早稲田生が語る-大学受験過去問の青本と赤本どっちがいい?

赤本と青本どっちがいいの?

赤本と青本どっちがいいの?

10月ごろから志望校対策を本格的に始める時期になってきましたが、みなさんいかがでしょう。志望校対策、出来ていますか。志望校対策の一番は過去問研究です!今回は2週類の過去入試問題を扱っている赤本・青本の比較を通じて、皆さんに自信をもって過去問研究に専念してもらうための記事となっています!m(__)m

友達「なんで赤本と青本、両方もっているの?」
 ぼく「だって受かりたいじゃん!」 

赤本・青本それぞれにやっぱりいいところ、悪いところっていうのがあります。それぞれを最大限に生かすには両方持っておくしかないのでは?というのが僕の意見です。

あと、2つから良いところを、パクれたらそれこそ受かるんじゃね?みたいな簡単な考えもあったり・・・。是非それぞれのいいところ、悪いところを参考にしながらどちらを買うか、それともどっちも買うのかを決める際のお役立ちになれれば幸いでございます。

実際に僕が受験生時代に使っていたのはこれら過去問です。()に書いたものはどこで入手したかを書いておきました。

赤本(新品は買ってない。2500円くらい。)
早稲田社会科学2014(学校の)
・早稲田国際教養2012(Amazon)、2014(学校の) 
早稲田政治経済2012(Book Off)2014(学校の)
早稲田教育2012、2014(2つとも学校の)

青本(全て購入。だいたい2500円くらい。)
早稲田社学2014
・早稲田政治経済2014
・早稲田教育2014

以下、実際に使ってみた赤本など参考書の写真をあげてみました。

写真にある慶應の赤本は、早稲田国際教養学部の長文対策で使っていました☆

これらの赤本、青本が本棚においてあると、身の回りの「早稲田」という文字が自分に何か特別な力を与えてくれているような気がしていました(笑) 視野に「早稲田」という文字があるのです。これはもう、やる気が上がるだけですね。二個持ちは、その力が赤本のみよりも二倍になるかもしれません(笑)。

東大リスニングの本もありますが、これは国際教養学部のリスニング対策で使っていましたが、まったく東大は受けるつもりはありませんでしたが、東大並の英語力や!なんて勝手に思ったりしていました(笑)

よくいませんか?電車とかで、四角い透けているケースにこれ見よがしに赤本とか入れてる人?(笑)あういうのはやっぱり威力あるんですね。

青本赤本早稲田

上の僕が実際に持っていた過去問リストのアンダーラインの3つの学部が基本的に赤本と青本2個持ちの状態でした。赤本は古い年度であればBook Offなどの中古本屋さんで100円で入手できる可能性があるので無理して新品で買う必要もなかったりします。

青本はなかなか中古で売られないのと、安く売られてないのでどうせだったら新品でいいかと思える点があります。

青本のいいところ・悪いところ

とにかく解説が詳しい!

駿台から出版されているため、青本の対策や解説は、駿台の講師によって書き下ろされています。プロによって書かれているわけですから、特に国語に至ってはしっかり解答の根拠が書かれているので復習がしやすくなっています。

イメージとしては、模試の解答解説のクオリティーで大学の過去問を解説しているような本だと思っていただければいいと思います。

国語に関しては段落の整理も書かれているので、文章全体の流れを後で見直すことができるようになっているのもいいところです。間違っている選択肢の理由も書かれているので、自分で復習する際に、「自分授業」しやすい作りになっているのが大きな特徴です。

⇒「自分授業」のやり方についてはコチラを参照‼

掲載問題数が少ない

赤本が7年分の問題と解説を掲載しているのに対し、青本は「5年分」です。同じような値段、おんなじくらい重いのに……。もちろんその分解説が詳しいのですが、「質」の代わりに「量」がなくなるようです。ちなみに紙の質も青本のほうが良いです。

問題が読みにくい

国語の過去問のフォントがやたら小さいんですよね。字が小さくて、青本をコピーしてやる気にならないんですよ・・・(´;ω;`) 世界史とかだったらまだ小さくても読めますけど、現代文の文章で読みにくいとまぁ解きにくいです(笑) 問題文も結構つめつめで書かれていたりします。

たまーに、悪問と呼ばれる問題に対しては、出題自体を疑問視する声を解説の欄に上げる講師もいますが、それこそそんなこと書かんで他の「質」上げてくれ…という気も。むしろその講師が、問題の部分で選択肢「イ ロ ハ ハ」と間違えて記載していたりして、いやお前もミスってるやん。と思ったことがあります笑 たしか早稲田政治経済学部の青本だったような…

青本は問題は見にくいが、解説が見やすい!!

青本 東京大学 [文系]
青本 東京大学 [理系]

青本 早稲田大学 政治経済学部
青本 早稲田大学 商学部
青本 早稲田大学 理工学部

青本 慶應義塾大学 経済学部
青本 慶應義塾大学 理工学部

赤本のいいところ・悪いところ

使用者の合格体験記が載っている

実際に赤本を使い、合格をした人がアドバイスをくれています。赤本の使い方、お勧めの参考書などなど、こういう生の声は、なぜ早稲田を選んだか?や実際早稲田に入ってみての感想なども含んでいます!! 

今年発売されている早稲田のものだと、インタビューの中で「Qあなたの早稲田キャンパスのお気に入りの場所は?」というところがあったりと、早稲田を身近に感じられることは間違いないです。そういう意味では読みやすさ、見やすさはありますね。青本にはこういうコーナーはありません。

イクスタ内にも早稲田に合格した人が書いた合格体験記があるので、紹介しておきます。

主要な大学はほぼすべての学部の過去問がある

一つに先ほど上げたように、1つの赤本で7年分の問題が載っていて、問題数が多いことも上げられます。二つ目に、実は青本は決まった学部のもののしかないのに対し、赤本は各大学のすべての学部分の赤本が存在します。

とくに国際教養学部は赤本しかありません。トフルゼミナールが国際教養の英語という本を出版していますが、あれは過去問は一切載せていません。

また、古本屋で108円などで数年前の赤本が売っていることがあります。これが赤本、青本2冊持ちしやすいゆえんでもあります。そういう意味でもちょっと昔の過去問も触れられるのでそれもGOODでしょう!同じ問題はでることはありませんが、同じ考え方で解ける問題は必ず出ます。

解説がシンプルすぎる

赤本の解説は解答ありきの解説感があります。「答えがこれなのだからこれこれこういうことです。」みたいな感じで、あっさり1行ですまされることも多いです。

ポジティブにとらえれば、赤本は自分で解説を作れる、それだけ復習を大事に考えているから、自分で考えさせるために解説は少ししか載ってないとも思えるので、あいまいなところではありますが・・・。

ただし、それはみんなができるというわけではないのでもうちょっと解説があってもよかろうという部分が多々あります。そういう意味で、青本はしっかり解説が載っています。

一方で、赤本を使う際に気をつけるのは、国語の問題用紙の前は必ずと言っていいほど右側が英語の解答解説になってしまうのが難点です・・・がそれ以外はまったく問題ないです。

赤本は解説が詳しくないが、読みやすい!!

 

赤本 東京大学 [文系]
赤本 東京大学 [理系]

赤本 早稲田大学 政治経済学部
赤本 早稲田大学 商学部
赤本 早稲田大学 理工学部

赤本 慶應義塾大学 経済学部
赤本 慶應義塾大学 理工学部

赤本 明治大学 政治経済学部
赤本 明治大学 商学部

以上が今回の赤本・青本比較です! 量の赤本と質の青本。どちらのいいところも使いながら勉強していくのはいかがでしょうか。

赤本・青本二個もちの使い方

僕的には、赤本で演習を青本で復習を。そして二回目に過去問を解いたときに、赤本の解説でもしっかり理解できるかどうかを、チェックしていました。

もしだめなら、もう一度青本で解説を読み込むと。英文解釈の記事でも載せましたが、誤答分析ノート、と言われる間違いを直し、復習するためのノートをつくり、(僕は自分の名字を、そのノートのタイトルにしていましたが(笑))、そこで自分なりの解説を作るというやり方をやっていましたが、ノートを作る際にはよく青本の解説は重宝していました。

何度もやっていくうちに、赤本の解説のように、自分なりの根拠が簡潔にまとめられていくようになっていきましたし、それはつまり解答へのアプローチが素早くなっていくことの証ですから、間違いなく力がつく方法だったと言えます。

↓僕ノート
文頭のSが代名詞の場合、原則的にそのSは前の文のSと一致する

と書いてあるところがありますが、これは学校の先生がくれた文法解釈のプリントにあった言葉をまるパクリしたのですが、このように簡潔に解答へ至るまでの根拠を見つけられるようになっていました。
 

僕が早稲田に受かったノート

復習のときにノートを作ることは勉強の効率をグッと上げます。ノート学習法について他の方法を解説している記事があるので、参考にしてください!

さて、ようやく2学期が始まったばかりですが、勝負はもう近づいています。過去問研究を通して、その大学がどういう問題を出す傾向にあるのか、どういう考え方をすれば解けるのか、などなどそういう視点の下で勉強を自信をもって続けてほしいなと思います。
 

よくある質問:過去問は何年分とけばいいですか?

 


愚問です。これは僕が例えば「30年分解けばいい」と言ったら、「30年分解く」かどうかで言ったら、たぶん解きませんよね(笑)つまり、合格点が取れるまでやればいい、ってことだと思います。赤本では7年分や、青本だと5年分しか載ってない問題も、東進の過去問データベースを使えばもっと量は確保できます。登録も簡単、利用は無料なので、使うべき。東進の過去問データーベースは、各大学の過去問をネット上に公開しています。解説がないのが難点ですが(;^ω^)
 
 過去問演習をすることで大切なことというのは、点が取れる考え方を身に着けることです。そのためにどれくらいの過去問を使ったかというのは、結果であって、目的ではないのです。30年分解いたところで、確実に合格点が取れるようになるとは言い切れませんし、考え方さへ分かれば1年分だけでもいいはずです。
 実際僕は、早稲田の人科の問題は、入試本番で初めて解きました。それは、人科が簡単だといいたいのではなく、考え方をすでに他学部の過去問で身につけられていたからです。独特な正誤問題、前置詞問題も、社会科学部の正誤問題で対策できていたし、たとえ前置詞ができなくても長文で解ける自信があったということを自分で分析していたので、やる必要を感じなかったのです。
 第一志望ではない学部の過去問も同じように、点が取れるなら別に解かなくたっていいんです。じゃあ点がとれなかったら?その時に初めてやりだせばよいですし、少なくともどんな問題がでるくらいは見ておいたほうがいいでしょう。
 

 

 

 

君の行きたい学校はどこなの?


 
 もう一般試験まで2か月です。ならば、一番受かりたい大学の対策を一番することが大切です。それ以外の学部の過去問は独特なところだけやればいいと僕は思っています。 よく、「MARCHの過去問が安定して解けるようになったら、早慶のをやるほうがいいですか?」と受験生から僕は聞かれているのですが、安定するのなんて待てませんよ。
 林先生も言ってます、「いつやるのか?」 例えば、もしマーチの過去問を解くのに安定するのが、第一志望の受験日の直前だったら? たった1日で早稲田や慶応の問題を対策できたら、みんな受かってしまいます。
 だからこそ、本当に受かりたい大学があるなら、そんな恣意的な数字にこだわらないで、点を取るためにすぐに赤本を使いましょう。とくに早稲田大学の志望者の倍率というのは5~10倍ほどでしょう。つまり、40人収容の教室で受験した場合、4~10人くらしか受からないんです。受かるためには人を蹴落として(点数でね、実際に蹴ったらダメぽよ)、いかないと受からないってことです。勝者のメンタリティーをもって、闘いましょう!

 

 

 

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今回は赤本と青本について比較して述べてきましたが、センターの過去問には他にも色んな種類があります。英国数と科目別に過去問の問題集を比較してみました。

 

 

 

 

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