共通テストから早慶の現代文まで対応!入試現代文へのアクセスで現代文突破!
この記事はセンター試験対策を元に作成していますが、センター試験と共通テストで受験生に求められる勉強内容はほぼ変わらないため共通テスト対策の方法として参考にしてください。
新たに共通テストに求められるのは「思考力」です。この思考力を鍛えるためには「なぜ」を繰り返すことが必要です。思考力や考える力の鍛え方について深く説明している記事も参考にしてください。
> 共通テストとセンターの違いを明確に理解して高得点できるようになるたった一つの勉強法
こんにちは。一橋大学経済学部の笠原です。
今回は入試現代文へのアクセスシリーズについて特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
※実際に入試現代文へのアクセスを使った人にインタービューをした情報をお届けします。
◇目次◇
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5. まとめ
入試現代文へのアクセスの基本情報
出版社
河合出版
価格
いずれも1,008円
難易度
★★☆☆☆(基本編)
★★★★☆(発展編)
★★★★★(完成編)
入試現代文へのアクセスとは??
アクセスは、数ある現代文の参考書の中でも丁寧な解説に定評のある人気参考書です。
文系のみならず、センター試験で国語を使用する理系にも向いています。
基本編、発展編、完成編というようにレベル別に分かれているため、個々の受験生は自分に合ったものを選ぶことができますし、一冊終わったら次のレベル、というふうに段階的に進められるのも魅力です。例題と練習問題に分かれており、順を踏んで学習できます。
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入試現代文へのアクセスのレベル
入試現代文へのアクセス3冊のレベル
基本編は、MARCHレベルの大学を志望する受験生に向いています。国語に苦手意識がある人はとりあえず基本編から始めると良いでしょう。文章読解の基本が集約されており、「まずこの一冊」という感じです。
発展編は、早慶上智レベルの受験生向きです。基本編と異なり単語や文章がかなり難しくなりますので、入試問題演習として使用するのに適しています。
完成編は、早慶、それに旧帝大を志望する人に適しています。模試や入試本番前に解いておくと難しい文章を読解するポイントが見えてくるでしょう。
発展編からはかなり難しいので現代文が苦手な場合は基本編から手をつけてください。
センター試験の現代文で言えば、基本編は国語が苦手な全受験者向きです。
発展編は、100点中50〜60点取れて、さらに得点を伸ばしたいというレベルが最適です。
完成編は、既に80〜90点取ることができ、読みを正確にして満点近くを狙いたい人が挑戦すべきです。
入試現代文へのアクセスの特徴
続いて、入試現代文へのアクセスの特徴について詳しく述べていきたいと思います。
一番の特徴は解説の丁寧さ
入試現代文へのアクセスは、なんといっても解説が丁寧なのが長所です。
要点と答えの理由を解説してハイ終わり、という参考書も世の中にはたくさんありますが、アクセスはそうではありません。まずは文章そのものの内容をしっかり理解することから始めてくれます。
文章の内容まで丁寧に解説してくれる
まず、文章の解説がとても充実しています。各段落が何を述べようとしているのか、というマクロな視点から、ここの指示語は何を指しているのか、これは何のたとえなのかというミクロな箇所まで余すところなく説明されています。
この解説を一通り読めばある程度難解な文章でもしっかり理解出来るはずです。それに加えて簡潔な要約も載っており、大意把握にも困りません。
設問の解説も丁寧!
文章の解説の他には、当然設問の解説もついています。選択肢の問題であれば、なぜこの選択肢が正解でこれが誤りなのかを丁寧に説明してくれますし、抽象的なテクニックとして「こういうふうに読むと良い」というのが明瞭に説明されており、広く役立つ力が身につきます。
解けない問題があったときは、解説を読むことでなぜそれが答えになるのか、そしてこういう問題はどういうアプローチをすればいいのかが理解出来るはずです。
また、文章に登場した難しい単語をまとめてピックアップしてあるため、現代文読解に必要な語彙を学ぶことが可能です。
入試現代文へのアクセスの使い方
次に入試現代文へのアクセスの使い方について述べていきたいと思います。
問題を解く際の全般的な注意
現代文の問題を解くときは答えだけでなくそれに至る論理が欠かせません。
文章を読んで「なんとなく」で作った・選んだ答えはポイントを抑えられていないことや余計な内容が含まれていることが非常に多く、それは得点に結びつきません。
文章を読むときは大切だと感じた箇所に傍線を引いたり、接続語をマルで囲んだり、実際の試験同様の作業をするのが大切です。
また記述問題であれば要点をメモして整理してから答案を清書するのが良いでしょう。ノートを作成し、答えだけでなくそうしたメモ等も詳しく書いておく習慣をつけましょう。
選択肢の場合は自分が選んだ選択肢が正しい理由、さらに他の選択肢が不適切である理由をよく考える癖をつけましょう。選択肢の問題は特に「なんとなく」で選びがちなので要注意です。「なんとなく」で選択肢を選んでも難関大学には対応できません。
例題の使い方
この参考書に出てくる例題を扱うか否かは、個人の好みや実力との相談だと思います。
必要ないと思えば取り組まなくても結構ですが、国語に苦手意識を持っていたり、出来る限り多くの題材に触れたいと思っていたりする受験生は例題にも是非取り組んでみましょう!
問題は必ず解いてから解説を見よう
ただし、ただ文章を読んで解説を読むのはNGです。国語の問題は解説を読むと、なんだかわかりきった気分になってしまうことが良くあります。
しかし、実際の試験ではノーヒントで自分で読解しなければならないのです。解答解説を読むだけでは、読解のコツが定着していることは滅多にありません。
かならずノートを用意して、実際に問題を解いてみましょう。読んでいるのみだと効果がほとんどありません。
例題を解いたら答え合わせをします。自分で導いた答えが間違っていたら、正解を知るだけでなく、解説を読んで自分の思考のどこが間違っていたのかチェックするのです。
自分の癖や傾向を見抜くことが実力向上への最大のコツです。解説を読み、間違えた原因の分析が終了したら、いざ練習問題へ。
練習問題は入試だと思って解こう!
練習問題は、例題で把握した自分の癖に注意しつつ文章を読みましょう!
傍線を引くなどの工夫はもちろん行ってください。試験本番と同じだと思って、相応の意気込みで臨むのが大切です。
時間設定を気にするかもしれませんが、初めのうちは(正解率が安定しないうちは)長時間かかってしまっても構わないので、自分の納得がいくまで丁寧に文章を読んで、「これだ!」と思える答えを選びましょう。
時間に追われて回答すると、どうしても読解が浅くなり、学習効果が得られないのです。
解答の過程・論理を復習しよう!
一通り解いたら答え合わせをします。択一問題では、どういう理由でこの選択肢が正解で他が誤りなのか丁寧に読みます。
記述問題では必ず述べなければならないポイントは何で、それは文章のどこにあるのかをよく振り返りましょう。答えを見て終わり、ではほとんど意味がありません。そこに至るまでの過程・論理を最大限吸収するよう努めてください。
まとめ
入試現代文へのアクセスについて詳しく述べていきましたがどうだったでしょうか?
入試現代文へのアクセスが自分に合っているなと感じた受験生は、この参考書を繰り返し使って現代文の実力を高めましょう!
他の現代文の参考書を知りたい受験生は以下の「現代文参考書特集」を参考にしてみてください!
そのほか、現代文の成績を上げるためのイクスタのノウハウを紹介します。





イクスタのどいまんです。早稲田大学教育学部、大手予備校、イクスタ創業、一般企業勤務を経て、2020年9月よりオンラインの家庭教師・コーチング・トレーナーを開始しました。
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