この3ステップで得点アップ!!現代文の復習法を変えろ!
みなさんこんにちは。中央大学文学部のエースです。
今回は現代文の勉強法を紹介します。
まずみなさんに質問です。現代文にとって一番大切なものは何でしょうか?
それは復習です。私はこの復習を本当に徹底していました。このことを中心に現代文の勉強法を紹介します。
現代文といえば勉強のしづらい教科ですが、これをやれば得点を伸ばしづらい現代文でも確実に点数が取れるという具体的な勉強法を紹介します。
現代文復習のポイントは3点あります。
1.現代文は復習の徹底でできるようになる
みなさんはどのように現代文の復習をしているでしょうか?
現代文の勉強で一番やってはいけないことは復習を怠ってしまうことです。みなさん復習の仕方を頭に思い描いてください。ただ解説を見ただけで終わっていませんか?適当に解説を見ただけで納得してしまっていませんか?
それでは現代文ができるようにはなりません。
現代文の復習はまず解答解説を熟読する。次にもう1度本文を読む。そして解きなおす。の3ステップです。多少時間はかかりますが、この3ステップを繰り返すと次第に文章の構造をつかめるようになります。
目安は1時間くらいかけてもいいくらいです。慣れてきたら短くしましょう。私は大体以下のように時間をかけていましたが、受験直前は時間短縮で30分くらいで3ステップをやっていました。
①解答解説の熟読(30分程度)⇒②本文を再読(15分)⇒③解き直し(20分)
2.フロー図を作ることで構造把握をする
復習をしたら、さらに現代文を得意にするテクニックがあります。それがフロー図の作成です。これは評論、小説どちらでも活用できます。評論問題の場合はまずノートを2分割します。評論問題は文章構造が二項対立になっていて筆者が言いたいこととそうでないことの2つの軸に沿って展開されますので、それを段落ごとに順を追ってノートに書いていきます。
ここで重要なのができるだけ字は書かずに、矢印を使ったり、図を入れたりしてできるだけシンプルにまとめましょう。小説は分割する必要はないので登場人物の心情変化や場面背景を示しながら描いていきましょう。こうするとより文章の構造や心情変化に気づくことができます。
①ノートの2分割⇒②物語に沿ってできるだけシンプルにまとめる
3.要約することで論理的思考能力を養える
これで総仕上げです。原稿用紙やマス目のあるノートに文章要約をしてみましょう。要約は文章を200字以内でしてみましょう。この200字はちょうど文章をまとめやすい字数だと言われているので文章を簡潔にそして要点をまとめあげましょう。前段階のフロー図がきれいにできていると要約するのもかなり楽です。
ここまでできると相当深い理解につながります。ここまでしっかり復習できるとだんだん初見の問題でも要点や筆者の主張がわかるようになってきます。そうなると現代文の得点はぐんぐんあがっていきます。要約したものは学校の先生などに添削してもらうとよりいいです。
①200字程度の要約⇒②誰かに添削してもらう
現代文を確実に得点源にするために
以上3点の勉強法を実践すれば現代文の点数を伸ばすことができます。
一般的に現代文は力を伸ばすことが難しいと言われていますが、しっかりした方法で対策をすれば確実に得点力を鍛えることができます。現代文ができるようになるということは物事を論理的に考えたり、自分の思っていることを端的に伝えることができるようになることにもつながります。
繰り返しになりますが、現代文は「復習」の科目です。もう1度自分自身の復習法を見直してみてください!
現代文ができることは社会的に必要なスキルを身につけることにもつながります!!最初は慣れずに大変ですが頑張ってください!!
大学受験生で現代文を使う受験生におすすめの記事
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ