英語のケリがつくと受験勉強がスムーズになる
中央大学文学部教育学科のエースです。みなさん、受験勉強を始めるにあたり必要なことは何でしょうか?それは「英語の早期完成」です。英語は受験でほとんどの大学が使い、配点も高い教科であることもそうですが、古典や社会、理科に比べ得点が伸びづらい教科でもあり、しかししっかりと基礎と応用のステップを踏めば、最も伸びる教科だからです。
◇この記事の目次◇
●英語の早期完成とは?
では「英語の早期完成」の定義は何でしょうか?センターレベルの模試を受けてくれると分かりやすいのですが、高3の4月の模試で難関国立・早慶上智志望なら160点~180点、MARCHは140点~150点、日東駒専なら110点~120点が合格者平均得点と言われています。
もっと詳しく見ていくと、英語の大問2番が文法問題になっています。2番の配点は44点。つまり英語の大問6つの中で最も配点が大きく、文法がいかに重要であるかわかります。この大問2番で8割以上の得点、つまり36点以上取れると英語の基礎が完成していると言えるでしょう。
●英語のケリがつくと他教科の成績も上がる!?
英語のケリがつくとさらに他教科の学習へもいい影響を及ぼします。例えば社会科目や理科科目へ時間を多く割くことができます。平日は学校や部活、休日も部活があれば1週間の勉強時間は限られます。英語のケリがついていれば、一回の勉強時間で多くの時間がかかる社会や理科の勉強が夏休み前から開始できます。
一方、英語のケリがついていないと夏休みまで英語の基礎勉強、夏休みに社会や理科、国語、数学を詰め込もうとして焦る、すると英語まで不安になるという負のスパイラルに陥る可能性が大いにあります。英語のケリがついているか、これは受験に関して死活問題であることが分かっていただけたでしょうか。詳しい勉強法は他の記事を参考にしてください!
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イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。

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