【私立世界史選択者必見】一年間で難関大世界史を突破するための勉強法

 

世界史を得点源にして、志望校に受かろう


僕の友達で、3年の四月のセンター模試で世界史29点の友達がいました。
「わ~俺もどこにもいけね~(⌒∇⌒)」と開き直っていました。
が、彼はここで一念発起し、世界史の鬼となり、登下校の際は 予備校の講義が録音されたCDをipodにいれて聴きまくり、問題をときまくり、過去問をときまくりで、センター試験当日では「94点」を獲得しました!! (もちろんほかの教科も鬼レベルでがんばっていた!) 

 世界史29点の男でも、たった1年で94点まで伸ばせるのです。もし彼がそのまま世界史を手抜きで勉強していたら、94点という高得点は出せなかったでしょう。センター試験で高得点を取るということは、一般試験のスケジュールにも大きく影響する大切なものです。そのなかで、高得点が狙える世界史をみすみす落とすなんて、もったいね~!!!という一言しかないです。 
 もう一度いいます。世界史は理解して覚えてしまえば、高得点を狙える科目です。はっきり言って、ここで点数を稼ぐべきです。では、まず、「世界史ができている状態」を確認し、そのために「何を」、「いつ」、「どのように」すればいいのかを述べていきます。

 

世界史ができている状態とは

 それは「自分で自分に授業ができて、問題が解ける」です! 

 習った内容を自分で、自分の口で、自分に対して、説明できる、そして、問題が解けるこれが世界史の仕上がりです。授業ができるということは、まず、その内容が理解しているということであり、分かっているのだから問題が解けるということです。当たり前ですが、入試で問題を、合格点分解けるのがみなさんの達成すべきことですから。

 インプットとアウトプット

「自分授業」ができるようになるために、どうやって勉強していくかということですが、まずインプット型とアウトプット型の勉強があるということです。インプット型の勉強はノートを取ったり、暗記したりという風に理解しようとする勉強です。対して、アウトプット型の勉強では、実際に問題を解くことです
さて、この二つの勉強法で、どちらを、「自分授業」そして「問題が解ける」先にやるべきでしょうか。理解するためのインプットでしょうか?問題をとくアウトプットでしょうか?(習った範囲で の話です。)
正解は、アウトプット型の勉強法です。 こちらが大事です、アウトプット型をしていくべきだということです。
一見矛盾しているように聞こえます、解けるようになるのは最後でいいんじゃないの?と。 
理由は簡単です。インプット型の勉強では、本当に自分が覚えているかがわからないからです。いくらノートを真剣にとり、何度も暗記したとしても、実際に解くときに、自分の頭からその答えを引き出せなかったら、勉強してなかったことと同じですから、答えを引き出せるようにならなきゃあいけないんです。そのためには、自分がどこができないのか、を理解する必要があり、積極的に問題を解いていくことが大事になってきます。

 考えれば、勉強以外でも、なにか自分ができないところがあるから、道が定まってくるのです。サッカーでシュートが下手くそと練習や試合でわかってきたから、シュート練習を強化するように、フランス革命(具体的なところまでさせるとなおよい)が苦手だなと問題を通じてわかるから、初めてインプットが活きてくるのです。


 

世界史を仕上げるためのスケジュール

合格スケジュール

 1年間で世界史を仕上げるためということは、入試日までに世界史が仕上がっていればいい(=自分授業かつ問題がとける)ということです。つまり、1月でセンター世界史が8割、9割、2月で一般入試の過去問で7割以上とれていればいいということになります。そのためには何をしたらいいのでしょうか。 その流れを示したものが、上の図です。タイトルは「社学」と名がついていますが、やることは同じです。あなたの志望校が求めていることをそのときまでに、応えられるようにになっていればいいのです。
 

☆流れ☆
①2月までに合格点
←②(そのためには)2学期の間に演習
 ←③夏休みの間に通史
  ←④必要参考書をそろえる

 

 

①早稲田社学の世界史はどんな問題が出る? 

 
2014年の社学の世界史の問題です。ちょっとやってみましょう。解けなくてもいいです。どんなレベルの問題がでるかを確認します。ゴールを設定することで、勉強の計画も変わりますからね。

waseda syagaku sekaishi


早稲田社学世界史問題
早稲田社学 世界史2

 

 

※答え
Ⅰ 問1-c Ⅱ 問5-e 問6-b 問7-d 問8-a・e

Ⅰの問1
選択肢a パックス=ロマーナという平和の中で作られた、ローマ風都市の問題ですね。ベルリンがアウトです。都市の名前が分かれば解けるというより、当時のローマ帝国の領土のイメージがあればできる問題です。つまり、地図問題です。
選択肢b 用語と時代が混ざっています。ラティフンディアはもう200年前に登場したもの。
選択肢C 用語の問題です。「エリュトラー海案内記」というものがでてきますが、山川の用語集P27では、「季節風貿易」頻度4 という用語の説明文に出てくるのみです。なんですが、コレよく出るんですよね…(笑) 
選択肢d 人物とそれについての情報がまざっています。 ハドリアヌス帝は確かに長城を立てましたが、初の属州皇帝ではありません。それは、トラヤヌス帝です。 ちなみにその属州とはイスパニア、つまりスペインです。
選択肢e 土地とその情報がまざってます。アッピア街道…前312年に建設ですから違いますね。

と解説をしてみたのですが、つまりこういうことです。画像をつくってみました。

世界史の問題の構造 これは結局早稲田の問題じゃなくても、構造としては同じですが、特に早稲田の場合は、その用語がまず頻度の高いものではないこと、情報も用語集にしか書いてないことという組み合わせなので、余計にむつかしく感じてしまいます。

☆慶応の場合


 慶應は□用語を聞いてきます。たくさんの語群の中から、その情報について正しい用語を探すという問題スタイルです。

 

☆上智の場合


□用語及び<>情報を自分ですべて完成させる空欄補充問題がでます。 例えば、先ほどの選択cをそれっぽくするなら・・・

 

 

 

 

 

 

「ローマ帝国の交易圏は(    )により、(  )、ペルシア湾、(    )に拡大したが、この貿易の様子は、(    )系商人の作とされる(        )に記されている。」



これらの空欄をそれぞれに用意された、選択肢から選んでいくのです。つまり、上智大学の問題がとければ、早稲田の世界史、及びセンター世界史は余裕で解けます。
後は例えば、先ほどの「ルテティア」から広げて、フランスの地図に点がポツポツと書いてあり、ここはどこ?という地図の問題が出題されます。
これはあとでまた説明します。


こういった問題を、2月の時点で解けるように、しかも合格点を取らねばならないのです。だからこそ、2学期間は、ひたすら演習(問題を解いて)、復習しまくることが、有効な対策になるわけです。

さて、早稲田大学の世界史のレベルが分かったことですので、2学期はどのような準備を進めていけばいいのでしょうか?

 

②2学期の演習について


早稲田の問題を2月に解けるようになっているには、この時期からすでにある程度の完成度が必要です。たった1日で世界史を覚えきれたらいいのですが、そんなに甘くはありません(-_-メ) だからこそ、この時期の演習は大切なのです。

 

○演習の目的


  演習することによって、自分が間違えたところ、あっていたところがはっきりとわかります。それが目的です。間違えたところを明らかにすることで、自分の欠点がわかるからです。つまり、「間違いはあるもの」だと思っていいのです。最初から満点取れる人はよほどの天才です。

 

○参考書はこれを使う


おすすめの参考書はこれです。「実力をつける世界史100題 Z会出版 」。難関大受験生なら必携の一冊。これが解ければ、入試も解けるレベルの問題が時代ごとに100題用意してあります。
実力をつける世界史100題

 解き、間違えた場所を整理、なぜ間違えたか、なぜそれが答えになるのかという根拠を自分でしゃべれるようになるまで、復習しましょう。 これが「自分授業」です。

僕のやり方:基本編
世界史が苦手な人は1日2つか3つくらいでいいです。それでもかなりおなかいっぱいになると思います。大切なことはやることではなく、わかるようになることなので、解いたあとの復習を重点的に先ほど言ったやり方で行っていました。 
この問題集の解説はめちゃくちゃ詳しいわけではないので、先の教科書、用語集と組み合わせながら使うとよいです。
また、問題が非常に良いので、わからなかった問題文は、ノートに書き写してもいいです☆僕も実際そうしていましたよ!
それによって、間違えた問題を覚えるので、この分野に関しては2度と間違わんぞ!という覚悟が生まれます(笑)

9月に始めたとして、100こ終わり切るのに、だいたい1か月半といったところです。2週目からは1回で解く問題数を増やします

僕のやり方:応用編
僕はこの参考書は4週しました。それでも間違える問題というのは存在してしまうのですね。。。そんな4回目の時のやり方は、本番を意識して、適当に開いた箇所4つを40分で解ききる世界史ランダム演習を行っていました。
1から順にいくと、次はあのへんだなと心の予想ができてしまいますが、これだと、ローマからの唐からの、イギリス近代からの第二次大戦前後のドイツという、無作為に演習することができ、素早く頭の中から答えを引き出すトレーニングをすることができます。むしろ本当のテストみたいで、おもしろい(笑) 

 

「上智大学過去問」

 
上智大学の過去問

志望校以外の赤本で解いておいてほしいのが、上智大学の世界史の過去問です。上智大学の世界史が解ければ、早稲田の世界史は怖くありません。 なぜならば、上智の世界史は、流れ、用語(人名、戦い)、地図とすべての要素をかなり高いレベルで覚えていなければ解けません。いわば、教科書の穴埋めのような試験なのですが、その穴が多いので、100%理解していないと、かなりきつい。。。 その穴さえ埋める訓練をしておけば、その穴の要素が、正誤問題に絡んでくると分かってきますし、勇気をもって解答することができるようになります。 
特に地図問題が、上智は特別に難しい!

上智大学の世界史、 むずい・・・上智大学の世界史2
上智大学の世界史
以下答えです。




上智大学2014年2月4日の答え

 

 

 

 

 

③通史を一周させる
④必要な参考書をそろえる

 


膨大な世界史を突破するためには、夏までに、(8月末)通史を必ず一周することです。古代オリエント文明から現代史までです。通史を一周する目的は、世界史の流れをつかんでおくことで、夏以後に向けて「演習」をスムーズに行うためです。世界史は暗記科目ですが、覚えていてなおかつ「解け」なければ、得点源にできません。解くための準備をここで行います。
まず、必要なものは教科書です。 僕は山川の諸説世界史Bを使っていました。 入試問題はこの教科書をもとに作られるので、その大元をしっかり学びましょう。用語集も併用して使うと効率がぐーんと上がります! 特に早稲田、慶応、上智を狙う人は、通史の段階でも使っていくと、演習がスムーズに進みます。
   世界史用語集

教科書の記述が、読みにくい!と思う方もいることでしょう。その場合は、「実況中継シリーズ」「読むだけですっき分かる世界史」がおすすめです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



読むだけですっきりわかる世界史 

実況中継は一冊1500円以上もする高価なものなので、僕は買えませんでした( ;∀;)でも 僕は⑤の文化史だけ、実況中継もってましたよ☆もちろんブックオフで100円でGET!!
 読むだけですっきりわかりやすいシリーズは600円くらいの新書です。教科書を優しい口調で書き直したという感じです。中身はほぼ教科書と同じです。教科書よりは軽いので、持ち運びはしやすい☆

僕は、教科書・用語集と同時にこちらも使っていました。
ピンク  大学入試にでる 完全フォローの世界史B [古代・中世]
青     大学入試にでる 完全無欠の世界史B[近代・現代] 

 


完全無欠の世界史B

この参考書は、河合塾で講師をしている、伊倉正武さんの授業内での「板書」を限りなく再現し、文字での論理的説明、そして一問一答までついている、オールインワンな万能な相方です!!世界史 伊倉正武 板書




流れとしては、「教科書で流れを文字で注入→伊倉板書で整理→伊倉解説で納得→一問一答でアウトプット→自分授業→足りないところを用語集で補充」
で僕はやっていました。教科書が分かりやすくないと思う人は、教科書の曖昧な表現(イメージがわきにくい)ところに嫌気がさすんだと思います、だからこそそれを具体化して、イメージとして覚えて、理解していくことが大事です。また自分授業は一度記事にして、まとめています! 人間の記憶は20分後に40%忘却してしまうものです(エビングハンスの忘却曲線)。だからこそ、より深く覚えていられるために、自分でアウトプットしなければなりません。演習以外にもアウトプットの機会を増やすことによって、より深く覚えることができます。⇒ 自分授業で声を出そう!! 

 

 

まとめ

①2月までに合格点
←②(そのためには)2学期の間に演習
 ←③夏休みの間に通史
  ←④必要参考書をそろえる

ということでした。世界史は理解して、覚えれば、確実に高得点が狙える科目です。ですが、人間の記憶は20分後に40%忘却してしまうものです(エビングハンスの忘却曲線)。だからこそ、より深く覚えていられるために、自分でアウトプットしなければなりません。 それは、自分で授業することや演習することによって、達成することができます。 
MARCH志望の方も、MARCHのための勉強をしているだけでは、MARCHにしか受かりません。
またMARCH大学という大学はないので、MARCHの中でもどこに行きたいのかということ自問自答しましょう。学校・学部ごとに傾向が違うので、目標をしっかり定めて、勉強していきましょう。

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