【新高2、3生必見!】2015年センター試験  英語 設問分析

みなさんは、センター試験は解きましたか?多くの受験生は、毎年1月の三週土日に行われる、このセンター試験を解くはずです。今回のセンター試験についての講評は、単純にセンター試験についてだけでなく、英語の勉強についても触れていますので、是非一読を。ちなみに、今年のセンター試験は栄養分がいっぱいでした(笑)

センター試験2015 英語

【全体概観】    
昨年と同様に、大問は6つ、配点も同じと考えられる。全体的な問題傾向はかわらなかったが、出題形式に若干の変更が見られた。
・大問2Cの整序文
・かつて大問3Aで出題されていた語句類推の問題が、大問5、6の中で出題
・大問3Aは昨年同様、文脈上不必要な文の削除が出題
などの変更はみられた。大問5にイラストはなくなったなどの変更もみられたが、英語の基本的な力が試されているということはもちろん変わっていない。

 

センター試験同日体験模試を受験された、新高2生、新高3生は決してこの模試をうけっぱなしにせずに、自分がどの問題、どこの文法分野、そして解答への根拠を発見するというメンテナンスをしっかり行ってください。このメンテナンスによって、これからの勉強計画の立て方も変わりますので、是非やってみてください。

【設問分析】
①    大問1
発音とアクセントの問題です。この大問はいわゆる「知らなきゃ解けない」問題。発音アクセントの問題で出題される問題を数多く知っていることも高得点の鍵ですが、発音記号が読めるということも大切です。またこの大問の高得点をとるために有効な策は、音読をするということです。この問題は発音ができれば、解けるのだから、発音できる言葉が増えればいいということになります。また音読は、発音だけではなく、文法、長文にも活きる勉強法。
②    大問2
文法・語法の問題。ここも同様に知識問題。是非対策としてやってほしいことは、ここでは16もの文法問題があるので、この16の問題が、文法分野のどの分野の問題であり、解答への根拠をしっかり答えられるかということです。たとえば、Aの問2ですと、「分詞」の問題で、SVOCの文型を正しく取っているのが、3のhad his computer stolenしかない ということまで考えてほしいということです。これができるかどうかで、文法がしっかり理解できているか、そして説明ができれば長文問題での解答根拠を探し当てる時にも役に立ちます。一石二鳥です。
③    大問3
ここから文章読解の問題。ほかの長文の大問と比べて、簡単な問題であることが多く、配点も「41」点という全体の25%もあるので、是非ともしっかり得点しておきたいところ。
第三問以降で絶対に意識してほしいことは、「逆接がない限り、文章の流れは変わらない」ということ。これができれば、時間が足りなくて解けない・・・という現象を大きく防いでくれるはず!!
会話問題のAでは、空欄の前後で文章の流れが変わっているかどうかを確認したあと、空欄の言葉をいれても、文章の流れが変わってないことと、あとは文法語法的に正しい文章かを確認してください。
Bは昨年からの新傾向の文脈上不要な文章を削除する問題。センター試験だけでなく、この形式の問題は模擬試験でも出されることも多いし、この問題が自信をもって解ければ、長文を読む力も強いはず。
前後の文章の流れと、余計なお話になってないか、を観点にチェック。とくに問1では、also , in addition の文章に“追加”の役割をする副詞があるのも確認できます。だからこそ逆接がなければ、話は変わらないので、その話がどう推移しているかを見ればOKです。
Cにおいては、特にそう。インタビュー形式、ディスカッション形式で出されることが多いが、話している人が、話題について「賛成か反対か」という観点でみて、「ではどこに賛成、反対か」という視点でOKです。
また、問題は、議長のような人が前に話したことをまとめた内容を、当てるという形式なので、「誰がしゃべったことを、問題にしているのか」ということが大事で、「誰の意見」かが分れば、その人の意見をまとめればいいだけです。だから問題に絡まない人の発言は読まなくてもいいんです。
④    大問4
グラフ、図表、広告文の読解の問題。特にここを苦手にする受験生が多いのもまた事実。ここも配点が大きいので、ミスは絶対に防ぎたい。
Aのグラフは、個々のグラフが何のために用意されているのかということが分ればよし!グラフの目的が分れば、あとの問題もグラフに関連した問題がだされることが多いので、とても大事な意味がある。今年は、「次のパラグラフがあるとしたら、どのような内容か」という展開を予測させる問題があったが、4問では、特にパラグラフの役割が分っている必要がある。そのパラグラフは基本的に、逆接接続詞がない限りはだいたい同じ内容か、進んでいく話なので、ここでも接続詞の確認は絶対!!
Bだけが、問題文がきてからの、文章がある。ということは、問題文がしっかりわからないと、解けないということです。とくに、問題は「条件」であることが多いので、その条件が適応する場合を探すという姿勢が良いと思います。
⑤    大問5 

イラストが消えるも、複数視点からの一つの話題を語る問題。父親が娘の担任の先生に送ったメールと、先生からの返信のメールが話題。父親と先生で話していることが「どう違うのか」で見ていきましょう。問4にも「Unlike Mr.whitmore,」とあるように、やはり軽めの二項対立であることがわかる。
問2には、語句類推の問題があるが、これは、「has a penchant for」という言葉の類推ですが、是非これを一文でみてみてください。
she has a penchant for numbers and loves her math class.
と書いてあります。要は逆接接続詞ではない、順接接続詞で文章がつながれていますから、文章の流れは同じってことです。だから、下線部は、and で等位に結ばれている「loves」って同じってことなんです。だから、答えが、[is fond of]になるってことです。
⑥    大問6
センター試験の鬼門、大問6。ここで点数を落とすと、大量失点はまぬかれないのです。だからこそ、ここは絶対に負けられない大問!。とくに大問6は。「パラグラフリーディング」において出題されることが多い。問一のように、
「The citizen scientists in Paragraph(1)
とあるように、パラグラフ1をしっかり読まなきゃ解けないというメッセージがあるので、しっかりパラグラフベースで読んでいく必要があります。Bでも、各パラグラフも役割をこたえる問題もありますが、ここは1パラグラフ読んだら、答えるというやり方がいいと思います。
とくに、パラグラフ冒頭がヒントになることが多いので、是非チェックしてみてください。それは、英語が、「抽象から具体」という流れを大事にする文章なので、この抽象を早くつかめば、具体例などを読み飛ばす余力も生まれますので、是非、チェックしてみてください。これは、センター試験以外でももちろん有効です。
とくに、SFCや早稲田大学の法学部、国際教養学部の文章はかなり有効なやりかたです。

以上で、センター試験英語2015年について、書いていきました。センター試験は、非常に大事な試験ですので、早め早めに対策していくことが大事です。国立を受けない方でも、センター試験の結果次第で、一般入試に受ける学校の数も変わっていくので、是非対策していきましょう。

 

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