【共通テスト物理基礎】直前からでも独学でさらりと高得点を取るためのコツと攻略法

共通テスト対策 物理基礎

この記事はセンター試験対策を元に作成していますが、センター試験と共通テストで受験生に求められる勉強内容はほぼ変わらないため共通テスト対策の方法として参考にしてください。

新たに共通テストに求められるのは「思考力」です。この思考力を鍛えるためには「なぜ」を繰り返すことが必要です。思考力や考える力の鍛え方について深く説明している記事も参考にしてください。
> 共通テストとセンターの違いを明確に理解して高得点できるようにための考え方を教えます

「物理基礎の勉強の仕方がわからない…」

「物理基礎ってどんな科目なの?」

こんな悩みを抱える受験生は多いのではないでしょうか?

今回は共通テスト物理基礎に関して、勉強法おすすめ参考書過去問の使い方など受験生の悩みを解決する情報を惜しまずすべて教えてきます。

この記事を読んで物理基礎で高得点を目指してください。


共通テスト物理の対策で困っている受験生はこの記事が役に立つはずです。ぜひご参考に!
> 東大生が教える、共通テストで高得点を取るために注意すべき物理と物理基礎の違い


◇目次◇

共通テスト物理基礎の基本情報

文系の受験生で国公立大学を志望する人は、共通テストで理科基礎科目の中から2科目選択する必要があります。

選べるのは物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の4つです。基礎科目の配点は1科目あたり50点となっており、2科目合わせて100点です。

共通テスト物理基礎の難易度は??

基礎科目なので難易度は低いのですが、物理基礎は暗記すればなんとかなるという訳ではありません。公式を暗記していたとしても、物理らしいものの見方が備わっていないと、いつまでたっても高得点を取れるようにならないでしょう。

共通テスト物理基礎で高得点を取るために求められている力は「基礎」がつかない物理Ⅰと全く変わりません。むしろ、中には物理Ⅰを勉強している人でも難しいと感じる問題もあります。

そういう意味では、文系の人にとってはやや難しいかもしれません。逆に、抽象的なものの見方や数学に強い人にとっては優しく感じられるはずです。

出題傾向として特徴的なのは、センター物理基礎は公式だけ、語句だけを問われる問題がありました。このような問題はセンター物理基礎に特徴的なので、特化した対策をする必要があります。共通テストでどこまで踏襲されるかまだ分からないところもありますが、この点はそれほど変わらないことが予想されます。

基本的な物理公式や公式の使いどころさえ分かっていれば具体的な値を代入して比較・考察をすることができます。物理Ⅰと同様ですが、基本的な公式はしっかりと押さえておきましょう。

計算問題に関しては難しくても連立方程式レベルで、微積分レベルの煩雑さはありません。

共通テスト物理基礎の出題範囲は??

教科書からバランスよく出題されますが、最重要なのは運動量保存力学的エネルギー保存です。センターではこれらを利用して物体の速度などを問われるものは間違いなく出題されます。共通テストでも同様の傾向になると予想しています。

共通テスト物理基礎で勉強すべき範囲

そのほか、熱量や温度の計算も毎年(物理Iの頃から)出題されます。また、力のモーメントを計算して物体の重心を求める問題も頻出です。毎年必ず登場するのはこうした問題ですから、これらを勉強しておくことは必須です。

共通テスト物理基礎の平均点は??

平均点は30点代前半といったところでしょうか。共通テストになって、理解がある人とない人の差が開くでしょう。平均点は25~30点になるでしょう。

共通テスト物理基礎の勉強法

効果的な参考書の使い方

試験問題を見る限り、たくさんの問題に対応することよりも物理法則をいかに理解しているかが重要です。無理に何冊もやる必要はないので「全ての範囲を網羅している一冊」を決め、何回も読み直し深く理解することをおすすめします。ただし、法則の理解のためにたくさん演習量を積むことは良いことです。

また、単発で語句の知識・公式を聞いてくる問題もあるので参考書にある暗記事項は絶対外せません。グラフに関する問題は考えさせられるものが多いので、速度・波などでは「グラフ」と一緒に公式を理解できるようにしておくといいかもしれません。

特に速度・波は一つ一つ運動が変わる瞬間を図にすると良いです。
例えば鉛直投げ上げ。上に球を投げあげて行って帰ってくることを「一気」に想像するから難しいと感じてしまうのです。
投げあげた瞬間・最高点に達する瞬間・手元に帰ってくる瞬間。この三つに分けたらどうでしょう?
投げ上げた瞬間は、初速度が上向きに働いていて、基準点を打ち出した位置にすれば、位置エネルギーはゼロとなる。最高点に達する時は一瞬止まる。速度がゼロになり、一番高い位置になる。
つまり、位置エネルギーはMAX…と場合ごとに分ければ、少しは楽に理解できませんか?
それでもイマイチという人はこの三つの場合を図にしてみたり、場合分けを増やしたり、自分で実際投げ上げてみてどうなるか見る、と理解の努力の仕方はたくさんあります。

また、理解が追いつかない人に限っては、入門では公式の暗記・使いどころだけを覚えておくことをすすめます。
なぜなら現象がパッとみわからなくても、公式を使って具体的な値を自分で代入し、その結果から判断することができる問題があるからです。

理科基礎は多少時間に余裕があり、式の計算が煩雑ではないので、計算する時間は十分あります。さらに単発の知識を問う問題もあるので「最初はとりあえず」覚えておけば苦手でもある程度は戦えます。
知識が埋まってきてからさらなる深い理解をしても遅くはありません。(本当は理解しながら知識を埋める方がいいですが、あまりにも苦手な人はこっちの方が楽なはず。)公式の使いどころさえはずさなければ多少知識が甘くても埋め合わせができます。

そんなに暗記はする必要はない

物理基礎で大切なのは、物理の基本法則を理解し、それを問題に適用する力です。共通テスト物理基礎で本当に暗記しなければならない事項は実は少なく、公式自体は案外簡単に頭に入ります。

公式を暗記すると理解した気になってしまうものですが、暗記するだけでは物理の力が伸びたとは言えません。それぞれの公式にはどういう意味があって、どういうときに用いるべきなのかを理解して初めて物理が理解できたというのです。

まずそれに注意するというのが、物理基礎を学ぶ上での最重要事項といっても過言ではないでしょう。

図を各習慣をつけて、分かりやすく書けるようになろう!

次に意識すべきこととして、問題を解くときに自分で図を書く習慣をつけましょう。図が載っていなかったら自分で書くべきですし、たとえ問題集に図が載っていたとしてもそれをノートに書き写すのです。

共通テスト物理基礎は図をかく!

図を書くことは物理で欠かせない過程です。いま物体の位置関係はどうなっているのか。どの物体にどの向きに力がかかっているのか。物体の軌跡はどういう形をしているか。

図を書くと、そうしいた情報をわかりやすく表現できるのです。図は厳密性に欠けるかもしれませんが、その分見ればすぐに状況を理解出来るという点で優秀です。

日頃からどんどん図を書く癖をつけておけば、試験本番でも情報をうまく図に表現できるはずです。

ノートを使うべきか

基本的に作った方が良いです。なぜなら、自分で書面に起こした方が理解の度合いが圧倒的に違うからです。しかし、注意点として参考書丸々写すのはいけません
そんなものはコピー機に任せればいいし、時間の無駄です。次に自分がノートを見たときに一瞬で内容が入ってくるように、内容をわかりやすく噛み砕いて書きます。人にわかりやすく伝えるためには自分の完璧な理解が必要不可欠です。

つまり、強制的に理解しながらノートが埋める作業になります。さらに見返したときの時間短縮にもなり、一石二鳥!というわけです。

共通テスト物理基礎を対策する上でおすすめの参考書や問題集

物理基礎をはじめからていねいに

橋本の物理基礎、はじめから丁寧に

> 橋元の物理基礎をはじめからていねいに(Amazon)

有名なシリーズです。「はじめからていねいに」シリーズは、平易解説を重視しているのが長所。物理基礎であれば本書レベルの内容でも十分太刀打ちできるでしょう。

運動の法則や力学的エネルギーなどについて知らない完全な初学者であれば、まずはこの本から始めるべきでしょう。読んでいくうちに、物理的なものの見方や公式の意味がわかってくるはずです。

よくわかる物理基礎問題集 —授業の理解から入試対策まで

よくわかる物理基礎問題集

> よくわかる物理基礎問題集(Amazon)

新しい科目なので問題集はさほど多くないのですが、私がオススメする参考書はこれです。物理基礎で頻出の問題が選び抜かれており、解説も丁寧です。

特に文系の人にとって、問題が平易で解説が丁寧であるという点は重視すべきでしょう。「よくわかる物理基礎問題集」は基本問題と応用問題に分かれています。初めは基本問題のみ解いて、理解が深まったら応用問題をやってみると良いでしょう。

高校とってもやさしい物理基礎

書き込み式の問題集となっていますが、基礎を理解するための参考書として優秀。図がわかりやすく、非常に使いやすい。単元ごとに応用問題もあり、幅広く物理を学ぶことができます。

センター物理基礎の過去問・共通テスト実践問題集の使い方

いつから過去問を始めればいいか

過去問が少ないので、基本的には共通テスト直前が良いです。しかし、物理基礎に時間が割ける人・割かなくてはいけない人は違います。
どのような問題が出るのかある程度把握した上で、物理基礎を学んだ方が効果的です。夏に一通り物理基礎を終わらせて、夏終わりに過去問を解く。秋からその傾向をなんとなく頭に残し、短時間でいいからコツコツと進めていく。
そして冬にもう一度解き、今までの知識を使えることを確認。直前の力試しには、駿台や河合が本屋で出版する直前問題集を一冊やればいい。
そのような流れの方が共通テストの形式に特化した力がつきます。ですがこれはあくまで参考です。人によって物理基礎の点数の重さ、時間の余裕、進捗具合が違うので、自分の状況に合わせて考えて計画しましょう。

本番のつもりで解こう!

過去問は年数が少ないので、本番を意識し時間も測って真剣に解いてみましょう。時間配分や解く順番なども意識できるといいですね。後ろにある問題ほど難しい、とは限りません。全問題を一通り眺めて、解けそうな箇所から挑戦するというのは、物理基礎に限らず入試の基本中の基本ですよね。

復習の時には「なぜ」を考える

解き終わったらマルつけです。間違えた問題についてはよく解説を読みましょう。その際、「どうしてこの問題は運動量保存ではなくエネルギー保存を用いるんだろうか」といったことを自分で考えてみるのです。

どういう場面ではどの法則がふさわしいのか、たくさん考えていく中でだんだん見えて来るはずです。そうすれば、もう一回にたような問題に出くわしたときに、今度はすぐ答えを導けるはずです。

共通テスト物理基礎で満点を取るコツ

公式の意味を理解しよう!

物理基礎で覚えなければならないことというのはごくわずかです。そのため丁寧に勉強して最低限の知識を頭に入れれば、あとはその公式等を運用する力がつけば満点はそう遠い道のりではありません。

前述の通り、公式はどういう意味があってどういうところで使えるのかをよく理解し、たくさん問題演習をする中で着実に身につけていけば、必ず点は伸びていくはずです。

何度か問題演習をしていくうちに、自分がよく間違えるのはどういう問題か、次第にわかってくるでしょう。そうしたら、教科書の該当分野をよく読み直してください。物理基礎の基本は教科書です。

ケアレスミスをメモしよう!

ケアレスミスをしてしたら、どういうミスをしたのかを記録しておきます。満点を取るためにはミスをしないことも必要ですから、自分がどういうミスをしやすいのか、またそれを改善するために自分は何をすれば・気をつければ良いのか、自分でよく分析してみてください。

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新課程の科目として、生物基礎、化学基礎、地学基礎があります。物理基礎と同じように対策法を知りたい受験生は以下の記事をぜひ読んでみましょう!

 

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