受験の天王山!夏休みに最大限力を発揮するための努力の方向性とは?
みなさんこんにちは。いよいよ勝負の夏がやってきますね。みなさんはちゃんと準備できていますか。受験生にとってこの夏休みは受験結果を大きく左右する大事な時期です。
●夏休みの勉強時間は4か月分!?
まずは夏休みがどれだけ重要かを考えていきます。ここでは夏休みを40日間と仮定します。すると1日12~13時間勉強できるので大体500時間あまりの勉強量が確保できます。多い人は1日15時間勉強して600時間に達する人もいます。
これを普段の勉強に置き換えると大体1日4~5時間程度なので、夏休みの40日間で約4か月分の勉強量を確保できるわけです。これだけで夏休みがどれだけ重要かをわかっていただけるかと思います。
●夏休みは計画が命
そんな長時間勉強を継続するためにはしっかりとした学習計画が必要です。少し考えてみると計画なしに1日12時間以上の勉強をできるでしょうか。なかなかそれは厳しいというのが現実です。でも計画さえしっかり立てておけば、「何勉強したらいいかわからない。」という状況に陥ることはありません。
計画を立てる際には、夏休みが終わったあとの自分の状態をしっかり見定めておく必要があります。夏休みは基礎固めできる最後のチャンスです。ここで力をつけておかなければ第一志望合格はかなり厳しいでしょう。計画を立てる際には1日の流れを意識し、1日1日の計画表をしっかりつくることです。計画を立てる際にやってしまいがちなことはおおまかな計画だけを立ててしまい日ごとの勉強に落とし込めないことです。これでは計画を立てた意味がありません。とくに夏休みのような長期期間の勉強計画は要注意です。
【例】夏休みにやること
目標:英文法の参考書を3周する⇒日ごと:1日30ページすすめる。
●共通テストレベルの勉強にケリをつける
こうして大目標から小目標に落とし込んでいくことで「いまやるべきこと」が明確になります。ここまで立てたら1日の流れをつくりましょう。どういうことかというと、朝・昼・夜の3つの時間軸でどの教科のどの勉強をするかをルーティン化してしまうということです。これを決めておくとその日の最初に何しようかなと考える時間をなくせますし、今日はやらなくていいかなという気持ちをなくすことができます。
時期別に大事なことをあげるのならば7,8月は共通テストレベルの完成という時期に充てられるでしょう。このことは以下の時期別の勉強法の記事参照。
参考:共通テストと二次試験の過去問を始める時期はいつ?時期別スケジュール - イクスタ
具体的に言えば8月末か9月に受ける共通テストレベルの模試で合格のAラインを突破しようということです。これは確かに難易度は高いですが、これくらいを目標にして勉強しないことには目標には到底及びません。このことを意識しながら猛烈に努力する夏休みを過ごしましょう。
以上が夏休みに意識しておくべきことです。受験の天王山とも呼ばれる夏休みの重要性は理解していただけましたか。この夏休みを乗り越え、見事逆転合格を勝ち取ってください。
参考:難関大学が第一志望の場合、大学受験の夏休みに必要な勉強時間はどれくらい? - イクスタ
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ