世界史は1つのキーワードから出来事や背景を連想することが鍵!世界史勉強法
こんにちは、イクスタで早稲田大学社会科学部のたまさんです。今回も世界史の勉強法について書いていきます。 前回は世界史の全体的な勉強法について、問題を解くことが自分で授業をできるようになるためには必要ということを紹介しました。
問題を解き終わった後のアウトプット
世界史の流れをつかむこと。流れに使えるのは「キーワード」です。19世紀から発展していた社会史の観点から、近代世界史をとらえると、歴史を動かすのは、‘民衆’なので、民衆の背景からキーワードを読み取ることができます。
民衆の背景例題はフランス革命にしましょう。
フランス革命を例に世界史の勉強法を振り返る
フランス革命(1789 いなばくん というごろで覚えていました)が起こる前の背景として、アメリカ独立戦争、啓蒙主義・重農主義の流行という3つのイベントがまずあります。 独立宣言には「生命、自由、幸福追求の権利・・・」と書いてあり、啓蒙主義は、権利・制度・思想・週刊の合理的批判(=しがらみからの解放)、重農主義は経済の自由を訴える主張でした。この3つから読み取れる「自由」というキーワードを頭に入れておきましょう。
また、フランス革命がおきた大きな理由の、アンシャンレジーム矛盾も、「自由・平等」といったキーワードに集約できます。 第1,2、第3身分という不平等さはもちろん、第3身分の中でも不平等があり、富裕なブルジョワジーと地代・税に苦しむ農民が一緒の扱いになっていたということです。 こういう制限から、解放されたい!という「自由・平等」を希求したということでした。
このキーワードを抑えて、フランス革命下の出来事、封建的特権の廃止、人権宣言、共和主義の台頭、8月10日事件(=王権の停止)、第一共和政、はたまた、ギロチンによる死刑も、封建地代の無償廃止、は民衆たちの制限を解放しよう!という考えのもとに行われているものです、ギロチンに関しては、1793年にルイ16世が、ギロチンで処刑されたように、一般大衆と同じ処刑方法で、王が処刑されたということが、ポイントで、いわゆる「死刑の民主化」なんて言われています。
ナポレオンが登場すると、帝政になってしまうので、帝らしくやりたい放題がキーワードのようになっていくのですが(笑)、このキーワードをイベントと照らし合わせえると、流れを抑えやすいのではないでしょうか?
出来事の淳吾や年号は欠かさずに覚える
また、流れ抑える際に、気を付けてほしいことは、事件のおきた順序、年号をしっかり覚えておきましょう。これらは、流れを思い出すヒントになるので!!たとえばピットが開いた対仏大同盟は何年に、ピットが何回開いたのか、という風に整理しましょう。これが、特に上智大学の試験に出題されやすいです(笑)そして、最後にインプットがインプットしきれているのか、それの確認、つまりはアウトプットをする必要があります!
ここで問題を解いてもいいのですが、それ以外の方法として、「自分で自分にそれを教えてみる」これは書かない筆記試験みたいなものです(笑)。もちろんノートや、教科者を見ながらやってもおkです。15分くらいでやりましょう。見ながらでも、自分の頭の中で、どう説明しようと考えながらはできるので、十分流れを確認できますね。
というわけで、今回は、フランス革命を例に、キーワードから、流れを読み取る勉強法を紹介してみました。 早稲田に合格するイメージ全開でがんばりましょう!
たまさんの世界史勉強法シリーズ
模試世界史偏差値75で早稲田に受かった俺が世界史の勉強法教えるよ
たまさんが早稲田と上智に合格するために使った世界史のインプット参考書
たまさんが早稲田と上智に合格するために使った世界史のアウトプット問題集
たまさんが早稲田と上智に合格するために欠かさなかった地図の勉強法
実際のノートや過去問を元に具体的に世界史の勉強法はこちらで紹介しています。難関私大に合格するために世界史を勉強している人はこの記事も参考になると思いますよ!
【世界史選択者必見】たった一年間で難関私大に合格するための勉強法