【共通テスト数学】大の苦手だった数学を8割まで導いてくれた緑チャートの使い方
こんにちは!イクスタ編集部です!
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この記事はセンター試験対策を元に作成していますが、センター試験と共通テストで受験生に求められる勉強内容はほぼ変わらないため共通テスト対策の方法として参考にしてください。
新たに共通テストに求められるのは「思考力」です。この思考力を鍛えるためには「なぜ」を繰り返すことが必要です。思考力や考える力の鍛え方について深く説明している記事も参考にしてください。
> 共通テストとセンターの違いを明確に理解して高得点できるようになるたった一つの勉強法
国立文系志望者で、共通テスト数学でのみ数学を使う受験生の皆さん。
英語、国語、数学、社会と理科…やることがたくさんで目が回ってきますね。できれば共通テスト数学でしか使わない科目はあまり時間をかけたくないものです。
そこで、今回は、
①共通テスト数学でしか数学を使わない
②数学が得意ではない
③足を引っ張らないところまで数学を伸ばしたい
というあなたのためにオススメの共通テスト数学数学対策の参考書と勉強法を紹介します。
(二次試験でも数学を使う受験生ではなく、共通テストのみで数学を使う受験生向けの記事になっています)
共通テスト数学の過去問や実戦問題集を使って本番の点数を1点でも上げる方法はこちらの記事を参考にしてください。
> 共通テスト数学過去問のおすすめ問題集や使い方をマスターして本番で1点でも多く!
共通テスト数学数学で9割以上を狙う受験生はこちらの記事が参考になります。
> 【共通テスト数学数学】1か月で9割以上をとるための勉強法と問題の解き方- 一橋生が伝授☆
共通テスト数学数学以外に、理系や文系国立二次の数学の参考書はこちらにまとまっています。
> 【数学編】独学で大学受験を合格するためのおすすめ参考書、問題集はこれだ!
文系の国立二次試験で数学を得点源にするためのおすすめの参考書と勉強法はこちらを参考にしてください!
> 文系数学の参考書は一冊を大切に!数学が苦手な受験生におすすめの参考書2選
◇目次◇
実際センター数学は何点だったの?どうやって克服したの?
ちなみに、私のセンター数学の点数は
高3の6月末のマーク模試で数1Aが44点、数2Bが36点、志望校は横浜国大教育人間科学部。もちろんこの中には適当にマークしてたまたま当たった問題の点数も入っているので、実際はもう少し低い点数でしょう…。
私がセンター数学の勉強を本格的に始めたのは8月からでした。はっきり言って遅すぎです(笑)
しかし、12月の模試では数学IAIIBどちらも70点以上の点数を取るまでに成績を伸ばすことができました。
センター数学の勉強に使った参考書、緑チャート
私がセンター数学の対策に使ったのはいわゆる緑チャートと、
センター試験の過去問・実践問題集のみでした。
私が使ったのは赤本でした。
実践問題集もいろいろなところから出ていますが、数学は駿台の実践問題集が一番難しいと思います。
私がセンター数学の対策に使った教材の中でも、今回は緑チャートを中心に紹介をしていきますね。
この参考書でどのように勉強したか。
一言で言うと、とにかくやりまくりました。
こんな説明じゃわからないですね(笑)
具体的に説明していきます。
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センター数学の対策に使ったのはどんな参考書か
夏休みにセンター過去問演習を始めたものの、数学の基礎からできていなかった私はまずこの『チャート式センター試験対策数学1A2B』、いわゆる緑チャートに取りかかりました。
一言で言うと、緑チャートは薄いのにポイントは確実に抑えている!参考書です。この参考書には実際のセンター試験に出る分野、形式だけが載っています。新版では共通テスト対応となっています。
黄色チャート、青チャートなども良問揃いの参考書で有名ですね。これらは大学受験数学のほとんどの範囲を網羅していますが、そのため問題数がかなり多くなっており、全部を解いて完璧にする時間はない…と思う人も多いのではないでしょうか。
基礎の部分は黄色チャートで十分だと思います。
青チャートを完璧にできれば嬉しいですが、共通テスト対策にはちょっと難しすぎる!?
共通テスト数学を過不足なくカバーした参考書です
一方、緑チャートは共通テストの頻出事項が出題される形式で載っており、通常の数学の学習では重要な内容でも共通テストに出題される可能性が低いものは収録されていません。
これ一冊を完璧にすることで、効率よく共通テストで必要なことをカバーすることができます。
また、それぞれの問題にはその問題のポイントがまとめてあるので、模試や試験前にはその重要なポイントのみをチェックして試験の臨むことができるという優れものです。
共通テスト数学を攻略する参考書を使った具体的な勉強法
実際に私がやっていた勉強法の紹介です。
簡潔に言うと、センター数学の出題パターンを覚えてしまおう!という勉強法でした。センター試験には毎年似たような形式で問題が出題されます。
数学の勉強開始の時期が遅く、時間がなかった私は出題パターンに慣れることを優先して勉強していました。
緑チャートは1単元あたりの問題数が20題前後と多くないため、1日で2単元進めていました。
(例)1日目 二次関数→2日目 前日の二次関数の復習+図形 →3日目 前日の図形の復習+確率
といったように、前日の復習分と新しい単元の2単元を1日の勉強量としました。前日の新しく勉強した単元の復習を翌日に行うことで勉強したことの定着度が上がると思います。
この参考書には各章末にチェック問題や、ページの一番下に練習問題が載っていますが、これはメインの基本例題や重要例題を何十回も演習し、余裕が出てきてから解いていました。
この参考書に載っている実践問題はセンター試験の過去問から出題されているので、解答の目安時間を守って解いていきました。共通テスト実践問題集を代わりに使ってくださいね!
勉強法を固めて、あとは反復する
あとはこのサイクルを永遠と続けるのです。ポイントは毎日触れること。英単語も、何日も見ていない単語は忘れてしまいますよね。パターンには慣れたと思っていても、答え覚えちゃったよと思っても、何度も何度も解き続けます。
慣れてきたら苦手分野を中心に進めていきましたが、完璧と思った単元、問題もほったらかしにせず復習していきました。基本的にセンター試験と同様穴埋めのマーク式で問題が載っていますが、流れを全て記述して回答できるようにしました。
こうして緑チャートを仕上げていくことで、センター試験の過去問や実践問題集での演習がスムーズに進みます。徐々に共通テスト数学が解けるようになっていきます。
基本事項が身についたらあとはとにかく演習です。できるだけたくさん解き、共通テスト数学で出題されるパターンを身体に染み込ませます。基本的に、センター数学は問題を覚えるまでやり込みました。
まとめ - 緑チャートで共通テスト数学を叩き込む-
私が感じたことは、センター数学はいかにセンター試験独特のの形式になれることができるかがポイントだということです。点数が伸び始めたのは、緑チャートで基本事項とセンターの形式を頭に叩き込んだのち、過去問演習で色々なパターンに触れたり時間内に解き終わる訓練をたくさん積んでからでした。共通テストも同様の対策ですね!
過去問演習前の準備として、数学の基本事項とセンターの形式が載っていて、効率よく勉強できる緑チャートはとても適していたと思います。
緑チャートは共通テスト試験のみで数学を使う人で、そこまで多くの時間を数学に割くことはできない!という人におすすめです!
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イクスタのどいまんです。早稲田大学教育学部、大手予備校、イクスタ創業、一般企業勤務を経て、2020年9月よりオンラインの家庭教師・コーチング・トレーナーを開始しました。
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