【センター生物基礎】直前からでも独学で着実に高得点を取るコツと対策法

センター試験対策 生物基礎

こんにちは。イクスタ編集部です。

「生物基礎の勉強の仕方がわからない…」

「生物基礎ってどんな科目なの?」

こんな悩みを抱える受験生は多いのではないでしょうか?

新課程で新しく出てきた「センター生物基礎」という科目はまだ対策法など、生物基礎に関する情報が世にあまり出回っていないですよね。独学で勉強する受験生はなかなか勉強するのが難しいと想います。

今回はそんなセンター生物基礎に関して、勉強法おすすめ参考書過去問の使い方など受験生の悩みを解決する情報を惜しまずすべて教えてきます。

この記事を読んで生物基礎で高得点を目指してください。


センター生物(基礎ではない方)の成績が上がらずに困っている受験生はこちらを参考にしてください。

👉 【センター生物】今から試験本番までにやっておくべき3つの勉強


◇目次◇

センター生物基礎ってどんな科目?

文系の受験生で国公立大学を志望する受験生はセンター試験で理科基礎科目の中から2つの科目を選択する必要があります。選べるのは物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の4つの科目です。基礎科目の配点は1科目あたり50点となっており、2科目合わせて100点です。

センター生物基礎の難易度は?

基礎科目ということもあり、問題そのものの難易度はさして高くありません。ただ、物理基礎や化学基礎と比べて暗記する要素が多くなっています。

そういう意味では文系の受験者向きといえるかもしれません。実際、理科基礎を受験で使用した文系の受験生のうち生物基礎を選択した人は結構多かったようです。

センター生物基礎の出題範囲は??

教科書からバランスよく出題されますが、最重要なのは間違いなく「遺伝情報」でしょう。

遺伝情報はどこに保存されているのか。細胞分裂の際、遺伝情報はどう複製されるか。生殖細胞ではどうか。こうした事項がよく出題されます。

また、物質循環もしばしば登場します。炭素(二酸化炭素)や窒素が世界をどう循環しているのか、なぜバランスが取れているのかといったことを問われます。

センター生物基礎の平均点は?

理科基礎は新設されて間もないため、過去のデータも2年分しかありません。古い順に約27点、28点でした。30点弱といったところでしょうか。物理基礎や化学基礎と比較すると低めの平均点です。

センター生物基礎の勉強法

生物基礎を「暗記科目」だと思っている人は多いのではないでしょうか。確かに物理基礎や化学基礎と比較すると暗記しなければならない事項は多いのですが、なんでもかんでも暗記しようとするとかえって非効率的になってしまうのが生物基礎の難しいところです。

単語だけでなく、単語の説明も一緒に覚えよう!

たとえば遺伝情報に関するところで「DNA」や「RNA」、「転写」、「翻訳」など様々な単語が登場します。これらの単語を覚えるだけで満足感を覚えてしまう人が意外と多いのですが、単語を覚えるだけでは意味がありませんよね。
DNAとはなんなのか、とか転写とはどういう営みか、といった情報も一緒に覚えないと点数にはなかなか結びつきません。

教科書や参考書では、大切な単語が太字で強調されていることでしょう。しかしそれは「太字のところだけ覚えればいいよ」ではなく、「太字の単語とその説明を一緒に頭に入れなさいよ」という意味なのです。そこで勘違いをしてしまうと、言葉を覚えることに傾倒してしまうのです。

知識同士のつながりを意識しよう!

生物を勉強する上で重要なのは、用語を「転写が~~ということで、DNAは~~で・・・」というようにただ「暗記」するのではなく、現象として捉えられるようにしましょう。

生物では「知識同士のつながり」が重要です。たとえば「転写」と「翻訳」それぞれについて意味を理解したとしましょう。
しかし、それらがどういう順番で起こるのか、遺伝情報を運搬している物質は何なのか、最終的にどこでどのようにしてタンパク質が作られるのかといった流れを把握しないことには、せっかく頭に入れた知識は断片的なものにとどまってしまいます。

たとえば、”転写”であれば、DNA、RNA、プロモーター、スプライシング、イントロン、エキソン、mRNAなどが関わりあっています。これらが、どう関わりあっていて、どのように影響しているのか考えながら、原理を理解することができれば忘れることも少なくなり、多くの方が苦手としている記述問題や、正誤問題などの正答率も格段に上がります。

実際に生物の体内や環境でそうした反応がいかに組み合わさっているのかを理解すれば、すべての知識が一つの物語として連結するのです。そうすると、知識を忘れにくくなりますし、新しい知識を覚えるのも簡単になります。このような状態を目指しましょう。

このときに大事なことは、必ず、ノートなどに書きながら覚えていきましょう。特に、自分の苦手な分野や、複雑な反応系、人体で起きる現象に関しては、絵を描きながら勉強を進めると、印象に残りやすく、記憶として定着させやすいです。教科書や資料集の図を見ながらでもいいので、自分で絵を描きながら勉強を進めてみましょう。
問題を解いたときには間違えた問題に関する図などを描きながら復習すると、自分の苦手な問題の図などは何度も描くことになり、嫌でも記憶に定着してきます。

センター生物基礎を対策する上でおすすめの参考書や問題集

生物基礎問題精講シリーズ

センター入門用の問題集は終わり、少し手ごたえのある問題が解きたい、きちんと自分が理解できているのか確認したい、センターだけでなく国公立の2次試験や私大入試でも生物を使う予定がある、そんなみなさんにおすすめの問題集がこちらです!基礎がしっかりできていないと少し解くのが厳しいと感じるかもしれませんが、解答やポイントもまとまっており、使いやすい問題集になっています!特に生物を国公立の2次試験や私大入試でも使う方にはおすすめです!

フォトサイエンス 生物図録

生物の参考書 生物図録

生物では、図を眺めるというのがとても重要です。たとえば細胞内小器官を学ぶ時、器官の名前を文字で紹介されるだけでは全然頭に入りません。

しかし図をみれば、「なるほど、この器官はこんな形をしているのか!」というふうに驚きを覚え、内容が頭に起こりやすくなります。
学校の授業中に、板書に対応するページを開いて参考にしながら授業を聞くのが理想的です。そうすれば授業の定着度が段違いに良くなるはずです。

大森徹の生物基礎

センターはこれだけ!生物基礎

本書はセンター試験で生物基礎を使用する人を対象に作られています。教科書の内容をわかりやすく解説しているだけでなく、センター試験を意識した問題形式になっており、センター試験にぴったりと言えます。

文系の初学者は「簡単な参考書」を望んでいることと思いますが、大森徹さんの本であればすんなり生物基礎の世界に入っていけると思います。
問題は基礎的なものと応用的なものに分かれているため、いっそう扱いやすいです。

センター生物基礎の過去問の使い方

過去問は年数が少ないので、本番同様に時間も測って真剣にトライしましょう。時間配分や解く順番なども意識できるといいですね。問題数はさほど多くないので、焦る必要はありません。一問一問丁寧に解いていきましょう。

過去問を始めるタイミング

過去問を解き始めるのは、入門レベルの問題集をきちんと1冊終わらせてからがいいです。問題集を1冊終わらせるというのは、もう、この1冊に関しては間違える問題もなくなり、完璧にしたと思えるまでやりこんでからです。周りが解き始めたからと言って焦って過去問に手をつけても、ほとんど意味もなく、効率も悪くなってしまいます。

間違えた理由を自分なりに分析しよう!

解き終わったらマルつけ。間違っていた問題は、なぜ間違えてしまったのか自分なりに分析してみましょう。ケアレスミスによるものであれば、今後同様のミスをしないよう留意します。

知識不足によるものだったらその項目をノート等にメモしておき、あとで学習するのです。とにかく、自分のミスの原因を分析していく営みが必須となります。

センター生物基礎で満点を取るコツ

生物基礎は、物理基礎や化学基礎と比べて暗記しなければならない量が多い分、やや満点は取りにくくなっています。とはいえ、努力次第では十分可能です。

ノートを使ってメモと暗記を繰り返そう!

過去問等を解いて答え合わせをしたら、バツだった問題の解説を読みます。解説の内容のうち自分が知らなかったことはノートや単語帳に必ずメモをし、何度も読み返して頭に定着させます。

わからない問題・知らない問題が出てきたら、この「メモ→暗記」という作業を根気よく繰り返しましょう。はじめのうちは間違える問題が多いでしょうが、何度も弱点の補強を進めていくうちに、次第に正解率が上昇していくことと思います。そうすれば、満点獲得が見えてくることでしょう。

これを読んだ受験生におすすめしたい記事

新課程の科目として、物理基礎、化学基礎、地学基礎があります。生物基礎と同じように対策法を知りたい受験生は以下の記事をぜひ読んでみましょう!

 

 

*この記事はセンター理科特集の記事です*

センター理科特集ではセンターの理科科目(物化生地学)を対策する上で読んでおきたい記事をいくつか紹介しています。

センター理科特集の詳細はこちら >

105人の 役に立った


生物

厳選された良問で難関大対策!生物選択者なら「生物重要問題集」で演習を繰り返そう
厳選された良問で難関大対策!生物選択者なら「生物重要問題集」で演習を繰り返そう
こんにちは!一橋大学の笠原です。 今回は実戦 生物重要問題集 生物基礎・生物という...
こんにちは!一橋大学の笠原です。 今回は実戦 生物重要問題集 生物基礎・生物という参考書について特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。 ※実際に「実戦 生物重要問題集 生物基礎・生物」を使った人にインタービューをして、情報をまとめました。 生物の勉強法や参考書について...
 イクスタ編集部     27390 View      97 役に立った 
     記事更新日 2019.8.30
生物の成績をしっかり伸ばしたければ生物基礎問題精講で万全な演習を繰り返せ!
生物の成績をしっかり伸ばしたければ生物基礎問題精講で万全な演習を繰り返せ!
こんにちは。一橋大学の笠原です。 今回は生物基礎問題精講という参考書についてその特徴か...
こんにちは。一橋大学の笠原です。 今回は生物基礎問題精講という参考書についてその特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。 ※実際に「生物基礎問題精講」を使っていた元受験生にインタービューをした情報をまとめています。 生物の勉強法や参考書についてさらに詳しく知りたい受験生はこ...
 イクスタ編集部     31127 View      103 役に立った 
     記事更新日 2019.8.30
【生物】国公立と難関私大に合格するために必要な生物の勉強法とおすすめ参考書
【生物】国公立と難関私大に合格するために必要な生物の勉強法とおすすめ参考書
こんにちは、みーたです! 国公立大学、難関私立大学受験に向けた生物の勉強法や参考書をご紹...
こんにちは、みーたです! 国公立大学、難関私立大学受験に向けた生物の勉強法や参考書をご紹介してきます。 おそらく生物を使って受験する方の多くは、農学部系統や薬学部や医療系、環境系の学部学科を志望している受験生が多いと思います。 生物は、化学や物理に比べると大学受験の受験科目として使う人...
 イクスタ編集部     136408 View      88 役に立った 
     記事更新日 2019.7.31

今週よく読まれているアドバイス

難関大学が第一志望の場合、大学受験の夏休みに必要な勉強時間はどれくらい?
難関大学が第一志望の場合、大学受験の夏休みに必要な勉強時間はどれくらい?
こんにちは!どいまんです。イクスタでは創業や運営に関わり代表取締役社長を務めています。また現在も直接...
こんにちは!どいまんです。イクスタでは創業や運営に関わり代表取締役社長を務めています。また現在も直接受験生の指導を行なっています。 大学受験の天王山と言われている高3生の夏休み。世間で言われているように、大学受験生にとって夏休みはとっても重要です。私は大学受験の予備校で毎年100人以上の受験生と...
 どいまん     98674 View      239 役に立った 
     記事更新日 2019.7.12
早稲田大学国際教養学部ってどんなところ?現役学部生が徹底解説!
早稲田大学国際教養学部ってどんなところ?現役学部生が徹底解説!
みなさん、早稲田の国際教養って一体どういう学部なのかご存知でしょうか? 「なんか英語がすごいらし...
みなさん、早稲田の国際教養って一体どういう学部なのかご存知でしょうか? 「なんか英語がすごいらしい」 「留学しなければいけない」 こんなイメージしかない人がほとんどだと思います。 今回は”謎の多い”早稲田大学国際教養学部の特徴を現役国際教養学部の現役学生の私、しゅーへいが徹底解説します!...
 しゅーへい     122982 View      304 役に立った 
     記事更新日 2019.11.18
センター英語の過去問集を徹底比較!点数を伸ばすための過去問の使い方と勉強法
センター英語の過去問集を徹底比較!点数を伸ばすための過去問の使い方と勉強法
こんにちは。イクスタ編集部で一橋大学の笠原です! 今回はセンター英語を勉強する上で欠かせな...
こんにちは。イクスタ編集部で一橋大学の笠原です! 今回はセンター英語を勉強する上で欠かせない過去問を赤本、青本、黒本と比較していきたいと思います!センター英語でより高い点数を取るための使い方や勉強法も丁寧に説明していきます。センター試験の過去問はどれを使おうか迷っている受験生がいたらぜひ、参考にして...
 イクスタ編集部     242149 View      147 役に立った 
     記事更新日 2019.8.30
日本史の木の幹を立てる。東進「金谷の日本史」を使って基礎を固める勉強法
日本史の木の幹を立てる。東進「金谷の日本史」を使って基礎を固める勉強法
みなさんこんにちは。中央大学のメンターのエースです。 実はもともと僕はあまり日本史の成績がよくあ...
みなさんこんにちは。中央大学のメンターのエースです。 実はもともと僕はあまり日本史の成績がよくありませんでした。しかし、今回紹介する勉強法で日本史センター30点から85点までアップさせました。 今日は僕の55点成績アップにつながったおすすめの参考書とその使い方を伝授したいと思います。これをやっとおけ...
 エース     33007 View      73 役に立った 
     記事更新日 2019.9.17
参考書「英文解釈の技術」を使って早稲田レベルの英語長文を攻略する方法!
参考書「英文解釈の技術」を使って早稲田レベルの英語長文を攻略する方法!
前回は英文解釈に絶対必要な知識として、品詞と句と節というものについて書かせていただきました。これらは実...
前回は英文解釈に絶対必要な知識として、品詞と句と節というものについて書かせていただきました。これらは実際に会話しているうちに意識されるものではないですが、「問題を解く」にあたっては極めて大事なものです。 これが早稲田レベルの英文の難しさだ! 今回は、実際に英文解釈の力をつけるための勉強方法と、前回の...
 たまさん     51143 View      112 役に立った 
     記事更新日 2018.9.30