これから化学をはじめる受験生へ「鎌田の理論化学の講義」の特徴から使い方まで紹介!
こんにちは!一橋大学経済学部の笠原です!
今回は「鎌田の理論化学の講義」という参考書について特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます!
※実際に「鎌田の理論化学の講義」を使った元受験生ににインタービューをしてお送りします。
基礎から化学の実力をつけたい受験生はぜひ参考にしてみてください!

◇目次◇
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1.1 「鎌田の理論化学の講義」とは??
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3.1 分からない公式を確認しよう!
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3.3 赤シートを隠しながら覚えられる!
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4.1 自分の進度に合わせて進めよう!
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4.2 タイプ別の使い方
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4.3 【セットで紹介したい参考書】
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「鎌田の理論化学の講義」の基本情報
出版社
旺文社
値段
1,300円
難易度
★★☆☆☆
「鎌田の理論化学の講義」とは??
この参考書は化学の各分野がテーマごとに書かれているため、化学を始めたばかりの受験生から部分的に苦手項目を確認したい受験生におすすめできる参考書です!
別冊には重要な暗記事項がまとめられているため、試験直前の確認などにも使用できます!
「鎌田の理論化学の講義」のレベル
> 鎌田の理論化学の講義(大学受験Doシリーズ)(Amazon)
難易度としてはそれほど高くはなく、センター試験や中堅私大から難関大や国公立で化学基礎または化学を受験する方の中で、理論化学で苦手意識のある分野があるまたは確認したい部分のある受験生向けの参考書です。
理論化学の基礎ができており応用的なことを勉強したい受験生、問題をたくさん解きたい受験生にはおすすめしません。下記の【セットで紹介したい参考書】は今回紹介している『鎌田の理論化学の講義』と同じシリーズの本で同じレベルの参考書ですが、このレベルが難しいと感じた場合には
『岡野の化学が初歩からしっかり身につく』という参考書があり、この参考書み分野ごとに分かれているのでおすすめの参考書です!
「鎌田の理論化学の講義」の特徴
続いて、鎌田の理論科学の講義いついて詳しく特徴を述べていきたいと思います。
分からない公式を確認しよう!
この参考書は理論化学の基礎固めを重要視しているので、問題を解いていてわからない部分があった場合や、わからない公式があった場合の確認として使うときに役に立ちます。ただ、問題集ではないため、演習問題はあまり載っていません。問題演習をするには他の参考書を用意します。
式に至るまでの経緯が説明されている!
『鎌田の理論化学の講義』の特徴は、化学における公式などが出てきた際に、その式に至るまでの経緯が詳しく書かれているのでただ暗記するだけでなく理解して覚えることができる点です。
そのため、読むだけでも理論化学の理解が深まります。また、分野ごとに丁寧に解説があるので、違う参考書などで演習している際など、部分的に復習したい場合に自分の理解に合わせて参照することができます。
赤シートを隠しながら覚えられる!
別冊の付録には理論化学の重要なポイントがまとめれらています。覚えるべき重要な部分は赤シートで隠れる仕様になっているので、覚えているところと忘れていたところがすぐにわかります。試験前などの短時間で復習したい際には便利です。
さらに、単元ごとに大学の過去問やセンター試験の過去問が載っているので、すぐにアウトプットができるため復習がしやすいです。
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「鎌田の理論化学の講義」の使い方や勉強法
次に、鎌田の理論科学の講義を使った勉強法や使い方についてご紹介していきます。
自分の進度に合わせて進めよう!
この参考書ではまず化学基礎を扱いそのあとに化学となっているので、自分の進度に合わせて鎌田の理論化学の講義の該当分野を読み、わからない部分を再度確認してみましょう。
また、用語の定義や法則の内容はこの参考書に出てくる具体例を参考にして全体の流れや使い方を理解することで、応用的な問題を解く際にもどの公式や法則を使えばいいかわかるようになるので、具体例は覚えましょう!
タイプ別の使い方
独学で1から勉強する場合
① まずどの部分が理解できていないかわからない人は最初から最後までじっくり読んでみて下さい。章ごとにある問題を解いて内容を少しずつ理解しながら全体を読み終えた後に問題集を解き理解できていなかった部分を明確にして、その部分を重点的にやっていきましょう。
学校や予備校の授業と合わせて使う場合
② 次に学校での学習状況に合わせて使っていきたい人は、習った単元のページを開いて読んでみましょう。学校のノートと合わせて確認するとより理解が深まります。
その後、参考書にある問題や各学校で配られている問題集を解き理解できなかった部分を明確にしておくと先生などに質問しやすくなるでしょう。
復習用の教材として使う場合
③ そして、自分のわからない部分に合わせて使いたい人は、わからない単元のページを読み問題を解いて再度確認してみましょう。そしてわからない部分を明確にすることがとても大切です。
また、問題集を解いたときは間違えた問題を見るのではなく、正解した問題もしっかりとか家説、きちんと理解して問題を解けていたかを思い出してみてください。
なんとなく正解したのであればもう一度この参考書を開き復習しましょう。わからない部分が参考書に載っていなければネットなどを利用し、自分が納得のいく答えを探してみてください。
「なぜ間違えていたのか」を考えながら問題を解いていくとより理解がしやすくなります。疑問を持つことが大切です。理解ができたらまた問題を解いて苦手を少しずつつぶしていきましょう。
理論化学の分野は反応に至るまでの流れをつかむだけでなく、覚えなければいけないところがたくさんあります。
用語の定義や法則の内容は書かれている具体例を参考に、全体の流れを理解し問題集などを使ってたくさん問題を解いてみてください。公式や法則の使い方を理解すると応用的な問題を解く際にもどの解法で進めればいいかが理解しやすくなります。
繰り返し問題を解き、わからない部分をわかるように埋めていくことで理解できてくる法則があるかもしれません。覚えられなかった単語も自然と身についてくるものです。自分なりに語呂などを作って楽しく覚えてみましょう。
【セットで紹介したい参考書】
『鎌田の有機化学の講義(大学受験Doシリーズ)』『福間の無機化学の講義(大学受験Doシリーズ)』がありますが、そちらも同様に基礎固めのための参考書ですので、苦手分野に合わせて選ぶとよいと思います。
鎌田の有機化学の講義
今回紹介させていただいた『鎌田の理論化学の講義』の姉妹書です。
こちらも理論化学の講義と同じように分野ごとに説明が分かれており、別冊には重要なポイントのみが書かれています。
鎌田の有機化学の講義についてもっと詳しく対策法を知りたい受験生は以下の記事を読んでみましょう!
福間の無機化学の講義
今回紹介させていただいた『鎌田の理論化学の講義』の姉妹書です。
分野別に分かれているのに加え、ゴロなどが書かれており覚えることが多い無機化学の分野の暗記の手助けをしてくれます。また同様に別冊には重要なポイントのみが書かれています。
この本で内容が難しいと思った人は『岡野の化学が初歩からしっかり身につく』という本がありそちらも分野ごとに分かれていますのでおすすめです。
岡野の化学が初歩からしっかり身につくシリーズ
> 岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(1)」(Amazon)
こちらもそれぞれ分野ごとに分かれて解説がしてあり、上のシリーズとの大きな違いとして自分の進度がチェックや日付を書くことでわかるようになっています。解説の途中で問題があることや、要点のまとめが載っていることなどは同じです。
解説の分かりやすさも多少違ってきますので自分に合う参考書を見つけてみてください!
大学受験生で化学を使う受験生におすすめの記事






イクスタのどいまんです。早稲田大学教育学部、大手予備校、イクスタ創業、一般企業勤務を経て、2020年9月よりオンラインの家庭教師・コーチング・トレーナーを開始しました。
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