【誰でもできる共通テスト日本史勉強法】9割だって夢じゃない!完全攻略法☆
早稲田大学文化構想学部でアルティメット日本代表のみさみさです。
「共通テスト日本史は教科書読めば9割とれる」は本当?
これは、わたしが受験生時代に聞いた言葉です。ネットでも、類似の質問が多く上がっていました。
正解は「まぁ、たしかに」です。
たしかに共通テスト日本史は“教科書レベル”です。 つまり、理論上、「教科書が100%入っていたら、共通テストで満点が取れる」のです。
でも、ただ読むだけで9割はとれません。
日本史の教科書を読むことで通史の流れは分かっても、全て暗記することはできません。
複合的な知識が必要な正序問題も難しいでしょう。
今回は、センター本番で9割取れた私が本気で共通テスト日本史を9割を取る勉強法をお伝えします!!
私は早稲田に通ってますが、周りの友達はセンター日本史で最低でも85%は取っているような感じです。
◇目次◇
まずは山川教科書で共通テスト日本史の全体像をインプット
さっきの一説にもありましたが・・・教科書は大切です。
時間のないあなた。
10ページごとに付箋を貼って、暇な時間に少しずつ読む。 下の注釈や図表は共通テストで頻出なのでしっかり読んでおきましょう!
10ページなんて、5回ページをめくるだけの量です。 ちなみに日本史の教科書は全部で300ページほど。
1か月続ければ5周できます。 もし、高2生なら、12周できますね。
受験生でも1周はできます。 簡単なことですが、毎日続けるとなると結構できないものです。
東大に行った友達は、高2の時、こう言いました。
「寝る前にお湯を一杯飲む。それ自体はとても簡単なことだけど、毎日続けるとなるとできない。代わりに、やれたら力になるよね」と。
「50回の腹筋を時々、より15回を毎日」とコーチに言われたこともあります。 ホントにそうなんですよねー。私も毎日夜筋トレすると決めましたが、心が折れる日もあります・・・。
ちょっと脱線しましたが・・・一度に全部読もうとすると、とても大変です。
「共通テスト直前なのに全然読んでないよ!!読み切れない!」とならないように、計画的に読み進めましょう。
計画的に継続して日本史の教科書を読み進めることは、大きな力になります。
毎日継続的に教科書を読む習慣をつけることで、流れがわかるようになりますし、未習範囲の予習もできます。
そして、それ以上に「毎日継続して努力できる力」があなたの最大の武器になるでしょう。
では、日本史の教科書をただ読むだけでいいのか。違います。
用語集の活用して共通テスト用語のインプット
教科書を読み進めていく上で、山川の日本史用語集を準備してください。教科書を読んでいくなかで
① 教科書の注釈の中の語句、② あまり有名でない語句、③ よくわからなかった箇所、は用語集を引きましょう。
引いたら、絶対にマーカーでチェックをつけること。
教科書に出てくる語句の用語集での頻度は高くなっているはずです。 抜けのないようにしてください。
山川の用語集の文章はおもしろいくらいそのまま、私大で出題される日本史の問題のリード文になっているのでそのまま覚えてしまえばよいです。
問題演習で共通テスト日本史レベルのアウトプット
読むだけでは暗記は絶対に無理です。覚えた気にはなるかもしれませんが定着していないことがほとんど。
インプットとアウトプットを併行して行うことで共通テスト日本史で着実に9割取れるようにしていきます。
わたしのおすすめは、山川日本史ノートと山川総合テストです。 日本史ノートは、図に書き込むようなやつです。コピーして何回も書いて覚えました。
詳説日本史ノートでは、厄介な家系図や年表がピックアップされていて、ピンポイントで整理できます。
これもただ埋めるだけでは覚えられいので自分の手で何回でも書きましょう。
目安は、真っ白な紙に再現できるようになるまでです!
「日本史総合テスト」は問題集形式の参考書です。記号式だったり、センター・共通テストっぽい問題もあります。
教科書で読んだ範囲を併行してやるとより理解を深めることができます。 整序形式の問題なども載っているので暗記はもちろん、ちゃんと日本史を流れで理解していないと正解することができません。
これらに加えて使って欲しいのは、一般的ですが、一問一答。これは、深い理解はあまりいりません。
ただただ単語を暗記できているかどうかです。 もちろんこの力も必要なので、しっかり固めてください。
わたしのおすすめ暗記法(インプット&アウトプット)
暗記の量が多い日本史、暗記が進まなくて悩んでいる受験生は結構多いです。日本史の勉強を進める上での暗記のポイントは、自分でノートをまとめながら、書きまくることで暗記します。
わたしはこの勉強法のおかげでセンターで9割取り、さらに早稲田に合格できたのだと思っています! 以前、記事にまとめたので読んで実践してほしいです!
参考:【日本史選択必見!】 現早大生の受験時日本史ノート公開 画像で詳しく説明 - イクスタ
共通テスト・センター過去問演習(アウトプット)
共通テスト日本史で9割取るために重要なのが、、、ついに出ました、過去問!!
> 共通テスト過去問研究 日本史B (2024年版共通テスト赤本シリーズ) (Amazon)
この子は、共通テスト対策をする上で最高の教科書なんです!
共通テスト・センター過去問を解き始める段階になるまでに、ここまでに書いてきた勉強法を大抵こなしていることが日本史の共通テスト・センター過去問を解き始めるための前提です。
共通テスト・センター過去問は数年分解けば日本史のほぼすべての分野を網羅することができます。
数年分解いて大問別に採点することで自分の苦手や”抜け”を見つけられますね。点数が取れなかったところは教科書に戻ったり、ノートにまとめなおしましょう!過去問を解いて受験直前期は穴を埋めていく作業が中心になります。
共通テスト・センター過去問を解ききってしまった場合には各予備校から出版されている実践問題集で共通テスト日本史の対策をしましょう。
> 大学入学共通テスト実戦問題集 日本史B (駿台大学入試完全対策シリーズ)(Amazon)
> 共通テスト総合問題集 日本史B (河合塾SERIES)(Amazon)
共通テスト日本史を制するためにインプットとアウトプットの両立を忘れない!
共通テストも二次も・・・ ただ読んだだけ、流れはわかるけど覚えられてない・・・インプット偏り型では解けません。
一問一答形式の丸暗記はしてるけど・・・のアウトプット偏り型でも解けません。
共通テスト日本史で9割を目指す上で大切なのは、ズバリ!!インプットとアウトプットの両立です!!!
この両立によってこそ、知識が定着するんです。どちらも欠けてはいけません。
日本史を一回しっかりやると、楽しいことも多いです。
テレビの日本史ものも楽しめますますし、手軽な国内旅行もより楽しめます。
大学に入ってから、ちょっとしたことで話がはずんだりすることも多いです。
辛いかもしれませんが、楽しむことも忘れずに頑張ってくださいね!
以上、共通テストの日本史で9割を取るための勉強法をご紹介しました!
また、イクスタの現役大学生が協力して日本史の勉強法をあらゆる観点からノウハウ化しました。日本史の成績をもっと伸ばさなければならない人はこちらの記事も参考になると思います。
参考:5人の現役大学生が協力して作成した、確実に成績が伸びる日本史の勉強法 完全網羅版
日本史




