難関大を目指すなら避けられぬ道!【英文解釈教室】で一文読解を極める
こんにちは!横浜国立大学教育学部のまちるだです!
英語はほとんどすべての大学で入試必須科目となっており、またどこの大学でも配点が高くなっている傾向があります。英語ができて入試に損なことはない!!ということで、今回は、
①英語が得意!
②難関大でも英語を武器にしたい!
という受験生に、英文解釈のおすすめの参考書の紹介です!
※英語がまだ得意ではない…という方は、ぜひ基礎を固めてからもう一度この記事を読んでください!英文解釈は難易度が高めです。
◇この記事の目次◇
英文解釈が難関大学対策に重要な理由
英文解釈とは、英文の構造を正しく理解したうえでそれを読むということです。
わかりやすくいうと、どこまでが主語なのか、どれが動詞か、補語なのか目的語なのかを理解しながら英文を読んでいくということです。
共通テストなどのあまり難易度の高くない文章は単語、文法の知識があれば読めると思います。しかし、早稲田などの最難関私大の英語となると、単語の意味はわかるのに英文の意味がわからないということが起こり得ます。
この原因は、慣れない話題だったり、書かれている文章の内容に関する背景知識がないことが挙げられますが、その原因うちの一つに英文解釈力の不足も挙げられます。
英文解釈力が身につけられれば、最難関大学の英文も理解しやすくなる!ということですね。今回は実際に私が受験生のときに英文解釈力を上げるために使っていた参考書を紹介します。
その名も英文解釈教室!
*英文解釈の参考書に英文解釈教室を選んだ理由*
はっきり言って、この英文解釈教室をやり切るには相当な根性がいります。
分厚いうえに、白黒のレイアウト、内容がちょっと難しめ!
なぜ私がこの英文解釈教室を選んだかというと、カラフルな参考書よりも白黒のほうが好みだったから、ネットで英文解釈教室を使って成績をあげたという書き込みをみたから、分厚い白黒の参考書をやっていると勉強してる感が出るから(笑)、などとあまり深い理由はありませんでした。
ただなんとなく気に入ったのでこの参考書に取り組み始めました。取り組んでみると英文解釈の分量の多さに嫌になりかけることもありましたが、しかし実際にこの参考書を使ってから難しい文章を読むことにあまり苦労をしなくなったと感じました。
*「英文解釈教室」どんな参考書か*
どんな参考書か、一言でいうと、さまざまなタイプの英文の解釈の仕方が学習できる!参考書です。
構成としては、that節や倒置形、関係詞、比較級などの文法ごとに15章に分かれており、その一つの章がまた更に2~3つの細かい項目に分かれ、より詳しい説明が載っています。
各項目ごとには10個ほどの例文が載っており、最後の少し長めの例題でこれまで勉強してきたその分野が身についているかを確認することができます。
自分の頭で考えながら英文解釈の力をつける
この英文解釈教室に、この参考書の狙いは「筆者とともに考えることを通して、英文解読の際の姿勢の確立をはかることである」と述べられてあります。実際に英文解釈教室は、問題があってどんどん解いていくという問題集タイプではなく、一つの問題や英文の解説がたくさん書いてある参考書タイプのものです。
語りかけてくれるような文体で書かれているので読みやすく、自分の頭で考えながら学習を進めやすくなっていると思います。先に述べたように、さまざまなタイプの英文の解釈方法が載っているので、この1冊を通すことで「英文解読の際の姿勢の確立」はしっかりできると思います!
英文解釈教室の特長
メリットとしては、何度も言いますがさまざまなタイプの英文の解釈方法が学べるということ、デメリットとしてはそれゆえに分量が多くなるため途中でいやになってしまいかねないということ、内容が少し難しいということですかね。
しかし、本書との相性の良し悪しもあるかもしれませんが、これをやり切り、吸収しきったときにはもう英文解釈の神になっている!と言っても過言ではないのでしょうか…!(笑)
英文解釈教室はおすすめの参考書ですが、英文解釈はこの参考書だけではありません。他の英文解釈の参考書や英語長文読解のおすすめの参考書を紹介している記事があるので参考にしてみてください!
*「英文解釈教室」の具体的な使い方と勉強法*
実際の私がやっていた英文解釈教室を使い方のの紹介です。(参考程度に!)といっても、特に使い方に工夫をしていたわけではなく、スタンダードな使い方だと思いますが(笑)、
- 解説を読んで理解する
- 読んだものを声に出して音読する!
です。
1.解説を読んで理解する
とにかく読む!読み込む!英文解釈教室は難易度が少し高いので一度読んだだけでは完璧に理解することはできません。理解できても何度も何度も読み込むことで、理解度が上がると思います。わからないところは自分なりに解説を書き込んだり、単語をチェックしたり、そんなこともしながら読み進めていきました。
2.読んだものを声に出して音読する!
そして、その理解したものを音読する!英語学習において音読はとても重要であるとよく言われますが、私はそれは本当だと思います。頭で理解したものを発音したり、発音したものを耳で聞いたり、五感を使うことで理解度や定着度がUPします!そのため、私は英文解釈教室に出てきた英文はすべて音読していました。
全文覚えようとはしませんでしたが、音読することで難しい英文の英語のリズムや感覚を身に付けられたと思います。
英語学習において音読は本当に重要です!英単語、英熟語なども音読して覚えたほうが効率が上がります。もっと詳しく音読の勉強法について知りたい人は以下の記事をチェックしてみてください!
難関大に合格するために必須な英文解釈の能力
やさしい英文は読めるようになったから少し難易度の高い文章を読めるようになりたい!得意な英語に磨きをかけたい!という受験生はぜひ参考にしてください!難しい英文を読み込めるようになるためのおすすめの参考書でした!
この記事で紹介した記事
参考:・レベル別で紹介!配点が大きい英語長文を制するおすすめの参考書 - イクスタ
参考:・【再更新】英語の偏差値、65から78に上げた音読の勉強について - イクスタ
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