上位国公立大学の数学IIIと聞くと、

「基本事項は押さえているけれど、応用問題や難問になると手が止まってしまう」

「効率良く点数アップにつながる学習法を知りたい」と悩む受験生も多いのではないでしょうか。

数学IIIは微分積分や複素数、関数など理解すべき内容が幅広く、単なる暗記や公式の適用だけでは対応できない場面が増えてきます。また、参考書選びや勉強の順番を誤ると、思うように実力が伸びない…という声もよく聞かれます。

そこで今回は、上位国公立大学合格を目指す方のために、数学IIIの実力を段階的に底上げできるおすすめ参考書ルートを徹底解説。

基礎・標準から応用・発展に至るまで、各段階で取り組みたい参考書や、その効果的な活用法、学習のポイントも詳しくご紹介します。

「何から始めれば良いのか」「どの順番で参考書を進めると良いか」と悩む方は、ぜひ本記事を参考にして、自分に最適な数学III学習ルートを見つけてください。

対象大学：旧帝大未満の上位国公立大学

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監修者：土井万智（どいまさと）　 独学で大学受験に効率よく成功する攻略法

早稲田大学教育学部出身。大手予備校スタッフの経験から大学受験にかかる費用や時間に疑問を持ち、在学中にウェブメディア「イクスタ」を立ち上げ。現在ウェブメディアとYouTubeチャンネルとオンライン予備校の 【イクスタコーチ】を運営。イクスタコーチ卒業生の進学先の平均偏差値 63.4（偏差値は東進ハイスクール参照）著書に『独学で難関大学【理系】に逆転合格する』。

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数学の参考書の４分野

数学を４つの分野と３つのレベルに分けることで、抜け漏れない参考書ルートを作ることができます。

おすすめの参考書ルートを２パターンご紹介します。

【上位国公立大学】数学IIIのおすすめ参考書ルート２パターン

概念理解には、初めから始める数学、始め方解ける数学（マセマ）を使用します。

典型解法には、青チャート（数研出版）を使用します。

概念理解には、入門問題精講（旺文社）を使います。

典型解法には、基礎問題精講（旺文社）とレジェンド（東京書籍）を使います。

数学の参考書マトリクス一覧

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