7冊だけで難関大レベルまで完成する古文参考書ルートとスケジュール
こんにちは!今回は「7冊だけで難関大レベルまで完成する古文参考書コースとスケジュール」を徹底解説します。
古文って、最初は本当に面白くないし、何をやればいいのか分からず、つまらなく感じる人も多いですよね。
実際、英語や数学と比べて、古文に本腰を入れる受験生は少ない印象があります。しかし、古文はやるべきことをしっかりやれば、難関大でも十分に得点源になる、コスパ最強の科目です。やらないのは本当にもったいない!
僕自身、古文は苦手からスタートしましたが、最終的には早稲田大学に合格できました。
去年の受験生でも、このルートで早稲田や一橋の古文で70%以上を取れるようになった人が何人もいます。最新版の勉強法なので、安心してついてきてください。
実は、古文は共通テスト・難関私大・難関国公立で「やるべきこと」がほぼ一緒という珍しい科目です。だから、効率よく終わらせて、英語や他の科目に時間を回すのが賢い戦略。英語は本当に差がつくので、古文はサクッと片付けてしまいましょう!
土井万智(どいまさと):独学で大学受験に効率よく成功する攻略法
コーチ、参考書ルート、参考書マトリクス、カレンダー、初心者ガイド、YouTube
全体像の説明
大学受験古文を完成させるためには、大きく分けて「知識」と「読解」の2ステップがあります。
知識パート:単語・文法のインプット
古文単語と文法は、単独で出題されるだけでなく、読解問題を解くための絶対的な基礎です。ここをおろそかにすると、どんなに読解演習をしても点数は伸びません。単語や文法は一見地味ですが、ここを固めることで古文の世界が一気に広がります。
読解パート:文章理解と因果関係の把握
登場人物の発言や行動、その背景にある状況や感情の因果関係を読み取る力が求められます。共通テスト・私立・国公立、どの入試形式でもこの力は必須です。
設問の種類も大きく変わらず、「現代語訳」「内容説明」「心情把握」などが中心。つまり、どの大学を受けるにしても、やるべきことは共通しているのです。
参考書ルートとスケジュール
ここからは、7冊の参考書を使った具体的な学習スケジュールを紹介します。
知識パート
古文の受験勉強は、まず「単語」と「文法」から始めましょう。受験古文の70%はこの知識パートで決まります。ここをしっかり固めることで、古文は一気に得点源になります。
単語:300個が基本、早稲田志望は450個を目標に
古文単語は、最初に300個を完璧に覚えることから始めましょう。早稲田や難関大志望なら450個を目安に。
おすすめ参考書は「読んでみて覚える古文単語315」「古文単語330いいずな書店」「速読古文単語」など。
どれでも構いませんが、イラストやニュアンスが分かりやすいものを選ぶと覚えやすいです。早稲田なら「Groupで覚える600」もおすすめ。
単語はただ暗記するのではなく、例文やイラストを活用して意味や使い方をイメージしながら覚えるのがコツです。
赤シートを使って毎日反復し、1日50個ずつ短期集中で覚えましょう。受験直前まで繰り返し復習することで、定着率が格段に上がります。
古文常識:早稲田志望は1冊やり切ろう
古文常識は、和歌や貴族の生活など、現代と違う部分を理解するために必要です。早稲田志望なら「マドンナ古文常識」などを1冊やり切りましょう。古文常識は、文章の背景や登場人物の行動理由を読み解く上で不可欠です。志望校の過去問で頻出分野を確認し、重点的に暗記しましょう。
文法:参考書選びが超重要
学校の授業や教科書は分かりにくいことが多いので、自分に合った参考書を選ぶのがポイントです。
助動詞と助詞の区別、特に助動詞15個は最重要。
おすすめは「望月の古文教室」(完全初心者向け)、「ステップアップノート」(ある程度知識がある人向け)、「古文ヤマのヤマ」(要点整理)です。
両方やるなら「岡本先生の1冊読むだけ」も非常におすすめ。偏差値57くらいの中堅私立ならこれ1冊で十分、MARCH以上や国公立を狙うなら「文法テーマ30」も検討しましょう。
文法は、品詞分解や識別問題の解き方、助動詞の接続や意味の見分け方など、実戦的な知識が必要です。文法書の例文を繰り返し音読し、知識を定着させましょう。文法問題の出題傾向(共通テスト・私大・国公立での違い)も把握しておくと安心です。
最初の3ヶ月は単語と文法に集中すればOK。これだけで共テや私立の古文で解ける問題がかなり増えます。
読解パート
次は「読解」です。長い文章をしっかり読めるようになることが目標です。古文は非日常的な事件やコミュニケーションの中で、登場人物の感情がどう動いたかを読み取る必要があります。単語や文法の知識を実際の文章で使いこなせるようにしましょう。
古文特有の難しさは、人間の心情の移り変わりを読み解く点にあります。2025年の共通テスト古文も、登場人物の人間関係と感情をしっかり読み取る問題が中心でした。
読解のポイント
主語と述語の対応を意識する:古文は主語が省略されやすく、誰の行動・発言かを見失いがちです。登場人物の名前や代名詞に注意しながら、主語を補いながら読む習慣をつけましょう。
段落ごとに要点を整理:接続詞や係り結びに注目し、因果関係や時系列を把握しましょう。
心情の変化を追う:登場人物の発言や行動の背景にある感情の変化を読み取ることが重要です。設問でもよく問われます。
注釈を活用する:古文は注釈が非常に大事。注釈をしっかり読み込むことで、本文の理解が格段に深まります。
和歌対策も忘れずに
和歌は貴族のおしゃれな大喜利大会。色々な技が使われているので、参考書でパターンを押さえましょう。
多くの読解参考書には和歌の技がまとめられているので、普通に進めれば十分です。
読解のおすすめ参考書
「古文上達」シリーズ(基礎から応用まで対応)
「中堅私大古文演習」(河合塾のシリーズ)
「ポラリス古文」
「望月の古文教室 長文読解編」
「岡本の1冊でわかる古文読解」
この中から3冊をやり込めば、どの大学でも十分戦えます。昨年の受験生も、このルートで早稲田・一橋で70%以上をマークしました。
過去問演習&総復習
知識と読解が一通り終わったら、いよいよ過去問演習と総復習です。ここからは実戦力を磨くフェーズ。志望校の過去問を解き、出題傾向や自分の弱点を分析しましょう。
◯ 過去問は最低3年分、できれば5~7年分解く
◯ 間違えた問題や苦手分野は、必ず参考書に戻って復習
◯ 時間を計って解くことで、本番のペース配分も身につきます
過去問演習では、単語や文法の知識がどれだけ実戦で使えるかをチェックしましょう。読解力が足りない場合は、再度参考書に戻って基礎固めを。志望校の傾向に合わせて、頻出テーマや設問形式を把握しておくことも大切です。
効率的な学習計画と時間配分
古文は、毎日コツコツ積み上げることが重要です。文系受験生なら1日1時間、理系や共通テストのみなら30分を目安に学習しましょう。春休みや夏休みなど、まとまった時間が取れる時期は、単語・文法の短期集中と読解演習のバランスを意識してください。
◯ 単語・文法は朝のスキマ時間に暗記
◯ 読解演習は週末や時間がある日にまとめて
◯ 過去問は入試直前期に集中して取り組む
模試や定期的な実力チェックも忘れずに。自分の弱点や伸びている部分を客観的に把握し、学習計画を柔軟に修正しましょう。
おすすめ参考書・問題集ルート
最後に、レベル別のおすすめ参考書・問題集ルートをまとめます。
大学受験は、予備校や参考書が多すぎて、どれを選べばいいのか分からなくなりがちです。でも、合格に最短で直結する無駄のない勉強法とスケジュールは、実は明確に存在します。それを知らずに受験するのは、本当にもったいない!
僕自身、予備校時代に「もっと早く効率的な方法を知っていれば…」と何度も思いました。そこで、15年以上の大学受験指導経験を活かして、あなたに最短で合格できる勉強法とスケジュールを伝授します。
イクスタコーチでは、毎週の面談で最短合格のためのスケジュールや参考書の使い方をアドバイス。全科目の得点力を分析し、そこから最短で伸ばすためのプランを一緒に作ります。やるべきことを明確に決めるので、やる気やモチベーションも自然と上がります。スマホの使い方まで決めて、無駄なく受験生活を進めましょう。
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土井万智/(どいまさと):
早稲田大学教育学部出身。大手予備校スタッフの経験から大学受験にかかる費用や時間に疑問を持ち、在学中にウェブメディア「イクスタ」を立ち上げ。都内のIT系スタートアップ企業に勤務したのち、現在はイクスタでウェブメディアとYouTubeチャンネルとオンライン予備校のイクスタコーチを運営。イクスタコーチ卒業生の進学先の平均偏差値63.4(偏差値は東進ハイスクール参照)著書に『独学で難関大学【理系】に逆転合格する』。
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