苦手な古文は3つの意識で攻略!!共通テスト満点を狙うテクニック
みなさんこんにちは。今回は多くの受験生を苦しめる古文の特集をしていきます。僕の経験も踏まえ、ここでは難関大志望者(とくに首都大や横浜国立のような国公立大)のための古文勉強法をお伝えしたいと思います。
「正確に、端的に、素早く」。これが難関大古文の攻略法です。とくに記述式の試験が多い国立大ではこれがかなり重要になります。では見ていきましょう。
古文の成績を上げたいと考えている受験生は以下の記事も参考になると思いますよ。独学でゼロから早稲田大学政治経済学部に合格した古文のノウハウをご紹介しています!
◇この記事の目次◇
難関大の古文では3つのポイントを確実に抑える
難関大学の試験で難しいのは、記述式の問題です。とくに「下線部を現代語訳しなさい。」とか「下線部の根拠を示しなさい。」といった現代語訳が求められる設問では正確な解答が必要です。例えばセンター・共通テストや私立レベルでは正確に意味がとれなくても解答を導き出すことは可能ですが、記述式では自分で一から訳をつくらなければなりません。
ポイントとしては、日ごろから
②主語を意識する
③助動詞の運用を正確に。
ここを意識しましょう。英語の単語暗記もそうですが、単語の意味を一つだけ覚えていても深い理解にはつながりません。単語の意味を複数、そして正確に覚えることで本当に使える知識となります。また古文は文中に直接主語を書かない場合が多いので、敬語などを頼りに誰のセリフなのか、誰の動作なのかを確認しつつ読みすすめましょう。
古文の記述問題では端的に回答する
正確に意味をとることも必要ですが、端的に解答することも大切なポイントです。設問では「●●語以内で書きなさい。」と文字指定されることがあります。つまり作問者の求めている解答を端的に伝えることが点数を稼ぐ上でも重要です。
みなさんも、「いいことが書いてあるのに文章が長くて読みづらい、何が言いたいのかわからない」といった経験がありますよね。ここでも全く同じ原理が働いています。言いたいことを詰め込みだらだら書くのではなく「誰が読んでもわかる」解答テクニックを身につけましょう。
ポイントは復習のときに解答の根拠や現代語訳を意識してまとめる癖をつけることです。最初はなかなかまとまりのある訳を書くことはできないかもしれません。ただこれは繰り返してうまくなるので、古文に限らず現代文などでも意識していきましょう。書いたものは学校の先生に添削したり、友達同士で確認し合うなどしてみるといいと思います。
古文は設問を読んでから問題文を読み始める
これは国立大のみならず共通テストや私立二次でもそうですが、古文に多くの時間を割くことはできません。また配点も古文の比重は高くありません。とはいってもないがしろにはできないのでとにかくスピード感を持って解きましょう。
例えば設問を読んでから文章を読むといったことは効果的です。設問を把握してから文章を読むだけで解くスピードはまったく変わります。この設問先読みには好き嫌いもあるので一概にいいテクニックとは言えませんが僕自身はこの解法で3分くらいの時間短縮ができました。3分あればほかのところに時間を使えますし、見直しもできますからね。
いかがでしたか?やはり勉強は基本に忠実にです。まずは基本的な知識である単語・敬語・助詞助動詞をきっちり覚えましょう。これだけでもかなり文章を読むのが楽になるはずです。文章読解は設問先読みなどのテクニックや主語を確実にとっていくことで正確に素早く解答できると思います。この3つを意識していた僕はセンター本番の古文で45点を取れました。最初は10点くらいだった僕も古文を得意にできたわけですからみなさんも頑張っていきましょう。
参考:確実に古文の成績が伸びる勉強法 完全網羅版 国公立私立 - イクスタ
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