【英文法】ボロボロの英文法をMARCH全勝まで引き上げた3冊の参考書と勉強法
こんにちは!明治大学商学部2年のダイキです!
自分は高校三年の時に文転し、5月から受験勉強を本格的に始めて、明治大学商学部・政治経済学部、法政大学経営学部に合格する事ができました。受験勉強を始める前までは日本史や国語の高校での範囲はほぼ0からのスタートでした。高校もクラスの20%くらいしか一般受験しないので大学受験の知識もほぼなく、5月の駿台共通テスト模試で偏差値45でした。
そんな偏差値カースト下位だった自分がどうやって結果を出せるようになったのかを紹介していきます!
今回紹介していくのは英語の基礎である英文法の勉強についてです!長文が読めれば大丈夫だと思っている人も多いかもしれませんが、英文法を疎かにしていると細かなニュアンスの違いで意味を取り違えてしまいますよ。
高三の春から受験勉強を始めると仮定して勉強法を紹介していきます。(高三から受験勉強始めるってだいぶ遅いですけどね…)
1.英文法学習のスタートはこの一冊
大岩のいちばん初めの英文法
これから受験勉強を始めようと考えている人向け。とにかくまずはこの参考書を完璧に理解できるようにすることをお勧めします。
使い方:
完璧になったと言える基準は、各テーマの中身を自分でしっかり説明できるようになるというレベルまで持っていくことです。(例:第3文型はSVOの形をとり、Oは目的語だからVには必ず他動詞がくる。I become a professor.のbecomeは自動詞でS=Cが成り立つから第3文型じゃないや。などなど)
参考:大岩のいちばんはじめの英文法はいつまでに完成させるべき?レベルや問題数、使い方は? - イクスタ
補足:
受験生でありがちな例が、自分の学力を過大評価して実際の学力よりレベルが高い参考書に手を出してしまうという例です。そりゃあ自分の背の丈に見合わない参考書にいきなり手を出しても身につくはずがありませんね。煩わしいと感じるかもしれませんが、まずは基礎を固めましょう。よくいわれていることですが、基礎を疎かにしていては大学受験では太刀打ちできませんよ。必ずどこかで行き詰まります。
時期:
4月中
2.基礎が固まってからの参考書(どれか一冊でいいですよ)
Next Stage
Vintage
Scramble
基礎知識を固めた後の参考書。実際にアウトプットし、問題で出されたときに答えられるようにする。
Next Stage:中堅〜Marchレベル
Vintage:March〜早慶レベル
Scramble:March〜早慶レベル
使い方:
この中のどれか一つを選んで使いましょう。(ときどき複数やる人がいますが、個人的には二冊目に時間をかけるなら長文読解などに時間を使うべきなのではないかと思います…)
できた問題、間違えた問題にそれぞれ○×をつけながらひたすら周回していきましょう。なお、何回も連続で丸がつくようになった問題は飛ばしてしまっても良いと思います。(根拠を持った回答のうえで、丸が連続で3回つくようになったなど) わかっている内容を何回も繰り返すってアホくさいし、その分苦手な問題の確認に時間をかけるべきだからです。優先順位が低い勉強は省いていくべきだと思います。
ここで注意したいのが、周回するうちに答えを覚えてしまうため、脳死で回答してしまうようになる恐れがあることです。回答するときは必ず一歩立ち止まって、なぜそういう答えになるのか自分で理由を確認しながら進めるようにしましょう。
ちなみに僕は受験生時代Vintageを使っていましたが、苦手な分野、問題に関しては20周くらいしたと思います。
補足:
大学受験の英文法はこれら二つのステップを丁寧に踏んでいけば基本的にはOKです。英文法で悩むことはほぼなくなると言っても過言ではないと思います。完璧になるまでやり続けましょうね。
時期:
4月〜夏休み前
3.最難関校の英文法対策に
大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法問題 1000[増補改訂版]
東大・京大や早慶などの難関校を目指している人向けの問題集。英文法問題の総仕上げを図る。
使い方:
2で紹介した通り、丸バツをつけながら進めていくやり方で進めましょう。解説が豊富な問題集なので、合っている問題でもしっかり解説を熟読することをお勧めします。結構忘れていたことや知らなかったことが書かれていることも多いはずです。
補足:
英文法の問題集の中でもトップクラスに難しいものになっています。今までやってきたステップを踏まずに挑戦するのはまず無理でしょう。基本がわかっている前提での解説なので、解説を読んでもわからない場合は、一旦前の参考書に戻ってその単元の文法・語法を軽く復習しましょうね。(直前期に英文法の総復習的な感じで使うのも良いと思います。これ以上英文法に時間をかけられない、英文法は基本的なことが抑えられていればよいという人に関しては、無理してやる必要はないでしょう。)
時期:
夏休みから〜直前期
今回の記事は、自分が以前書いた
> E判定から約10ヶ月で明治に逆転合格、Marchほぼ全勝した自分が、これから受験英語を本気で始める人にすすめる参考書と勉強法 - イクスタ
の(2)英文法の内容をベースにしながら書いています。こちらの記事にも具体的な使い方が書かれているので参考にしてみてくださいね。