即戦力UPを目指す難関私大志望者なら使っておきたい英語の問題集 大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ)
今回は二回に分けて、私が受験期に使っていた英語の参考書を2冊ご紹介したいと思います!
まず1冊目は…『即ゼミ』こと大学入試英語頻出問題総演習 - Amazonです。この問題集は学校で配布されたもので高2の春には手にしていました。私大対策だけでなく国立二次対策にも使えます。では初めに、この問題集の良さと注意点を上げていきたいと思います。
参考:難関大を狙う受験生が英語文法を仕上げる【英頻】の使いかた - イクスタ
英頻の良さ 3つのポイント
①演習と解説が見開き
問題と解説を同時に開けるので学習効率もUP。解説にはいろいろ書き込みましたね…。黒くなるほど「わかってないんだな」って感じて焦っていました(笑) ちなみに解答は別冊になっていますので丸付けもしやすいです。
②1冊の中に3段階のLEVEL
始めた時期や自分の主熟度に合わせて学べるため長くじっくりと取り組めます。
LEVEL 1(入試としては比較的易しい英文)
LEVEL 2(中堅大学入試向けの標準的な英文)
LEVEL 3(やや難しめの英文)の3段階
参考⇒桐原書店HP
③出題分野がランダム
一般の問題集はだいたい「文の種類」からはじまって「文型」、「時制」、「完了形」…と分野の順番が決まっていますよね。しかし、即ゼミの出題分野はランダム。順番は不規則なので、答えが予想できちゃうなんてことはありません。自分の得意、不得意があらわになります。
英頻を使う受験生の3つの注意点
①基礎が固まっていることが前提
今回ご紹介している即ゼミはちょっと難易度高めです。ネクステやフォレストなどで基礎が固まっていないと、上記であげた良さが裏目に出てしまうんです。ですからまだ高1のうちはこちらの基礎編(大学入試New基礎英語頻出問題総演習)から始めてみるのがベター。高2の夏以降から応用編として、今回ご紹介している大学入試英語頻出問題総演習に移っていくのが良いでしょう。
英文法を本当にゼロから始めたい場合には東進の大岩先生の参考書がおすすめなのでご紹介しておきますね。
参考:大岩のいちばんはじめの英文法はいつまでに完成させるべき?レベルや問題数、使い方は? - イクスタ
②解答・解説がざっくり
とてもシンプルにまとめられているので、わたし自身使っていて腑に落ちない部分が多かった覚えがあります。しかし、そのつど参考書を開いて確認する癖がついたのはよかったと思います。自分で調べて納得した問題は、驚くほどよく頭に残るのです。
③見開きの罠にかかるな!
問題と解説が見開きだから、効率はすごくいいんです。ただ、分からない問題が続くとついつい早々と解説に目が行きがち…。癖になると分かったつもりになってしまいます。そうしたときは付属の赤シートを活用してください!大事な部分は、もちろん目に見えないようになります。欲に勝たねば、受験には勝てません。
それぞれ3つずつ良いところと注意点をまとめてみました。
これを踏まえたうえで、取り組む前にする準備はコレ!
1. 基礎固め
2. 参考書もセットで用意
3. 英語・欲・受験に勝つという根気強さ
わたしがこの即ゼミを手にしたのは高2の春ですが、実際に使えるようになったのは高3、間近だったと思います。当時の自分の経験からも、基礎固めは早いに越したことはないといえます。英語が得意だと話していた友人は、初めから難なく即ゼミを使いこなしていました。今考えれば、基礎ができていたのでしょうね。
わたしがポイントチェックで参考書を開いていた時間も、次の即ゼミ演習の時間になっていたと考えたら、基礎ができるだけで本当に差が大きくつくことがわかります。(もっと早く気づきたかった…笑)
初歩さえ固められれば、いくらでも高みに挑戦できますから、それだけは忘れずに!もうそこは自信あるよというアナタ、即ゼミを十二分に活用して、受験に勝ってくださいね(*^^*)
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ