述式の参考書を解いたり、各大学のレベルに対応した長文演習や漢字練習、数学の演習をしましょう。

センター試験のレベルは9月に完成させる

つまり、この時期までにはセンターレベルの勉強は完成させていなければならないということです。受験までの残り時間とやるべきことを考えた時に、基礎をここでやる時間はほとんどありません。基礎の完成が遅ければ遅いほど第一志望合格は遠ざかります。

●夏休み(7月~8月)

▼総復習とセンター過去問演習

受験の天王山と呼ばれる、一年間で最も勉強時間が取れる時期になります。何よりこの夏休み中に受験で使う全科目の全範囲学習を終え、第一志望のセンター試験における合格点を突破しなければなりません

なぜか?それはもちろん9月からは二次対策をしなければならないからです。センター試験は大学受験の基本となる部分です。だからこそこのセンター試験が解けなければ二次試験の問題で合格点を突破するのは不可能です。

*センター試験を10年分やると?

夏休みのメインの勉強は、センターの過去問を解くことです。もちろん基礎ができていなくてセンター過去問で6割前後も取れない人はもう少し基礎の勉強をしましょう。ではセンターの過去問を10年分やるとどのくらい時間がかかるのでしょうか?

英語・国語:(試験時間80分+復習80~120分)×10年分

その他:(試験時間60分+復習60~90分)×10年分

合計すると、文系私大・理系私大志望者は約80~100時間、国公立志望者は200時間程度になります。

夏休みの勉強時間

ではこの夏休みはどのくらい勉強すればいいのでしょう?一般的には1日10時間だなんだと言われていますが、難関大合格者(国立大、早慶上智、明青立法中以上)は1日13時間~15時間勉強します。

これを40日間、つまり600時間前後が難関大合格に必要な勉強時間です。夏休みはとにかく今までの勉強を総復習し、センター試験の過去問を解いて、そこから苦手を探し、復習して補強していく時期です。1日10時間弱の勉強では到底センターの完成をはかることはできないわけです。

受験生の夏休みの勉強時間についてもっと知りたい人は以下の記事を参考にしてください!

つまり夏休みに入る前までに、全教科の全範囲学習は終わらせる必要があるわけです。夏休みに入ってから全範囲学習を開始しては復習や弱点補強ができず結果、夏休みでのセンター完成は望めず、9月以降も基礎勉強をしなくてはなりません。

そうなると二次対策にかける時間がどんどん無くなっていき、不十分な演習量で本番を迎える形になってしまいます。

●受験のターニングポイント(1月~6月)

▼全教科の全範囲学習

だいぶ大きな枠組みでくくってしまいましたが、この高2の1月~高3の6月が受験において最も大事な時期になります。なぜ重要なのかはこれまで述べてきた通りです。高3の夏休みに入るまでが受験を大きく左右する、ここまでの勉強の成果で合否は8割決定するといっても過言ではないでしょう。

この時期に受験する全ての教科の基礎、並びに英国数の主要3科目の完成を目指して勉強しましょう。勉強法は他の記事で述べているのでそちらを参照してください。某予備校では4月の模試で主要3科目(英国もしくは英数)の得点率が8割を超えると難関私大(早慶上智)の合格率が7割以上というデータがあります。

いかにこの時期に主要科目が完成していることが大事かがわかります。また社会科目や理科科目はとりあえず全範囲学習が終わっている段階まで勉強できているのがべストです。知識や用語を暗記するのは夏休みにできるので一通り流れや全体概観を掴んでおきましょう。

今回は時期別学習について説明しましたが似たような記事で勉強スケジュールの記事もあるので参考にしてください!

受験生の皆さん、計画的に勉強をして合格を勝ち取りましょう!

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