【英語】解説の良さに感動!The Rulesシリーズ 英語長文のおすすめ参考書!レベル別の使い方

こんにちは!MARCH過去問数学で満点を何度もたたき出した、Nodokaです!

今回は、数学ではなく、私が苦手だった英語をどう克服したのか紹介します!


英語が苦手な人は、どう読んだらいいかわからない...自分が何ができてないのかわからない...という人が多いと思います。私もその一人でした。しかし私は「The Rules」という参考書を使って、苦手な英語を克服しました!今回は私の体験談から、レベル別の使い方まで、「The Rules」について細かく紹介していきます!


「The Rules」って?

「The Rules」はスタディサプリの講師として有名な関正生先生が書かれている英語長文対策問題集です。入試基礎から入試最難関までの4つのレベル別で、旺文社から出版されています。関先生は、英文をなんとなく読み解くのではなく、根拠をもって読み解くことができるようになるのを目標に英語を教えられているため、とてもわかりやすく、実践的な解説が多いです。このほかにも、100冊以上の著書があります。



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本の内容についても紹介していきます。問題集と解説集に分かれていて、解説集のほうは分厚く、丁寧な解説を読むことができます。問題集については基本的には各大学の過去問が多く、たまにオリジナル問題がはいっています。問題形式はバラバラで、選択問題から穴埋め問題、記述問題まで幅広く出題されています。時間は、それぞれの問題で自習するときの目標時間と試験本番での目標時間が設定してあるので、本番を意識した時間配分をすることもできます。


私は受験期の9月中旬から「The Rules」を使い始めました。きっかけは、英語が得意ではなかったため、参考書選びに苦戦しているときに、オススメの参考書があると聞いたことです。スタディサプリは以前から使っていて、関先生の英語の教え方が自分に合っていたため、この「The Rules」という参考書も期待しながら使っていました。

問題自体は、ほかの英語問題集とそれほど大差はないと感じました。各大学の過去問の中から良問を集めた問題集となっています。難易度はレベルによって変わるので、自分の学力に合ったレベルの本を選んでください!学力別の本の選び方は記事の後半でお伝えします!


「The Rules」を使い続けようと思った決め手は、解説です!!!解説集がどの参考書よりも使いやすく、わかりやすかったです!

以前から、英文の問題集は使っていたのですが、解説が十分でないものが多く、自習しづらいものばかりでした。特に英文和訳の問題は、文構造を理解するだけでなく、単語、文法、構文といった幅広い知識が必要となります。そのため、和訳と少しの解説だけでは理解できないものが多く、複数の参考書を並行して使いながら自習していました。しかし、解説にのっている和訳は意味をわかりやすくとれるように意訳してあるものが多く、自分の和訳が正しいのか判断するのに時間がかかっていました。このように、なかなか自習に適した参考書を見つけられず、英語に苦手意識があるまま参考書を進めていました。

そこで、「The Rules」を使い始めて、とても使いやすく感動しました!解説の流れとしては、

1.問題の解答

2.問題で使う【ルール】の解説

3.問題ごとの解説

4.本文の文構造の分析

このようになっています!特に、文構造の分析では、主語・動詞の確認、和訳、語句、文法・構文と細かく文を分けて解説してあります。つまり、これ一冊で文構造だけでなく、単語から文法までの知識も確認できます。加えて、解説が細かいので自分の回答が何割あっていたのか、自分の知識、学力として何が足りないのか、自分で確認することができます。

この点において、「The Rules」はとても使いやすく、自習に適した参考書となっています。


「The Rules」の自己流進め方

私は9月から「The Rules」を使い始めましたが、もっと早く使い始めればよかったと思っていました。なので、英語の基礎知識がついた時点で「The Rules」を解き始めることをオススメします!


受験本番まであまり時間がないけど、英語の点数をあげたい!って人、大丈夫です!受験本番まで時間がなかった私の、当時の「The Rules」の解き進め方を紹介します。まず、解き始める前にいつまでに終わらせるか、そのためにどのくらいのペースでやるかを自分で決めました。私は年内に【ルール】を自分で使いこなせるようにしたかったので、レベル2.3の2冊を年内に終わらせるのを目標にしました。

レベル2のほうはLesson1から順番に解き進めました。解いて丸付け、【ルール】の確認に1日、解説の読み込みと復習に1日かけ、Lesson1ごとに2日使い、週2~3Lesson分進めていました。Lesson1つごとに2日かけていた理由は、解説を読み込むほど自分でしっかり理解できると思ったからです。また、1日置くことで【ルール】の記憶定着につながると考えていました。解説のボリュームも結構あるので、読み込み、理解にしっかり時間をかけることをオススメします!そして、試験本番でも確認したい【ルール】はメモ帳に書き留めるようにしていました。そうすることで、試験直前に確認すべきことが明確になり、不安解消になりました。これは、英語だけでなく、ほかの教科でもオススメします!試験直前に確認したいことを、日頃の勉強の中でノートなどに書き留めておきましょう!試験間近になったときに「本番直前に見直すものを作らなきゃ...」という不安もなくなります。日頃の積み重ねが出来上がるので、自分の見直しすべきところが明確になります!こうして約1か月半かけて、11月末に「The Rules」のレベル2を完成させました。


レベル2のほうで少し時間がかかってしまったので、レベル3のほうは【ルール】はしっかり確認しつつ、問題のほうは自分の苦手な問題形式の分だけ解くようにしました。12月末までに【ルール】だけは各問題の解説を見て確認し、問題のほうは全体の3分の1ほど解きました。レベル2でも最初に【ルール】だけ確認して、それを実践的に使って問題を解き進めていくのもおススメです!【ルール】がより定着しやすくなると思います!


「The Rules」を解き始めた当初は、英語が苦手で、感覚で読んでいる印象でした。しかし、「The Rules」のレベル2を半分解き終わったあたりから、英語に対する意識が変わりました。今まではなんとなく、雰囲気で読んでいたところが多く、間違っていても、具体的にどこが間違っているのか、自分は何が足りなくて間違ったのかがわからないままでした。しかし、【ルール】を意識して解くようになってから、英語長文をゲームのような感覚で解けるようになっていきました。この意識の変化は、私の中で大きな変化でした。英語を読むのが苦でなくなり、楽しくなりました。もっと早くこの意識があれば...と感じました。だからこそ、これを今読んでるみんなには早く英語を楽しいと感じてもらいたいなと思います!


「The Rules」の推しポイント!

これまでたくさん「The Rules」のおすすめポイントを伝えてきましたが、1度ここでしっかりまとめてみたいと思います!推しポイントは大きく3つ!!

1.自分の学力に合わせたレベルが選べる
2.すぐに使える、実践的な【ルール】
3.解説がとても詳しく、自習しやすい


1つずつ詳しく紹介していきます!

まず1つめは、レベルが選べるところです!「The Rules」は4つのレベル別に分かれています。

1→入試基礎

2→入試標準

3→入試難関

4→入試最難関

志望校や自分の学力、時期によって自分に合ったレベルのものを使うことができるので、とても便利です!必ずしも1から始めなければならないわけではなく、学力次第では2や3から始めたり、4だけやったりしても大丈夫な構成になっています!

オススメは夏休み前に、1の入試基礎からやることです!過去問や模試が本格的に始まる前に、基礎的な【ルール】がはいっていると、長文がとても解きやすくなると思います!


2つめは【ルール】がとてもわかりやすいところです!各問題で紹介されるルールは具体的に書いてあり、とても実践的なので、次に問題を解くときからすぐに使えるようになります!

それぞれの問題の解説のほうに【ルール】が紹介されていますが、本紙の最初のほうのページにすべての【ルール】がまとめてあるので、先にそれを確認して問題を解き進めるのもいいと思います!そうすることでより早く【ルール】を使いこなせるようになります!


3つめは素晴らしい解説です!やっぱり参考書を自習として使うときに、最も大事なのは解説の充実度だと思います!解説がわかりにくかったり、ほかの参考書も併用しないと使えないものは、勉強しづらいですよね。英語は特に、場面によって単語の意味が異なったりと、自分だけでは確認しづらい部分もあります。答え合わせや復習の時にストレスがたまってしまうと、勉強へのモチベーションも下がってしまいます...なので参考書の解説はとても重要です!「The Rules」はとても詳しい解説がついているので、これ1冊で自習が完結します!長文全体をパラグラフごとに区切って単語、文法・構文を解説しているので、英語が苦手な人もここでしっかり確認することができます。

このようにとても解説が詳しいので、自分が何を理解できていなかったかをすぐに把握できますね!加えて、ほかの問題に応用できる【ルール】も紹介されているので、とても親切ですね~!この解説は私も使って本当に感動したので、ぜひ英語で悩んでいる皆さんには手に取ってみてほしいです!


結局「The Rules」はいつからどれを使うべき?


「The Rules」は4つのレベルがあり、どの時期、どのくらい力がついたときに使うべきか迷ってしまいますよね...ここからは、私の当時の成績を交えながら、学力別のレベルと、使い始める時期を紹介したいと思います!参考書選びに悩んでいる人は、参考にしてみてください!


「The Rules」を使い始める目安としては、単語、文法、構文を8割程度理解していて、英語長文が読めるようになっていることです。

それぞれ詳しく見ていくと...

・単語→ターゲット1900や速単、シス単などで8割以上覚えている

・文法・構文→Vintage、フォレストなどで基礎文法を把握している

という感じです!

「The Rules」の1は、上記の文法が理解できていれば取り組み始めていいと思います!できるだけ早く「The Rules」に取り組み始めるのをオススメします!


私の受験期の「The Rules」の使い方

英語の成績の変化

受験期9月の成績:69/100 (河合塾 全頭共通テスト模試 英語リーディング)

共通テスト本番:75/100


共通テスト明けから解き始めた私大過去問では得点率が、

中央大学:65%

青山学院大学:75%、81%

になりました。もともと英語が苦手な私がここまでとれたのは「The Rules」の影響が大きかったと思います!


もともと英語は得意ではなかったので、7割を安定して取れることを目標にしていました。模試では結局、7割越えすは9ることはなかったのですが、共通テスト本番では7割以上とることができました!


私は、9月中旬から「The Rules」の2を使い始めました!1テーマにつき2日かけて復習し、11月末に終わらせました。問題のレベル感としては、共通テストレベルのものが多かったです。そのあと、「The Rules」の3は、12月前半までと共通テスト終わったあと1か月ほど使いました。時期的にも時間があまりなかったので、「The Rules」の3は、まず最初に【ルール】を全て確認してから、問題を解き進めました。こうすることで、模試や過去問を解くときにも【ルール】を意識した解き方ができたので、よかったと思います。夏前から「The Rules」を解き始め、時間がしっかりある場合は、問題を解いてから【ルール】を確認することをオススメします!夏以降から使い始める場合は、先に【ルール】を確認して、ほかの問題でもできるだけ早く【ルール】を意識して使えるようにするといいと思います!


ここまで、たくさん「The Rules」について紹介してきました。英語の勉強について悩んでいる人、英語の点数を伸ばしたい人に使ってほしいです!ほんとに英語への意識が変わります!ぜひ、本屋さんなどで、1度手に取ってみてください!


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英語長文参考書の最新定番!The Rulesシリーズで入試レベルの長文力をつけた方法 - イクスタ

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過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。

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